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エディの2007年AV計画
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(2006.12.29) |
「エディのシアター歴」で2006年に買ったものを見てみると、 ビジュアルにオーディオに充実した年だったのだなぁと思う。 4月に地上デジタルが到来したのを待って「RDZ−D70」を購入。 普段よく見る番組がハイビジョンで見られるようになり、 ハイビジョンが当たり前という生活になった。これは非常に大きなことだ。 解像度が高いのは当然のことながら、ダイナミックレンジが広く高いコントラスト、 色域も広いから発色も鮮やか。もうアナログ放送には戻れない。 D70はXMBで操作性も非常に良く、デジカメ画像を取り込んで ムービーを作る機能も非常に面白い。よく出来たマシンだと思う。 3月には液晶プロジェクターを2年ぶりに「LP−Z4」にチェンジ。 ニュートラルな色再現が得られたことが大きかった。 HDMI端子がついてハイビジョン放送との親和性も高く、 何気に電動スライドカバーは有難みを感じる。 よせばいいのにウエストレイクオーディオのスピーカーとの交換企画で (コラム「ウエストレイク×モニターオーディオ!」) 音質の違いに気がついてしまって、企画直後の8月に プリメインアンプ「PMA−1500AE」を購入した。 「さすがプリメイン」と言わしめる実力に驚いた。 プリメインアンプをサラウンドシステムの中に組み込むためには プリアウト付のAVアンプにする必要があったので、 10月にAVアンプを「AVC−1630」にチェンジ。 ピュアオーディオ重視のWアンプ構成となった。
さて2007年、エディのシアターにはどのような変化が起きるのであろうか。 まず目を付けているのがビクターの「DLA−HD1」である。
まだ発売前だというのに(2007年1月末発売)話題沸騰、 ウェブサイトでも専門誌でも各所掲示板でも大騒ぎを起こしている。 私も何度か映像を実際に目にしたが、凄いの一言だ。 プロジェクターにとって最も重要なファクターである「黒」をここまで 出していて、レンズシフトや本体色を白黒から選べるなど気配りもされていて、 80万円というプライスはバーゲンだ。そりゃ騒ぎにもなる。 本機を目にしてからというもの、「LP−Z4」の黒浮きが気になるように なってしまった。明るいシーンでは不満はないものの、 暗いシーンが多い「ダビンチ・コード」では常時「あー黒が浮いてるなー」と 思いながら見てしまうし(笑)、「のだめカンタービレ」なんかも 明るいシーンでは不満なく見られるものの、夜のシーンとか、 発表会のシーンではピアノや客席の黒まで気になってしまう。 欲しいのはヤマヤマ。でも、50万後半〜60万台という価格は 価格対性能比で言えば安いのだが、絶対的な金額としてはやはり高いので そんなに易々と踏み切れるものではない。 まあ車を買うことを考えれば全然安いんだが・・・この辺りは小心者。 HD1は「フルHD」だから凄いのではなく、そのコントラストが凄いのだが、 「フルHD」という点に注目すれば選択肢は他にもある。 (コラム「フルHDプロジェクターはどれを選ぶ!2006冬」) 同じLCOSを使ったソニーのVW50は液晶タイプよりは高画質で、 HD1の登場によってさらに値が下がったため今では40万円台でも買える。 でもそれならあと10万円積んでHD1だなぁ。ここで10万円をケチる意味はないだろー。 液晶タイプも価格と性能のバランスは取れていると思う。 30万円中盤あたりの値をつけているが、これも微妙な立ち位置だ。 LP−Z4から乗り換えするモチベーションはさほど上がらない。
フルHDプロジェクターも、フルHDのソースがあって初めて活きる。 ハイビジョン放送をDVDにムーブすると、やっぱり「がっくり感」がある。 地上デジタルを録画した「NHKスペシャル」「世界遺産」「のだめカンタービレ」などは まだHDDに残したままだ。やはりハイビジョンのまま残したい! ということでハイビジョンディスクレコーダーは今すぐにも欲しいくらいだ。
Blu−rayとHD−DVDの争いについては、 個人的にはBlu−rayの方で決まりと思っている。 Blu−rayは現在ではソニー、松下、シャープが商品化していて、 来年にはパイオニアやビクター、三菱・日立なんかも商品を出してきそう。 選択肢が多いことはやはり有利だし、商品力も上がるしコストダウンも進む。 PS3の影響もあるし、現時点で容量が多いことも大きい。 松下の廉価機「DMR−BR100」は15万円程度になっているが、 まだ高いし、商品としては一般向けで、私にとっては正直魅力的ではない。 ソニーの廉価機「BDZ−V7」は20万円程度になっている。 内容としては二層記録に対応していないことが取り沙汰されているが、 地上デジタルを3時間録画できる、二層ディスクは割高ということを考えれば 致命的なキズにはならない人もいるのではないか。 そしてこの点を除けば、非常によくできたモデルだと思う。 来年の秋頃にはBlu−ray機が10万円を切ってくると睨んでいる。 私としては、ソニーが二層記録に対応して12万円くらいになった時点が 買い時と思っている。とにかく、性能が上がって価格が下がるということが しばらく続きそうだから、お金をドブに捨てるようなことはしたくない。
ということで、映像機器は常にチェックしていつでも手を出せる状態にしておく。 普段テレビを見るのは今でもブラウン管。「AV−28AD1」がまだ現役だ。 最近では、ハイビジョンが映るブラウン管はもう販売されていないので、 これが壊れたら26〜32型では液晶しか選択肢がなくなる。 何にするかは壊れたら本腰入れて考えることにしよう。 オーディオ系は、今年大きな変化があったから、さすがに来年はないんじゃないか? SACDへの対応というテーマがあるのはあるが、ソソられる機種が10万円以下で 出てきたら考える。僕はどうもメカ系に魅力を感じるようで、 ソニーの光学系固定メカやパイオニアのターンテーブルメカや、 TEACのVRDSメカが好きだ。 といってあまりデッカいキカイは嫌だし、俺様を納得させるのは難しい?? しばらく「PD−HL1」とのお付き合いが続きそうだ。 スピーカーとは“エバーグリーン”な代物で、いつでも気になっている。 モニターオーディオ党としては、「シルバースタジオ1」の後継シリーズである 「Refernece Silver」シリーズ、憧れの上位モデル「Gold Signature」シリーズは 常に頭にあるし、はたまた「Bronze Reference」との比較もしてみたい、 などという妄想もあったりする。 「のだめカンタービレ」の影響でオーケストラを聴く時間が増えたが、 ブックシェルフだとやはりダイナミックレンジやスケール感が物足りない。 最近気のせいか、「トールボーイにしなよぉ」という幻聴が聞こえるようだ。 だがトールボーイにしても、8畳の部屋でも十分に鳴らせるのだろうか? 空間の余裕があって初めて活きるのではないか?という疑問はある。 また、部屋のスタイリッシュな感じが失せてしまうのではないか?という懸念もある。 AVに散財することばかり考えているのもアレで、 他のレジャーにもお金を使っていろいろなことを楽しみたいし、 この不安定な時代、手堅く貯金することも重要であるし、 お前28歳なんだから結婚のことも考えて貯金せーやと。つか嫁をはよ探せと。 ということで2007年、確定していることは何もないわけだが、どうなることやら。 |