図書館で本を返却。 メダカ、水草、実験と自由研究の本。 カミサンがガリレオの学習漫画を借りていたので、 知識を連携させるために惑星の運行とガリレオの成果が よく分かる幼児向けの本を探してみたが見当たらず。
メダカを飼っているとグリーンウォーターは有り難い物だ。 エサをやらなくても水中の植物プランクトンを食って大きくなってくれるらしい。 素敵なイメージだが、衛生面で考えると雑菌だらけらしい。 言われてみれば、そらそうだ。 触った後には石鹸で手を洗う習慣をつけよう。
土などの底床を敷かず、水槽の底面を剥き出しのまま運用する水槽を ベアタンクと呼ぶ。 グリーンウォーターはベアタンクでよく発生し、 土の底床をすると浄化されて透明になってしまうようだ。 生体から出る窒素化合物を分解するバクテリアを定着させるために 土の底床を導入したのだが、メダカのためにはイマイチだったかもしれぬ。
土の底床をすると浄化されて透明になってしまうというが、 そのようになった水槽で土をかきまぜると緑に染まるので、 緑の成分が沈殿しただけのようだ。 ひょっとしたら浄化されるというよりは、 土の成分によって水が電解質になり、 コロイドが凝集して沈殿するのではなかろうか。
子供が入れるくらいのサイズの透明コンテナボックス回収。 昨日はフタなし状態で出ていたが、一日待ったらフタも出た。 狙い通りだぜ。 風呂で洗ってベランダで干しておく。 ベランダの園芸用品とアクア用品の整理に使うために持ち帰ったが、 実は子供の玩具などを入れるのに便利かもしれないので、 屋内での用途があるかカミサンに聞いてみよう。
たまに食べたくなる天ざる。 外食じゃなくて作れば良いじゃない、ということで作る。 ただし、天麩羅はスーパーの惣菜コーナーで調達。 昨日に買った食材のためか、イマイチの味だった。 出汁・醤油・味醂で作った麺つゆもイマイチ。
朝の登園でムスメに交差点中央の道路にペイントされているマークが何かと問われ、 自動車が右折するときの目安だよ、と答える。 道端に生えている草を指して「これは雑草?」と聞く。 雑草という概念は知っているわけだ。
ムスメはお当番だったようだ。 過度に確認することはやめたが、 与えられた責任を完遂しなくても何も問題ない、みたいな感じになっても困るな。 さあ、どうしよう。
六韜という古代中国の兵法書にある外交戦術に 「外交官が有能ならば冷遇し、無能ならば歓待せよ。 そうすれば有能な者は失脚し、無能な者が出世して、その国は弱体化するだろう」とある。 さて、蚊である。 容易に殺される無能な蚊もいれば、なかなか殺せず吸血を達成する有能な蚊もいる。 今、無能な蚊がいたとして、こいつを殺すべきか。 六韜に倣って 逃がして弱い遺伝子をバラ撒いて繁殖してくれた方が次世代は弱い蚊が増えてくれそうだ、 という理屈がつけられなくはない。 しかしまあ殺すわな。 違いは幾つか挙げられる。 弱い蚊であっても、繁殖すれば数が増える。 数は暴力であり、繁殖するのは人間にとって不利益である。 対して無能な外交官はそいつ自体が自国に害を及ぼすことは少ない。 蚊には蚊の社会からの出世と失脚の圧力がない。 人間側の意思が統一できず、自分が殺さなくても他の人が結局殺すだろうから、 自分の血が吸われるだけ損になる。 最大の違いはプレイヤーの数が多いことがに因ると言えるだろう。 そこで国の場合に改めて適用してみる。 最初のストーリーは 2 国でのモデルだと容易に成り立つ。 自分が、多数の国がある中の一国だとして、 自国では六韜に倣った待遇をしているとしよう。 しかし自分以外の多数の国で有能なものを厚遇して無能な者を冷遇しているのならば、 自分ところに有能な者が来なくて真っ当な外交ができず、 将来失脚する無能に過剰な支払いをするだけで 損になることが考えられる。
昨日作った麺つゆの残り半分があるので、天ざるリベンジ。 今日買った天麩羅はそこそこ美味かった。 やっぱり当日食わんといかんのだろうか。 蕎麦はぬれ麺よりも半生くらいで売ってる方が美味いイメージがある。
富山の学会にくっつけて福井の友達んところに遊びに行こうかと思っていたが、 ちょっと無理があることが分かった。 石川県の存在を失念していて、富山と福井が隣接県だと勘違いしていた。 今月からカミサンの仕事が増量してるし、遊んでいる場合じゃないというのもある。
学生の卒論を見てると、 本気で指導しただけあってそのままで学術論文に投稿できそうだ。 とりあえずこれを下敷にすればすぐに業績にできそう。 勿論学生と連名で書くが、指導内容的にも私が第一著者でも問題ないだろう。
こちらに越してきて、初めてゴキブリを発見した。 プランターの湿気がヤバいのか。
久々にカミサン・ムスコ組と一緒に家を出られた。
昔の事を唐突に思い出した。 幼い頃のある夜中、リンゴが食べたくなったので、母にねだった。 母は明日朝に出すから我慢しなさいと言ったが、 私は我慢できずリンゴ置き場からリンゴを取ってそのまま齧った。 当然、母に見つかった。 私は叱られることを覚悟したが、特に怒られるということはなく、 そのまま剥いてくれた。 3〜4歳くらいだったのかなあ。
子供の頃、父が 『 コーセー化粧品歌謡ベストテン』 というラジオ番組をよく録音して聞いていた。 当時の私には、「かようべすとてん」が何故 火曜ではなく土曜にあるのか釈然としなかった。
タマネギやジャガイモの皮などを煮て野菜スープを作り、 タマネギ、ジャガイモ、ベーコンを具材にした。 塩胡椒と少しの酢で味をつけたらめっさ美味かった。
ムスコ発熱。
ムスコの熱は座薬の効き終わりくらいで 38.6度。 高めの熱だが、それ以外はさほど問題なさそう。 知恵熱という奴かもしれない。 今日からカミサンが金曜日も出勤の予定だったのだが、そういうわけで行けず。
職場の近い分野の人でお互いに実験装置見学。 前々から見たいと思っていたウチの大学の造波装置の見学がようやく出来た。
カミサン出勤。 私が子守り。 ムスコが熱のため外出せず。 今日は子供2人とも起きる時間が揃ったので比較的余裕を持って動けた。 土曜日の余裕あるなしは、 彼らの生活リズムが揃うか否かにかかっている。 食事や昼寝などのタイミングが2人それぞれ交互にくると大変しんどい。
カミサンが「ねえす!早く食べなさい」と叱った。 続けて、ムスコが「ねえすー!」と真似したのが可笑しかった。
図書館で借りてきた実験の本。 カミサンが喜んで見ていた。 ムスメもやりたいと言ったので、実験タイム。 カミサン、ナイスだぜ。 ロウソクが燃えたあと空気が減って水が吸い上げられる実験。 蛇口から滴り落ちる水が静電気で曲げられる実験。 コップの中で着色した淡水が塩水と異なる層になる実験。
壊れていた電池式シャボン玉発生装置を作り直す。 しかし元々の出来が良くないので泡が出にくいし、 液をバカスカ使うのに、横から漏れて装置全体を液まみれにする。 素材のプラスチックも中国製の粗悪品によく見られるような硬くて脆い素材で壊れ易い。 頑張って何度も使い続けるほどのものではない。 まあ私以外の誰かがメンテナンスをするのなら任せるが、そんな人はいない。
「完璧にしないと意味がない」という思想は良くない。 周囲の人間からすれば 「完璧にしないと意味がないので感謝しない」という反応が返って来る事になり、 完璧にできない見込みが少しでもあるときには相手の為に骨を折る気がなくなる。 結果、自分に対して他人が手助けしてくれなくなる。 たとえ結果的に上手くいかなかったとしても、 まずはやってくれたことに感謝すべきだ。 こうすることで、他人の手助けを沢山得られることが期待できる。 だから「やってくれた努力に感謝すべき」という考え方を植え付けた方が 子供の人生を豊かにするだろう。
周囲の大人が子供の気持ちを代弁するというのはよく行われることだが、 危険性も伴う。 子供は周囲の大人の反応から、どういう考え方をすべきか、 どういう言動をすべきかという事を学ぶ。 大人の代弁を子供が聞き、子供が「そう考えるものなのだ、自分はそう考えていたのだ」と 思考が誘導される。 それが真っ当な思想なら良いが、悪なる思想や人生の為にならない思想ならば 子供の為にならない。 子供を洗脳するツールになりうることを意識した方が良い。
ムスコの湿疹が酷くなってきたので、 カミサンが夜に病院に連れていく。 ムスメはもう寝る時間になっていたので、21:00 に寝かせる。 テキパキ動かすために、 「早く寝る準備を済ませたら21:00 まで ダルマ落としを作れるよ」 ということにしてやった。 ムスメの誘導としては計画通り。 ただ、出来たダルマ落としは剛性がちょっと足りないので 結局あまり出来が良くない。
一人で寝られるか聞いてみたけれど、「ちょっとだけ、いて」とのことなので 横の布団で横になって一緒に居てやる。 とにかくよく喋る。 ふと喋りが途切れたと思ったらパタッと寝ていた。 眠りが深くなるまでじっと待っていたら、私も眠ってしまっていた。
夜間診療から帰宅したカミサンによると、 手足口病らしい。 ただピークは過ぎているっぽいので、明日1日くらいは保育園に行かずに様子見をしてくれ、 とのこと。
カミサンが早朝出勤。 ムスコの保育園に休ませる旨の連絡をし、 子供2人をつれてムスメのお送り。
ムスコの睡眠時間を最優先し、出る直前に起こして 帰ってから朝食を取らせるが、あまり食欲がない様子。 飲むヨーグルト 100cc 程度、 牛乳 50cc程度、 海苔巻きごはんを 2口強、 クッキー1枚の半分を食す。 3時間以内にカミサンが帰宅する筈なので、 強引な判断はせずに保留した。
ムスコを見ながら、集中力を要する仕事はしんどいので、 ピアノを弾いた。 モーツァルトのアイネクライネナハトムジーク(小夜曲) を練習。 子供向けの簡略楽譜で、3ページ中2ページ弱をほぼ暗譜。
早退してきたカミサンにバトンタッチで私が出勤。 13:00 の予定に何とか間に合った。
夜、小夜曲を思い出そうとしても覚えてなかった。 ちょっとずつ練習を重ねていく必要があるな。
カミサンがムスコを送った後、新しい職場に初出勤。 私はムスメを送って一度帰宅の後、昼に家を出て研究室合宿へ。 今年は雨の天気予報なので自転車やランニングでは行かず、電車とバスで。
路線バスに子供が乗ってきて、運転手と子供が「おかえり」「ただいま」と挨拶を交わし、 世間話に花が咲く。 微笑ましい。 喋るのが上手な女性ドライバーで、 住民密着の路線バスだと特にこういう人が適任だな。
勉強会、バーベキュー、懇親会。
大富豪のルールが私が子供の頃とは大分様変りしている。 手札に役がついていて、切り札がなくなっていた。 都落ちやチョンボ条項が多い。 私らの子供の頃は都落ちルールの普及期で、 適用しない場もしばしばだったような気がする。 都落ちなしルールでは最下位から這い上がるのがとても大変で、 強者はより優位になって固定化された階層社会のような感じになる。 都落ちありルールで8人くらいの大人数でやると、 トップ以外の7人の誰かが上がれば都落ちなので、 トップは保持できても精々3回くらい。 最下位は強いカードがなくても、何かと役のカードが残ったりするので結構上がれる。 そうでなくても3回程度我慢すれば 都落ちやチョンボをしたプレイヤーが最下位になって自分の順位が繰り上がる。 基本的に徐々に順位が上がって行き、 一気に最下位に落ちるという感じになる。 なんとなく、コツコツ頑張っていたらちょっとずつ良くなっていく感じがしていい。
ジョーカーゲーム。 坊主めくりの亜種と言えそう。 山札から一枚ずつ好きな枚数だけめくっていき、ジョーカーが出た人が負け。 ゲームとしての最善手はめくる枚数が最小の 1 枚にすることになる筈。 沢山めくった人に報奨が欲しい。 とりあえずは男気システムで勇気を称えるということで上手くいってたが。
インディアンポーカー。 昔、父に教えてもらったのは、5枚中1枚を額につけて、出来た手役で勝負みたいなのだった 気がするが、 どうも記憶違いだったようだ。 単純に1枚のカードの強弱を競う。
PiTaPa Lite こわれた。 尻ポケットに入れたままスポーツをしてはいけない。
合宿のあと、職場で雑務。 夕方から大雨。 たまたま合宿に備えてレインコートを持って来ていて助かった。
クーラーボックスを手に入れるべきだ。 合宿ではたいてい食材が余り、現地で捨てざるを得ないことがままある。 持ち帰ってざざっと作って学生にでも振舞えば皆が嬉しい。 それくらいの経済効果はすぐに見込める。 でも買う前に実家にあった筈のものを確認しよう。 姉夫婦の使用頻度が低ければ借りておくのもアリだな。 また、急ぎではないので廃棄物として出ることも期待できる。
エビの卵が孵化し、稚エビが生まれていた。 抱卵個体と水槽を分けていたのだが、 抱卵していないつもりの個体を入れた水槽でも稚エビが生じていた。 気付かないうちに抱卵していたのか。
風呂で鼻から息を出す練習。 普通に鼻まで水に沈めようとしたら、 ウチの風呂の水位が低すぎて、完全に仰向けになってしまって上手くいない。 俯いて顔面を水に浸す形でやってみたらいけた。 出来るだけ長く吐き続けるよりも、 20秒丁度で肺を絞って吐き切るようにするのが有効かもしれない。
現代の女性には、高身長な男性ほど魅力的に映る事が多い。 古代からそうであるならば、 男性はもっと高身長になるように進化したはずだが、そうなっていない。
ピグミー族が小さな体で適応したのは何故だろう。 アフリカ熱帯雨林での狩猟採集を生活の糧にしているが、 張り出した枝をくぐって移動し、獲物を狙って身を潜めるのには 低身長が有利だったと考えられる。 農耕でも、低身長である方が重心も低く、姿勢を安定させ易い。 日本人の足が短いのは稲作のせいだという話もある。 対して高身長すなわち巨体が有利になるのは、第一に戦闘だろう。 生活圏に侵入してくる野生動物や異民族などの外敵をやっつけるのに 有利だったと考えられる。 おおむね、生活において重要な活動をするときの対象が 自分に向かってくるか、そうでない(動かない or 逃げる)かで分類できそうだ。
長身のデメリットとして、成長するのにより多くの栄養と時間が必要で、 生存のために必要なカロリーも多くなるというということが挙げられる。 外敵がなければ、低身長のほうが生存に有利な場面が多い気がする。 現代の女性が 相手に高身長を求めるのは、無意識に襲ってくる外敵を想定しているか、 つがいとなる人に現代社会の対人競争であるスポーツで打ち勝つことを求めている、 ということかもしれない。
ムスメとムスコのそれぞれの保育園で運動会の日がバッティング。 とりあえずムスコをカミサンが、ムスメを私が担当することを提案するが、 ムスメが「かあちがいい」とだだをこねる。 ムスメは明らかに母親の方が好きだなあ。 いいよいいよ。 子供には当然で、健全だ。 朝と週末しかいないお父さんより毎日いるお母さんが好きなのが自然だ。 泣いてなんかないよ。 お父さんは見えない所で家族を守っている事に誇りを持っているのだ。
来週の学会で学生がポスター発表する。 優秀な学生なのでポスターもそつなくこなすかと思っていたが、思いの他難航。 卒論発表のオーラルは練習を重ねることで品質を保っていたらしい。 大変だろうけれど、デザインを考えるのは良い経験で、研究以外でも役立つスキルだろう。 そこで私はポスター発表の指導をほとんどやった事ないことに気付く。
iPad の電源がつかない……。 壊れてしまったか? 仕事で使うので次のタブレットを買おうかとも思うが、 さてどうしようか。 iOS よりも Android の方が好ましい気持ちがある。 それよか、Ubuntu が動くタブレットもあるだろう。 まあゆっくり考えよう。
子供2人を送る日。 ふいー。 ムスメ→ムスコの順で送った方が移動距離が短いので今日はこれでやってみたが、 次は逆にしてみよう。
iPad と同時に Nexus7 も付かなくなったので、電源を疑う。 職場の USB 充電器では iPad も Nexus7 も充電マークが付いた。 充電器が壊れていたか。 何にせよ、壊れたのが安いもので良かった。
土曜日のいつもの子守。 午前に公園に行くと、女の子がいた。 どうもムスメと英語保育園で一緒の子らしく、一緒に遊んだ。
帰宅して昼飯。 ムスコは昼食の終わりかけ時に自分でトコトコと寝室へ。 ちょっと横についていてやったが、そのまま寝そうだったので 腹にタオルケットをかけてやってそのまま放置したら勝手に寝てた。
昼食後、 ムスメに勉強しようぜと持ち掛け、繰り上がり・繰り下がりの計算ドリルをさせた。 まだやり方がよく分かってない様子で教えるのも難渋していたが、 帰って来たカミサンが教えるとすんなり理解できた。 私の教え方が良くなかったんだな。 カミサンの教え方を見ておけば良かった。 繰り上がりの筆算の細かい作法を私が理解していなかったために ムスメを混乱させてしまったのかもしれない。
ムスメはバジルやローズマリーの葉をそのまま齧る。 苦いけど美味しい、などと言う。 大人の味だと思って、背伸びしているのかな。
西区のスリーアイズ大会。 スリーアイズとは大阪市生野区発祥の易しいスポーツで、 床に書いてあるマークのところにボールを止め、ビンゴ的に揃った数で点数を競う。 我が家+姉夫婦の合計6人チームで出場。 1、2位勝ち抜けの5チーム予選リーグで、残念ながら3位で敗退。 帰りにピザ屋に寄って昼食。
帰宅して早々にカミサンがダウンして昼寝。 私は子供達と少し遊んで、 ムスコは何とか 15:30 ころに寝かしつけた。 私も眠く、居間の床でちょっとうとうとしたのだが、ムスメに叩き起こされた。 覚悟を決めてフローラルプリンセスのパズルをやった。
ムスコ→ムスメ→出勤のルートを選択。 ムスメ→ムスコ→出勤よりも総距離が長くなるが、 バギーを持ってムスコを連れ回す距離が短いこちらのルートの方が楽だということが分かった。
子供に筆算を教える機会がもう一度あれば、 桁ごとに塊を分ける教え方を試してみたい。 456 + 567 だったら、 400 + 50 + 6 と 500 + 60 + 7 とに分け、 桁毎の足し算をして、さらに合算する、という感じ。
セイタカアワダチソウはアレロパシーという性質を持ち、 他の植物の成長を阻害する物質を根から放出することでその地域の植生を独占する。 水草でもそのような性質を持っている物がいるという。 複数種類の水草を1つの水槽で育てていると、 多数派がより優勢に、少数派がより劣勢になることがあるらしい。 まあ 2ch の噂レベルの話なのであまり信じすぎてはいけないが。
発表資料の素案が出来た状態で職場を出る準備。 あとは現場で何とかする。 と思ったら、ノート PC に MS-Office を入れていないことに気付いて必死こいて インストール。 帰りの終電に乗ったところで、 学会の参加証などの忘れ物に気付く。 明日は一度職場に出て、それから出るか。
あるアクアリストが鬼怒川の水害に遭ったそうな。 水槽内の生物が水に攫われて自然に放流される危険があったため 危険水域になる前に外来種を踏み殺してから避難した、という書き込みがあった。 生き物を飼うというのは、それくらいの覚悟を持ってやらんといかんのだな。
「一度でも飼育環境に置いたものは遺伝子交雑が起きてなくても元の環境へも 戻してはいけない」 (きづき2015年08月18日) という立場について、少し考えてみた。 ブラックバスやブルーギルのように外来種が獲れてしまった場合がありうる。 この場合は飼育も持ち運びもできないし、元の環境に戻すことも禁じられている。 在来種であっても、 数が問題になることがありうる。 少数の個体を採集して暫く時間が経つと、 個体数がまた自然回復する。 その時点では自然のバランスで適切な数になっている筈だが、 手元で繁殖させた個体をその環境に放つことは、 その自然のバランスを崩す行為ともなる。 エビ十匹程度でバランスを崩すことはそうあるまいが、 百匹、千匹と数が増えれば問題になりうる。 その線引きが難しいということは、 少数でも問題がある可能性をゼロにできないということになる。 「一度でも飼育環境に置いたものは自然に戻してはいけない」 という立場にはやはり一定の理屈があり、 迷惑をかけてはいけないという立場からは安全である。 だが、心情と倫理からは修羅の道である。 食物連鎖の階級ピラミッドの下層にいる生物は繁殖力が旺盛だが、 その分殺さねばならない個体の数が多い。 殖えすぎた個体を無駄に殺すか、金魚などの餌にするか。 生き物を飼うというのが子供の情操教育に良いという言説があるが、 果たして本当にそうなのだろうか。 私は今、アクアリウムの世界の入口に立ち、その重みに驚いている。
ムスメを送るついでにムスコを散歩させ、帰宅。 丁度雨が降ってきた。 カミサンが買い物に行って帰宅するのを待ち、それから出張。 職場に忘れた参加証等は現場の受付で謝ることにした。 これを取りにいくためだけに2時間消費するのも阿呆くさい。
四角形の構造は角度の自由度があって剪断荷重に弱いため、筋交いをつけるのが定石。 さて立方体があり、6面すべてに1つずつ筋交いをつけたいとする。 辺を無視して筋交いだけに注目したときに、 一筆書きで筋交いを付けることができるか? たぶんできないと思うが、エレガントな証明が思い付かない。 (きづき2015年09月30日追記)
PDOS は価数を見れるのか。
ざざむしというのを食った。 ゲジゲジみたいな奴だが、佃煮にすると普通に佃煮味だし、普通に食える。 ただ、店で食うと高い。 農業的に生産する仕組みがないからだろう。
富山駅近くのホテルから富山大学へ歩いて行ってみたら、 30分くらいで行けた。
富山大学の生協食堂は米がめっちゃ美味い。 炊きたてか?炊きたてなのか? 学会で人が急に来たから炊飯ストックが尽きて急いで炊いたという予想も成り立つので、 この美味さが常態なのかはちょっと気になる。
学生のポスター発表は恙無く終了。 おおむね聞きに来ている人が多くて盛況っぽかった。
自分の発表が終わっていないのでやはり落ち着かない。
4:30 ころに起きて発表資料作成。 うん、10分間で発表できるように調整できた。 朝イチで発表なので早めに出ようと 7:00 早々に朝食を取る。 あらかた食い終わってさあ部屋に戻ろう、というところで たまたま同じ宿に泊まっていた恩師がやってきた。 時間に余裕があるしちょっと一緒に話していこうか。 「早起きして発表準備がようやく終わりましたよ。何度か練習して10分になりました。」 「10分?発表は15分だよ。」 「またまたご冗談を。え、本当?」。 ということで余裕がなくなった。 ゆっくり、丁寧めに説明することで対応。 実際の発表では 13分半くらいだったので、 まあちょっと短いけれど明日にはみんな忘れている程度のミスで済んだ。 その恩師がたまたま同宿だったこと、 朝食の時間が重なったこと、 話の流れで10分という数字を出したこと、 かなりの偶然でミスがカバーされたことになる。 ついでに言うと、発表資料作成がギリギリになってなければそんな話題にもならず、 現場までミスが発覚しなかった可能性が高い。 まあ気付かぬまま発表したとしても、 実害は精々座長にちょっと迷惑かけるだけで、大した問題ではないのだがな。 ただ恥ずかしいだけで。
PRL にリジェクトされた事を恩師に話したところ、 「物理的な考察が足りてない」というのはかなり好意的なコメントだそうだ。 データを追加し、考察を加えたら別の論文として再投稿するのはアリらしい。 くそう、そうだったか。 憧れの PRL に出せたのかもしれないのに。 まあこれも勉強だ。 次の成果を PRL に出せるように頑張るだけだ。 今の投稿をリジェクトされたらその方向で頑張るのもありだな。
帰阪。 サンダーバードで3時間座りっぱなし。 ケツが痛くなってきた。 ダイヤが乱れて到着が遅れた。 乗り換え案内の放送が頻繁に流れる。 鉄道関係の仕事の方々は大変だ。
子守りで公園。 シャボン玉、砂場、滑り台。 昼飯はうどん。
ムスメが Wii をやりたがった。 禁止するよりは飴にした方が良いと判断し、 ピアノ、ドラゼミをそれぞれ30分ずつやったらやってもいいよ、ということにした。 結局は時間がなくてできなかったが。
「つまったときは、1分間考える」、 「それでもだめなときは10秒間考える」だったかな。 ムスメが意外に良い事をメモ書きしていた。
義父母が白馬に旅行に行くので、 ムスメを連れていってもらう。 ムスコは距離的にしんどく、私とカミサンもムスコを見るために大阪に残る。
干してある洗濯物を指して、ムスコが「おとうさん」「かあち」「○○(ムスメ)ちゃん」 などと言う。 誰の服であるかを言っている。
風呂場の鏡を磨いてピカピカにしたのだが、 歯磨き粉を使ったことがカミサンの気に食わないらしい。 10円分もしないのだがな。 激落ち君というのを使えば落ちると言うが、どうだろうな。 年に1度程度という使用頻度的にペイするように思えない。 私は余計な物を持っておかずに、手元にある物を組み合わせてやることにも 価値があると思っている。 狭い住宅事情では物を持たずにいる方が整頓が楽で、広く家を使えるからだ。 それに歯磨き粉は量産効果で低価格化が進んでいるし、 万一人体に入ったときの害もほとんどないように出来ている。
子供の頃、夕食に何が食べたいか母に聞かれて「何でもいい」と答えると、 「『何でもいい』が一番困る」とよく言われた。 『フリーター家を買う』でもこのことが母親のストレスの一因となっていた。 だから私はできるだけ具体的な案を出すようにしている。
仮に全て理由なく問答無用に却下する人がいたとする。 これはまあカラ求人みたいなもんで、 その人は求めるようなことを言っておいて実は求めていないので、 真面目に付き合う必要はない。
ムスコが楽しそうに首を振って走る。 そういえば、私が保育園くらいの頃は首を振って走る方が速く走れる気がしていたな。
ピアノを弾くとムスコが歌う。 驚いたことに、ムスコは音程がちょっと入ってる。 ムスメが最初に歌ったときは、音の高低が分からずに強弱で代用していたのだ。 (きづき2013年02月09日)
ムスコの足の親指の皮がボロボロ。 長靴ばかり履いているので蒸れたのだろう。
ムスコの「すむぅい」は寒いの意。 ムスコの「いっしゅ」はティッシュの意。 私は「スーパー暑い」などのくだけた喋り方をすることが結構あるが、 これをムスコが真似して「すっぱん」。
奥琵琶湖へ。 義父母とムスメが白馬から、 私・カミサン・ムスコが大阪からそれぞれ出発。 我々は途中、時間調整も含めて 竹生島に船で観光に行く案があったが、 船の出発時刻に間に合わなかった。 マキノ高原さらさの湯の近くの川瀬で合流し、ムスメの川遊びに参加。 足裏の砂利が痛い。 次からは川遊びを考慮に入れてシュノーケリングシューズを持って行こう。 水は綺麗だが子供がガヤガヤしすぎで生き物は見つけられなさそう。 水の流れは、 ムスコがこけたら流される怖れがあるけれど、 大人が横について見ている分には丁度良い刺激になる程度。 温泉近くの丘にはテントが一杯。 このままキャンプするのだろう。 楽しそう。 川遊びのあと温泉に入って、 それから宿へ。
宿について荷物を下ろすと丁度夕食時。 食事、ビール、ワイン。 部屋で適当に遊ぶ。 ガラス壁のパントマイムをやったらムスメに「本当に壁があるみたい」と感心された。 再度風呂に漬かって 22:00 頃には寝た。
7:00 頃に起きた。 9時間寝たのでもうバッチリ。
朝食。 ムスメがなかなか食べ進まず。 義父母と一緒のときはお利口に食べていたと聞いていたのだが。 私達やムスコがストレスになっているのかもな。 親がムスコにかかりきりになっている不満があるようなことを、 義父母はムスメから聞いたらしい。 すまんなあ。 精一杯ケアしよう。
宿をチェックアウトし、帰途ついでの観光。 長浜城は車から眺めるだけにして、彦根城へ。 彦根城は木造天守閣が現存していて、堀もちゃんと残っていた。 守るための城という感じがして良かった。
矢座間、鉄砲座間の違い。 矢は弓で射るために、 上下に細長い切れ込みが必要。 彦根城では区別して呼び分けていた。
入った大手門橋と反対側の黒門橋から抜けて、玄宮園を見て、 堀の外をぐるっと回って駐車場に戻った。
高速に乗り、最初の SA で昼食。 お土産もここで買い、ここで義父母と別れた。 あとは順調に帰宅。
雨なのでトレッキングシューズで出勤したが、 途中で 靴底のゴムがベローンと剥れた。
ムスコはエレベータで関係ない階を押したあと、 ダブルクリックで消すところまで自分でやるようになった。 我々が言うように、「もー!」とも言う。
ムスコ、ムスメの順に送ったあと、一度帰宅して自転車で病院へ行き、 亡母の入院費領収証の再発行を受け取った。 東急ハンズの時計屋で昨日切れた時計の電池を購入。 電池だけ買うと 500円、交換してもらうと 1000円なので、当然自分で交換した。
ムスコの足の小指外側の皮がマメがつぶれたような感じでめくれていた。 靴のサイズが合ってないのだろう。 先週末に靴を買ったのだが、 ムスコが古い長靴をいたくお気に入りで新しい靴を履いてくれない。 ムスコは私に似て、幅広、甲高の足の形をしている。 そのため長さで靴を選ぶと横が窮屈になりやすい。
ムスコの靴のサイズは今 14.5cm。 生まれたときに 8cm だったらしいので、 大まかに 1cm/4ヶ月 の速度で大きくなっていることになる。
当初 7匹ほどいたメダカの稚魚は気がついたら数が減り、 今のところ 3匹が生き残っている。 徐々に大きく、泳ぎが上手になってきている。 当初 2cm くらいだったメダカ は 3cm 超くらいになっている。
日光に晒した水は数日で綺麗に緑水になるが、 さらに数日後は黄色くなる。 たぶん、植物プランクトンが一斉に繁殖したので寿命が同じ時期になり、 一斉に枯れるからだろう。 水を足して適当に運用しているうちに定常状態になると思われる。
査読者からびっくりするほど好意的な review が返ってきた。 改善の指摘を盛り込み、再投稿。
来週末はもう授業開始かよ……。
ムスメが来年通うことになる小学校の見学。 カミサンはいつも通り仕事だが、姉に応援に来てもらう。 主に姉にムスコを見てもらって、私がムスメという担当。
9:55 から 授業参観開始。 2コマ分参観できたが、1コマ分で十分だったかな。 去年卒園したムスメの一個上の個が 1 年生で授業を受けていた。 保育園の同級生も来ていて、一緒に遊んだりした。
同じく参観に来た子で、校庭で騒いでいる子がいた。 親が注意しろよ。 今、授業時間中だぞ。
説明会のあと、帰宅。昼食。 ムスメは昼寝の途中で机に突っ伏して寝てしまったので、 そのまま布団に運んで昼寝させた。
仕事から帰宅したカミサンは、また送別会で家を出た。 我々の夕食はトマトソースのスパゲッティ。
小学校の図工の授業で彫刻刀を使い始めたころ、 刃物は切れる方が怪我をしにくいと習った。 刃物による怪我は、切れにくいからと力をかけすぎて手を滑らせた時に生じる事が多い。 切れる刃物を使っているとその主要因を軽減できる。 極端に考えたらすぐわかる。 めちゃくちゃ切れる包丁とほとんど切れない包丁と、どちらが使い易く安全か。
包丁を砥ぐのをカミサンは嫌がる。 「切れすぎて指を切る」ということらしい。 道具の考え方が私と正反対だということだ。 我が家では包丁のメインユーザは私ではなくカミサンなので、 カミサンの不満を最小化することを第一にすべき。 「私は」だとか「一般に」だとか、カミサン以外の人に対する議論は無意味で、 カミサンが切れない包丁の方が怪我しないというのならば、 それに沿って準備してやるのが私の役目だ。
プリキュア。 洗濯物を干しながらナナメに見ていたのでちゃんとは把握していないが、 ファッションショーのために化粧に挑戦する話だったっぽい。 結局化粧じゃなくてスマイルが大事なんだよ、ということになった。 さて、プリキュアの変身アイテムが香水だったり化粧品だったりするわけだが、 この方向で進めると小さなお友達が加熱して本物の化粧品で遊んだりするかもしれない。 このような本物志向を抑制し、世の母親方に反感を持たれないようにするために、 「化粧じゃなくてスマイルが大事」というテーマを盛り込んだのではなかろうか。
金魚がアナカリスを食べなくなった。 飼育開始当初にブクブクの隙間からフィルターの綿をつついて引っ張り出していたが、 これもなくなった。 これらは環境が変わったことによるストレス由来の行動だったんじゃないかな。
カミサン早朝出勤で、 子供2人を送ってから出る。
iPod touch の web ブラウザに、 フレミング・マザーテレサ・運命・ベートーヴェン、 のそれぞれを検索したタブが残っていた。 ムスメだな。 こういう端末での調べ方を知っているのは良いことだ。
流体関係のプログラムを触らせてもらうことになった。
カミサンは明日の病院での検査に備えて、退勤後にムスコを連れて義実家に行った。
ということで今日はムスメが延長保育で私が保育園に迎えに行った。 夕食のメニューはラーメンという指定をカミサンから受けていたが、 ムスメがラーメンという話題にそれほど食いつかなかったので イタリア鍋と炒飯を試してみた。 しかしムスメはほとんど食わず、 イタリア鍋のベーコンとチーズだけ選んで食っていた。 カミサンに勧められた音楽番組を点けたらテレビに夢中になって食べなくなったという 側面もなくはないだろうが、 ムスメが食いたいと思える料理を提供できなかったのも 敗因の一つと認識しなければならない。 イタリア鍋は以前に出してムスメに喜ばれたこともあるんだがなあ。
普段は卵アレルギーのあるムスコがいるので炒飯が作れないので、 折角の機会なので作ってみたが、 全く手をつけられず。 ピーマンとか茄子とか入れてしまったので、若干野菜臭かったのが原因だろうか。 ムスメはニンニクが苦手というが、 若干のニンニクを入れた方が野菜臭さが消えたかもしれない。
今日はムスメだけなので1時間あれば出られるだろうと見込んで、 出発の1時間前までムスメを寝かせていたが、 結局ギリギリになってしまった。 かといって早く起こしたら解決するかというとそうでもない。 ムスメは時間の限りノロノロと食事をとろうとする。
論文受理に至り、編集者による最終修正の指示。
4年生の卒研中間発表に対する質疑応答は 専門的な質問しか意味がないみたいなことを言う人がいる。 そんな世迷い言は、 4年生になってからの半年間で専門家と言える所まで育ててから言え。
保育園にムスメのお迎え、 そしてスイミングに連れて行く。 先週休ませたし、2週連続で休ませるとムスメが行きたがらない気持ちが強くなりそうなので 多少無理を押して行った。 保育園からプールまでは電車を使うと 20分強くらいで着き、 車より早いらしい。 空いた10分間は公園で遊んだ。
ムスメのスイミングの間、ただ待っている事もできるが、 空いているレーンで泳ぐこともできる。 私は風邪気味で咳が出るので悩んだが、 ムスメがスイミング講習を受けている横で泳げる機会は滅多にないので泳ぐことにした。 とはいえ、泳ぎ続けると息が続かないので100 m くらい泳いでは ジャグジーやサウナで温まり、 時間の半分くらいそうやって休憩していた。
25m プールは子供達には長くて深いので、 両端と真ん中に踏み台を沈めてそこで立てるようにしていた。 なるほど。
ムスコの「すみさい」「みさい」は「おやすみなさい」のこと。 「じゅーねー」は「じゃあねー」のこと。
ムスメは Windows 7 の起動音のような重い音が苦手らしい。
彦根城の玄宮園に壊れた橋があって 「この橋わたるべからず」という看板が立っていた。 そこでは一休さんの話をムスメとしたりしたのだが、 あとから聞けばなんか怖い印象を受け、 「もう琵琶湖には行かない」というくらいだった。 ムスメにとって琵琶湖と彦根と「この橋わたるべからず」は セットで忌避対象になったらしい。
白馬の星空はムスメにとって印象深いものだったようだ。 私も行って、写真を撮ってみたいなあ。
立方体の一筆書筋交い問題(きづき2015年09月16日)
に対するエレガントな証明を思い付いた。
立方体の持つ8つの頂点に、隣接する頂点が別の色になるように
2色で色をつける。
ここでは赤と緑にした。
(図)
そうすると、対角線は赤同士もしくは緑同士を結ぶ線分になる。
(図)
赤と緑を結ぶ筋交いは作れないので、一筆書にするには
同色のみで筋交いを作る必要がある。
一つの色に注目すると4つの頂点があり、
これらを全て結ぶと6つの辺を持つ正四面体になる。
(図)
これは6つの面を全て通っており、
同色で6つの筋交いを付けるにはこれ以外の方法はない。
四面体は3つの辺が接続する頂点が4つある。
オイラーの一筆書き理論より、奇数個の辺が接続する頂点が2つを超える場合は一筆書きが
不可能である。
よって、四面体を一筆書きすることは不可能である。
これらのことから立方体に一筆書きで筋交いを付けることが不可能であることが
示された。
ついでに辺も経路に入れたときの一筆書きの可能性について考えてみる。
立方体には 3本すなわち奇数個の辺が接続する頂点が8つある。
1つ筋交いをつける度に、2つの頂点の偶奇が入れ替わる。
先のように赤緑で色分けし、それぞれの頂点を R1〜R4, G1〜G4 と名付けたとする。
1つの筋交いをつける度に、同色の2頂点が +1 される。
たとえば R1-R2, R1-R3, R1-R4, G1-G2, G1-G3, G1-G4
のように筋交いをつけたら、
頂点に接続する(筋交いを含む)辺の数は、
R1: 6, R2: 4, R3: 4, R4: 4, G1: 6, G2: 4, G3: 4, G4: 4
となる。
全て偶数なので、一筆書き可能である。
このとき、R1 と G1 が正反対の頂点になるような配置であれば、
付けられる筋交いが各面あたり1本ずつとなり、
題意を満たす。
(図)
これ以外の形はなさそうに思う。 検証すべきかもしれんが面倒だしちょっと飽きてきた。
立方体の展開図を描くとき、
遠近法を使った一点透視のような書き方ができることに気付いた(図)。
手前の面は多少無理があるが、辺を交差せずに表現できるのでグラフ的には便利。
英単語で名詞の最後に al を付けて拡張概念の名詞にすることがある。 orbit(軌道) と orbital(電子の軌道) や、 function(関数) と functional(汎関数) とか。 sign と signal の関係もそうなんじゃないかな。
ムスコ発熱。 ムスコが外出できないのでカミサンと自宅待機となり、 ムスメのピアノレッスンに私が付き添うことになった。
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