A見積り・依頼先決定契約
概算で見積ってもらい、仕様、ページ数、サイズ等を相談しながら詰めて、決定すれば契約です。見積りの中で注意したいことは、修正した場合の費用です。例えば、自分で書いた原稿をデータで持ち込み、それを修正する場合や色校正が思った色と違っていた場合、再色校は費用が必ずUPします。見積りの範囲がどこまでかを最初に確認しましょう。
私はどのように作れば安くできるか分からなかったので印刷会社で働いている友人に相談しました。友人から社長に話しが通り、幸いにも快諾いただいて念願の写真集発行スタートとなりました。(2000年初) この会社は、出版社ではないので基本的にデザインやレイアウトはやっていません。勿論、外部に依頼することは可能ですが、費用を抑えるため自分ですることにしました。また、出版社ではないので販売も自分ですることとなります。
【モンゴルの風】制作記(3)
●この本の場合。
Bデータ作成(丸善印刷)2003年5〜6月
写真は、カラーはポジフィルムのマウント仕上げを渡すのが基本ですが、今回は無理をいってスリーブのまま使ってもらいました。プリントからでも写真分解できますが、色の再現性が悪いのが問題です。モノクロは、プリントからスキャンします。その他、切符やカードは現物をスキャンしてもらいました。最も時間が掛かるのがイラストです。自分で調べた撮影ポイント地図や機関車の絵を書き渡しました。自分の原稿が間違っていて修正が何度か発生しました。
■MACで写真分解中の森本さん
■今回お願いした丸善印刷さん