きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)
Last-modified: 2016/04/25 00:47:29.

2015年08月01日(土)

ローズマリーに元気がなかったのは、 水やらなさすぎたからのようだ。 以前の水のやりすぎ疑惑の反動で抑制しすぎた。 水をやると葉っぱが青々としてきた。

Ponta カードが経年劣化でボロボロになっていたので再発行の手続き。 平日だけでなく休日も受け付けているようなので、今日 自宅から手続き。

ついでに PiTaPa の変更手続き。 クレジット機能のない PiTaPa Lite が届いて 2枚持ちの状態になっていたが、 登録型割引マイスタイルが月単位の運用なので7月一杯まで古い方を使っていた。 8月になったので古い方を解約した。 クレジット機能がなくなったので落としたときのリスクも減るし、 年額 1200円の年会費も不要になる。


2015年08月02日(日)

午前中に家族でプール。

初盆の棚経で坊さんが来るので、それに合わせて実家へ。

ムスコが何か不思議な操作をして パソコンの壁紙を自動更新にした。 そういう機能が Windows にあることを知った。 ついでなので家族写真をそれにしたら カミサンが喜んでくれた。

水草水槽にしているウォーターサーバー水タンクはとりあえずの役には立ったものの、 やはり手入れしにくいし、円形なのでかさばる。 そこで部屋で道具整理に使っていたプラスチック容器を 水草水槽に転用した。 このケースも元々は粗大ゴミで出ていたケースの引き出し部分だけを抜き出して失敬していたものなので、 コストはゼロ。 カミサンも褒めてくれた。 入手コストがゼロのものは、今回の水タンクのように気軽に捨てられるのが良い。


2015年08月03日(月)

『ダイの大冒険』の読切『デルパ イルイル』が ジャンプに掲載されたのは DQ4 の発売直前。 DQ4 の販促漫画という位置付けだったと思われる。 DQ3までのモンスター達で話が進むが、 奥の手の魔法の筒で DQ4 の新モンスターが出てくる。 また、スライムが集まってキングスライムになる。 これらはそれまでに提示されていた DQ4 の情報が読者の知識の下敷になっていた。 読者はまだ発売されていない DQ4 の世界を想像し、ワクワクした。 三条陸はある程度の制限下で解をあたえるのが非常にうまい。 今の若い人が初めてこの短編を読んでも、このあたりのストーリーの巧みさは 気付きにくいかもしれない。


2015年08月04日(火)

スプーンの凹面に映る像が逆向きになっているということにムスメが気付く。 何故なのか、ということに興味を持ったので、 光の反射と像の結び方を説明した。 一通りは説明したが、 保育園に送ったあとに図書館で光を科学する絵本を借りておいた。 ついでにベートーヴェンの伝記漫画も借りた。

朝日新聞社の『ジュニアエラ』というのを図書館で見かけた。 子供向けの『アエラ』。 ある一つの歴史観を子供に説明している。 その歴史観は事実の切り取り方の一つだとは思う。 だが、私は別の視点もあることも知っている。 子供の持つ単純素直な善悪視点につけこんでるよなあ、と思う。

図書館に行った更についでにとイオンモールまで行き、 アクアショップで資材購入。 炭酸飲料用ペットボトルをエアタンクにする手動式エアポンプ 1k円。 これは停電や故障への備え、 野外採集からの持ち帰りでの酸素供給、 エアストーンの CO2 ストーンとしての利用などを兼ねるのが狙い。

水作エイトが技術的に枯れていてタフという評判。 現在エアレーションに使っている GEX ロカボーイを予備に回して水作エイトで運用する 方針で考えていたが、結局買わないことにした。 実際に壊れてから買いに行っても間に合うだろう。 故障への備えとしては手押しポンプを買ったし、 そもそも金魚は自分で水面近くでパクパクできて酸素不足に強い筈だ。 私とカミサンの両方が数日間買いに行けないということはそれほど多くないだろう。 またこの手の機械的な動作を伴う機械は使ってなくても油が固着して壊れたりする。 必要なときに買う方が良い状態で手に入る。

ロカボーイのフィルターがかなりへたって来ていたので、 とりあえずスポンジを自前で切って足してみてた。 こんなんで濾過能力を保持できるなら交換フィルターを買わんでも良いことになるが、 まあ一度くらいは交換フィルターを買ってみるべきだろう。 ということでロカボーイの交換フィルターを購入。

水温計 250 円 x2。 1つは水槽につけっぱなしにし、 もう一つは交換用に汲み置いた水バケツにつっこんで水温合わせに使用する。 温度も小学校の理科で学ぶ範囲なので、 温度を意識させるとムスメへの教育効果も狙えるかもしれない。

水質検査キットを買おうと思っていたが、 アンモニア以外の 6 in 1 キットが 25枚セットで 2000円、 アンモニア単体の試薬が 1900円。 悩んだが、とりあえず保留した。 あったら水替え頻度の最適化とエビ用など新しい水槽の立ち上げで使えるのだが、 さあ費用に見合うだろうか。 もう少しスキルが身に付いてからかな。 カミサンと来たときにまた考えよう。

採集網 734円はやめておいた。 針金ハンガーとかを使って自作できそう。 使用頻度は年1〜2回程度であると予想され、 そのために家に置いておくのも場所を取るだけだ。 工作したものなら捨てられるが、買ったものは捨て難い。 我が家は子供が大きくなりつつあり、スペースの確保が死活的に重要なのだ。

チューブはホームセンターで 120円/m とかで売っているが、 アクアショップで 250円/5m 程度で売っていることが分かった。 ジョイントなどもサイズが揃っていて使い易そう。

水槽は 60, 90, 120cm が標準的な規格となっており、 60cm は多く流通していて45cm 水槽よりも安い。 60cm に憧れる気持ちもなくはないが、大きすぎるので今はありえない。 今水槽を置いてあるキッチンカウンターに置くとしたら荷重に耐えられるか不安があるし、 仮にそれ以外の置き場所を作るとしても子供が小さいうちは危険かもしれない。

ベランダの水槽でエアレーションを行うべきか。 エビに不安のない環境を用意するにはエアレーションしておいた方が安心。 そのために必要なものはポンプと電源。 ポンプは安いものだが、電源は悩ましい。 屋外になるので、雨滴による漏電・感電対策をしなければならない。 屋外用コンセントも売っているが、 工事に資格が必要な場合があるし、 マンション外壁に穴をあけたりはできない。 やるならば屋外用電源ドラム(電ドラ)を使うのが妥当っぽい。 配線は屋内のコンセントからエアコン穴を通してベランダに出してやれば良い。 ただ、電ドラも5000円とかするんだよな。 それにポンプ電源も雨水対策をしなければならず、かなり気を使う。 やるならば、 エアレーションなしではダメなことを確認してからだな。

ムスメにクラシック音楽を聞かせる感じになっている。 私も嫌いではなく、数十枚くらいは CD を持っており、 全部 PC に取り込んである。 これらを家庭内 LAN に接続されたスマホから再生できるようにしたい。 たぶんまあ一日くらい作業したらできそうな気もする。

なお、家の収納事情のために冊子はスキャンした上で廃棄し、 ディスクだけをスピンドルに重ねて保管している。 カミサンにはケースごと残しておかないと見れないと小言を言われたが、 それはもう仕方ない事だ。 カミサンのためにやったことでもある。 私の部屋は既に家族の荷物置き場になっており、 彼らの収納スペースを増やす必要があったのだ。


2015年08月05日(水)

ムスメがなかなか食べ進まないので困っている。 さっさと食べてくれたら朝もあと20分くらいは余裕が出来て、 ムスメも本を読んだり遊んだり出来る筈なのに。 今日はカミサンと時間を合わせて出ることができなかった。

水草水槽が少し臭う。 肥料をやっているのであまり水を交換したくない気持ちもあるが、 たとえ多少効率が落ちたとしても不快因子を取り除いた方が満足度が上がる。 また緑水になってしまうと水草まで届く光量が減少し、 このために水草の育成効率を落とすこともあるだろう。 適宜水を交換すべきだな。

肥料の適正量がよく分からんので適当にやっているが、 これ実験すれば良いんだよな。 10倍・30倍・100倍、300倍・1000倍に希釈した肥料溶液と、 参照試料に肥料なしの水を容器に用意する。 牛乳パックを切ったもので良いだろう。 アナカリスの葉の先端を長さを揃えて切り、これらを容器にブチ込んで一定期間置き、 その後に観察する。 おそらく長さが良い指標になるだろう。 カミサンとムスメがいる目の前でプロセスを見せたら、 科学実験の教育になるかもしれん。

水草の栽培に最適なのはソイルという底床らしい。 多孔質で根を張り易く、肥料も含まれているそうだ。 ただし、1年くらいで粒が崩れてダメになるらしい。 たかが水草栽培のために1年程度でダメになるものを使いたくはない。 ウチでは水草は主役ではない。 水草を育てているのはあくまで金魚のおやつとしてだ。 細かい砂地にアナカリスを埋め込んだら、 そこから伸びた根が透明の粘液を纏い、砂を掴んでいた。 砂でも十分に育つんじゃないかな。

論文読み。

CO2 の発生速度が落ちた。 発酵瓶内の液面はわずかに揺れてるので少しは発酵しているようではあるが。 ぱっと思い付く要因は3つ。 糖分の枯渇、 酵母の死滅、 アルコール濃度が高くなりすぎた。 舐めてみると、甘味とアルコールの味を感じた。 火入れしないと活性を失わない酵母がこれくらいの環境で死滅するとも思えない。 まあ複合的な要因だろう。 おそらく、糖分濃度、アルコール濃度は速度因子として効いている。 CO2 生産速度は糖分濃度と 酵母の数にそれぞれ比例し、 アルコール濃度は限界量からの差に比例するとか。 それぞれの効果が 1/2 になれば、全体で 1/8 程度の速度になる。


2015年08月06日(木)

ムスメが捻挫したそうな。 お友達と一緒に帰宅しているときにはしゃいで走ってグネったらしい。 普通に歩けるので 前回ほどには重篤ではないようだが。

ムスメは今朝、お当番だったので早めに出た。 先生が「お当番のこと、ちゃんと自分から言えた?」とムスメに聞いていた。 そこで気付いた。 保育園はお当番制度を子供の教育のためにやってくれており、 親が過剰に補助するのはその効果をスポイルしてしまうのだ。 実は、お当番がいつであるかを私が毎朝確認しているので、 ムスメは自分からは親に言っていない。 ひょっとしたら放っておいたら自分から言ったかもしれないが、 私がその機会を奪っていると言える。 私がムスメに聞いていたのは 割り振られた仕事は責任を持って果たし、先生方に迷惑をかけてはいけないという 気持ちがあったのだが、 お当番をすっぽかしても早朝保育の子などで代理が効くだろう。 そもそも業務としてやるのなら、 子供にやらせるのではなく保育士が内線で済ませるのが一番早いし、 子供を介さずに先生から親に直接伝えるだろう。 保育園はこれらのコストを甘受しても教育のために子供にやらせてくれているのだ。 ムスメにとってのキチンと伝えるべきを伝える訓練として、 私からは確認しないようにしよう。

ムスコのハミガキ、 カミサンが声をかけると逃げ回るところを、 私がすると素直に静かにやらせてくれる。 これを見てカミサンが「なんやのー、その態度ー」とプリプリする。 実際、何が違うんだろうな。 私が意識しているのは以下くらいかな。

あと、ひょっとしたら力では叶わないと思われているのかもしれない。 家族でお散歩するとき、私がムスコと手を繋いで歩くケースがしばしばある。 手を繋ぐというよりは、手首を掴むといった方が近く、 奔放に動こうとするムスコの動きを抑制している。 最近は以前よりもランダムウォーク度合いが減って来たように思うが、 これは学習と諦めによるものかもしれない。 この辺カミサンが連れて行くときはバギーを使うことが多く、 ムスコにとって力の差を 認識する機会が少ないのかもしれない。 そういうことで父親には力では叶わないと思っている可能性もなくはない。

ハミガキは何となく優しくやっているからだろうという気もするが、 ブクベー(うがい)をさせてくれるのは何故だろうな。 特に気をつけてやってないのでよく分からない。 なお、ブクベーのときは 3回という数をノルマにしていて、 飲み込んでしまった場合にはカウントしない。 効果としては飲み込んでも良いのだろうけれど、 習慣付けを狙っている。


2015年08月07日(金)

くったりにゃんしー。

リュックサックが壊れたので、 ボストンバックで通勤している。 カゴ付き自転車と組み合わせると輸送力がすごい。

カミサンが保持していた写真を貰ったので、 撮影日時でリネームして整理する。

アクアリウムでは、貝などの軟体動物をスネイルと呼ぶ。 これらに苦手意識を持つ人も多く、水槽にスネイルが発生すると駆除する人もいる。 私も初見では苦手な気持ちがあったがすぐに慣れて、 このような貝類でも動物がいる方が好ましいと思うようになった。 カミサンも動物がいる方が好ましいと思ってくれているようだ。

カミサンの実家で首尾良くエビを採集できた場合、 それをどうやって大阪まで持って帰るか。 発泡スチロールのケースにエアレーションをかけて車に乗せることを考えたが、 さてこれがベストだろうか。 たとえばペットボトルに入れても良いならば、 キッチリと蓋が締められるので取り回しがラクになる。

エビの輸送に必要な空気について考える。 定常状態ではエサ消費量は CO2 生産速度と釣り合いが取れている筈だ。 店では、5匹に対して エサは1日1粒と言われた。 1mg / 粒もなさそうだが仮に 1mg だとしよう。 5匹・1日 あたりを 1 匹・時間あたりにすると、およそ 1/100 で 10μg/匹・時間。 エサが全部炭素で出来ていて、 C + O2 → CO2 に変換されるとすると、 10μg * 32/12 でざっと 30μg の O2 を消費する。 気体の O2 は 22.4L で 32 g なので、 30μg というのは 20μl の O2 に相当する。 大気中の O2 は約20% なので、空気 100 μl ということになる。 呼吸に支障のない CO2 / O2 比を仮に 1/10 とすると、 空気 1 ml/匹・時間が必要ということになる。 酸素は水にあまり溶けないので、輸送のときは水で満たすのではなく 空気を多めに入れる。 ということで溶存酸素量は無視すべきで、 2L のペットボトルの半分まで水を入れると空気量は 1L。 移動に要する時間は、 梱包・移動・温度合わせを考えると 4時間程度見ておいた方が良い。 となれば、酸素消費量的にはペットボトルあたり 250匹も入れられることになる。 たぶん過密ストレスの方がやばいレベル。 1本に30匹くらいで輸送している人がいるようなので、そのくらいを限度とすれば、 丸1日くらいの時間的余裕があるという計算になる。 100匹くらい採集し、持ち帰るとして 3〜4本あれば足りることになる。


2015年08月08日(土)

出勤。

買っておいたミンチカツを自作カレーに入れたら美味かった。 トンカツじゃなくても十分だな。 むしろ強い脂の味が今回の貧弱なカレーを補っていた。 カレーの旨味は肉の味だよな。 ビィヤントで食うカレーもベジタブルだとちょっと物足りない。 カレーを自作するときに肉をケチってはいけないということか。 多少金はかかるが、外食に比べれば大分安い。


2015年08月09日(日)

コスモスに元気がない。 日照不足か、水のやりすぎか。 コリアンダーが枯れた。 こちらも水のやりすぎによる根腐れかなあ。 バジル以外は 2日に1度の水やりにしよう。

ミナミヌマエビは淡水のみで一生を過ごす。 こういう性質を陸封性というらしい。 ヤマトヌマエビは汽水環境で生活し、成長の過程で海に出る必要がある。 同じ場所で過ごせる方がラクなのになあ、と思ったが、 ヤマトヌマエビの方が繁殖に有利なんだな。 一度海に出ることで、色んな川に侵入できる。 川は基本的に別の流域の川と繋がっていないので、 陸封性だと自分が生まれた川に広がるのが繁殖の限界になる。

義兄から借りた『山手線内回りのゲリラ』を読んだ。 将棋プロの先崎学のエッセイ本。 文章に学や教養がある感じではないのだが、 正直な人格を反映したような 率直な文体で好感が持てる。 その一節に振り駒で表裏どちらの出るが確率が高いか、という話題が取り上げられていた。 プロで使われる塗り駒は、彫り込まずに文字が書かれるので表の「歩」の面の方が「と」の面よりも重く、「歩」を下にした裏が出る確率が高い筈だという推論。 素人の彫り駒では「歩」の面の方が軽く、表が出る確率が高いのかもしれない。 将棋界隈では回り将棋の達人という人がいるらしい。 その人に尋ねてみたところ、 「表でも裏でも好きな方を出すのがプロというものだ」という返事が返って来たという。 このエピソードが一等気に入った。

水草水槽の水が緑に濁る。 グリーンウォーターということで動物の育成環境としては好ましいものなのだが、 肝心の水草への光の到達量が減るし、 将来エビを入れたときに鑑賞性を損なうことになる。 ちょっと軽減したところを定常的なレベルにしたい、ということで水を半量交換した。


2015年08月10日(月)

自分が相手のためにそれをできる世界で唯一の存在だとすれば、 私はそれをしてやりたい。 まあできないこともあるが。

代休。 ムスメを送ってから家の掃除。 そのあと墓参り。

カミサンはどうも、純粋にピアノが好きだというわけではなかったようだ。 学校の音楽会とかでピアノ伴奏をするのが特別な感じがした、 というのが印象に強いようだが、 それは音楽に対する純粋な感情ではないだろう。 それよりも、無理矢理に練習させられたというマイナスの感情が強いように見える。

ムスメが大きくなったときに、 ピアノとどう付き合って欲しいか。 私は音楽会でピアノ伴奏をして欲しいわけではない。 私は、ピアノが好きになって欲しいと願っている。 ピアノを通して、音楽が好きになって欲しい。 音楽という世界を知って、人生を豊かにして欲しい。 逆にピアノが嫌いになったら、技術がいくら向上しても意味がない。 たとえばプロのピアニストになれるだけの技術を得て、それを職業としたとしよう。 その時にピアノが嫌いだったら、嫌いなことを仕事にして生きていくことになり、 こんなに不幸なことはない。 それ以下のどのような技術レベルでもピアノが嫌いであることで 彼女の人生がより豊かになる見込みはほとんどない。

カミサンがピアノにネガティブな感情を持っているのは残念なことだが、 その事自体は過去の事に起因するので今更どうこうする問題ではない。 カミサンが自分が教えられたやり方しか知らないというのも、 自分が教わったやり方をやろうとしてしまう事も、普通の人間にとっては仕方のない事だ。 だが、それがベストのやり方とは限らない。 その方法を行うということは、 負の感情の連鎖を続け、 自分がピアノに対して持っているのと同じ感情を ムスメにも抱かせるということになる。 たとえ技術が身に付かなくても、ピアノを好きでいることの方が余程重要に私には思える。

教育において最も貴重な資源は時間である。 ちょっとの時間も惜しいという気持ちは分かる。 だが、練習時間あたりの効率を最大化しようと厳しく指導するのには危険が伴う。 ちょっと気が向いて遊びで弾くということがある。 このときに、全力で厳しく指導すると、 次からは 「ちょっと間違っても怒られるから今はやらないでおこう」という感じになって、 余程気合いが入らないとピアノに向かわなくなってしまう。 結果的に、自発的な練習をしようとしなくなり、 練習時間が減ることになる。 ピアノを弾くのが楽しいと思う気持ちを育んでやり、 弾くことが遊びになれば、 結果的に練習時間を長くすることにもなる。 勿論、理想論であって現実には難しいが、 目指すのはそこでなくてはならない。

技術を教えるのには厳しさも必要で、私よりもカミサンの方が向いている。 私のはただ甘いだけだ。 「優しい」と「甘い」は違うのだ。 音楽の楽しさを最大化するには、 やはり技術が上がった方が良い。 これは私ではできないことだ。 カミサンの厳しさを私は否定してはいけない。

たぶんカミサンも、ピアノに対するポジティブな感情を持っている筈だ。 ただネガティブ面の印象が強すぎて、隠れてしまって見えないだけで。 たとえば、弾けなかった曲が弾けるようになった、綺麗な曲が上手に弾けた、 和音の仕組みが分かった、親が褒めてくれた、これらが嬉しかった、とか。 印象の強いネガティブ面はとりあえず横に置いておいて、 カミサン自身が自分の心からピアノの楽しかったところを掘り出して、 それをポジティブなものとして捉え直すことができたら、 とっても素敵な事だと思う。 それをムスメに伝える事ができたら、もっと素敵だと思う。

カミサンの田舎でエビを採集しようと思っていたが、 やめた方が良いらしい。 漁業権の問題があって、川で網を持っていると怒られるそうだ。 なんかヤクザまがいの人も多いらしい。 エビは用水路にもいるらしいので、これは漁業権の対象にはならない筈だが、 こちらも農業用水関係で問題になりうるそうな。 田舎だから特にご近所の噂とかになってはいけない。 私だけの問題ではないのだ。


2015年08月11日(火)

代休。 掃除の後。 自室の電球が切れていたので買いに行く。 少し悩んだが、LED 電球にした。 長寿命でペイすると見込んだのだが、 蛍光管よりもスイッチに対する応答が早くて満足。

叔母の家に遊びに行く。 従兄弟の奥さんと子供が来ていたので、 ウチの子供と遊ばせた。 口笛で吹いたら、「バッハの小フーガですね」と奥さん。 オルガン曲が好きらしい。 2時間ほど滞在して、お暇するときに泣かれるくらいには懐かれた。 私が、ではなく子供たちが、かもしれないが。

ムスメがスイミングで講習を受けている間、 私・カミサン・ムスコは屋外プールで遊ぶ。 ムスコは、水中メガネをかけた私を怖がって逃げようとする。 水中メガネをかけたカミサンは、怖がるというよりは外させる。 プールの後、カミサンはその足で義実家へ。

私は高校の同級生と飲み。 面子が集まらず、サシの飲みになった。 何の気なしに鯨の刺身を注文した。 彼は機嫌を悪くすることもなく食ってくれたが、 信条的な問題がありうるので もうちょっと配慮すべきだった。

私は、殺すということと食べるということを区別している。 殺すことは可能な限り避けるべきだが、 食べることは生きるために必要なことだと思っている。 食べるために生き物を殺すことは仕方のないことだと割り切っている。 食べるのは自分が健康に生きるためだ。 健康に生きることに有効であることから、 私が食べる対象には動物も含まれる。 人間以外にも肉食の動物が存在することから、 自然界においてこれはさほど特異なことではない。 肉食は強く健康な体を作るために効果的であり、 狩猟や牧畜はそのために洗練された技術だ。

大抵の肉は生産過程で殺すことが必要となる。 肉を食べるために殺してはいけない動物の線引きというものがあり、 私にも当然ある。 その最たるものはヒトだ。 人肉は殺人か恒久的な肉体欠損を伴わなくては得られない。 人間として社会に生きている以上、これが許されない行為であるということが 私にとっても第一だが、 社会に与えられたルールに盲従するというのも気持ち悪いので、 もう少し生物としての自分に根差した理由がないかと考えてみた。 そこで、交配によって子孫を残すことが可能かどうか、という判定理由を思い付いた。 自分と直接の子を為さなくとも、 未来には子孫同士の交配でその対象の人物の遺伝子と組み合わせて自分の遺伝子を 後世に伝えるのに有利になる可能性がある。 人類の持つ遺伝子のプールの多様性を保つことは自分や子孫にとって有益である筈だ。 この考えは今思い付いたものだが、 私がヒトを特別視する理由としてなかなか説明能力が高い。 この理由は生物としての仕組みに根差しているため、 少なくとも私にとっては非常に強い制約である。 だからヒトについては、その個体がどんなに賢くなく見えても、 私にとっては殺しても良い存在にはならない。

殺せば絶滅するという状況で、 その種を保護するのは地球の生物の多様性を保つために有益だ。 そういうものを殺さない方が良いという論理は私にも通じる。

クジラ食禁止論の根拠の一つにクジラが賢いから、というのがある。 賢いかどうかは、私は基準に用いていない。 賢さというのはそもそも多元的な価値であって、一次元的に測れるものではない。 結局その基準は、相手の反応が自分に理解できるかどうかだし、 反応というのは個体によって違う。 クジラにも賢い個体と賢くない個体がいる。 賢くないクジラは食って良いのか、 賢くないクジラよりも賢いブタは食ってはいけないのか。 人間にも賢い個体と賢くない個体がいる、という危険な議論も生じる。 知性というのは基準には使えないと私は思う。 もし仮にとても賢い宇宙人がやってきたとして、 「宇宙人よりも馬鹿だからお前らは喜んで食われるべきだ」 とか言われてそれを甘受できるだろうか。

自分と同種のヒトという例外を除き、 私は基本的に種ではなく個体で考える。 ペットなど、自分が愛着を持っている個体は殺さないし、 生き延びさせることに最善を尽くす。 私にとってそうであるということは他の人にとってもそうだろうから、 他の人のペットも私は殺さない。 私は個体で考えるので、 それと同じ種の動物を殺すことや食べることに私は特に何も感じない。 私が飼ったことのあるのは金魚と猫くらいしかないのだが、 猫を食べるということに嫌悪感はないし、金魚の原種である鮒だって食える。 仮に私が犬を飼っていたとしても、他の犬を食えるだろうと思う。 養豚場で働く人たちもやはりある程度の愛着を持って飼っている筈だが、 それでも豚を食うだろう。 一緒に暮らしている生物が家族かペットか家畜かどうかというのは、 人間にとって分かり易いようにカテゴライズしているだけで、 その線引きには曖昧さが残る。 どこまでを一緒に暮らしていると見做すかなども定義としては曖昧さがある。

空から何か食物が降ってきたとしよう。 食しても害毒がなく、世界の食糧問題を解決する量があるならば、 人類は間違いなく食うだろう。 さあ、その肉の正体が宇宙人であるならどうだろう。 その肉が何をしても反応しない、あるいは反応が人間に知覚・測定できないのならば、 生物と見做されず、食っても良いと見做されるだろう。 人類の持っている倫理観にそれを禁じるものはなかろう。 さて、宇宙人が人間に理解できる知性を持っていたならばどうだろう。 この場合は流石に私も知性が基準になる気がしてきた。 そこで、どういう理屈が付けられるか考えてみた。 まず知性を持つ存在を害することのデメリットとして、 反撃を受けて結果的に人類の損失になる事が考えられる。 また、生かしたまま交流することのメリットとして、 宇宙人の知識を理解することが地球人類の知識の資産になりうる事が考えられる。 この場合、遺伝子だけでなくミームとして子孫に役立つから、と言えるかもしれない。 では宇宙人と、ヒト以外の地球上の生物は何が違うのか。 ヒトと繁殖できないという観点では同格だ。 想定される知性のレベルだけが違うことになるので、 私にも知性のレベルという基準があったということになる。 ただし現在知られている限り「ヒト以外の地球生物」の知性は、 人間よりかなり低いことが確定している。 彼らは人類にとってプラスになるほどの深淵な思考をしているように見えないし、 それを公知のものにする手段も持っていない。 今想定している宇宙人の知性は未知数であり、地球に来るくらいなので 相当高いことも容易に考えられる。 この両者の間に、私にとって基準になるレベルがあることになる。 その基準レベルは「知識や文化が地球人類にとっても資産になりうる」レベルと 換言できる。 地球人と同レベルでも、あるいはちょっと低いくらいでも十分だ。 クジラが賢いといってもそのレベルに逹していない、 だから私にとってクジラは食べて良いという判断になっているのだと思われる。 これらを総合した基本的なスタンスとして、 「殺すことによる損失が子孫にとって損になるか」 という判断として解釈する事が可能であるという事が分かった。

殺すことを伴わない肉食の代表的な例は乳製品で、言わば再生可能な動物蛋白質と言える。 タコの足のように切っても再生するものは そのような位置付けにすることも可能かもしれない。 ベジタリアンの一種に動物性の物は一切口にしない、 すなわち無精卵や牛乳を口にすることすら禁忌としている人達がいるが、 これは私の理解が及ばないところにある。 勿論、宗教と同じく彼らの信条に干渉するつもりは毛頭ない。 私は私の考えで食う物を選んでいるのであり、 彼らは彼らの考えで食う物を選んでいるのだから。

人を殺すことは私にとって悪であるが、 人肉を食べること自体は私にとって悪ではない。 共食いは自然界においてさほど特異なことではない。 人間の手足がタコのように再生するのならば、 人肉食は現実ほどには強い禁忌ではなかったのではないだろうか。

本当の極限状態ならば、 すなわちムスメやムスコが私の肉体を食べることでしか生き延びることができないのならば、 私は食われることを甘受する。 そのために死ぬことも許容できると思う。 同世代のカミサンは悩むところだが、私が生き残るよりもカミサンが生き残ることが 子供の生存に有利だと判断できたならば食われることを許容できるだろう。 今はもういないが、上の世代の私の親や、 友人知人のために私が食われることは、ほとんど選ばないだろう。

ある社会において何を食っているかというのは、 それを食わなければ死んでいたという世界がかつてあったということだ。 何を食わないかというのは、 それを食うことのデメリットがメリットを上回っていたということだ。 それがそれぞれの集団における文化になっている。

ヒト以外でも種単位で捉えて食ってはいけないと主張する人達がいる。 どこまで一緒なら同じ種として保護するのだろうか? ウマとロバのように種が近ければ交配が可能だ。 クジラはウシと同じ鯨偶蹄目に分類される。 クジラと牛や豚との交配の可能性はどうなんだろう。 もしそれが可能なら、どのような理屈が付くんだろうな。 勿論これらは種としては遠く、直接の交配の可能性はほとんどなかろう。 あくまで仮定の思考実験としての話だが。

藤子=F=不二雄に『ミノタウロスの皿』という短編がある。 ウシ型宇宙人(ズン類)と、家畜であるヒト型生物(ウス) の関係を 地球人の視点から見るという話。 この世界のズン類とウスとの関係は、 地球におけるヒトとウシの関係に相当するものとして描かれているが、 実際には違いがある。 その世界でウスとズン類が行っているような同じ言語でのコミュニケーションは、 地球のヒトとウシでは行われていない。 同レベルの知性と文化を共有しうる種を 捕食対象とするその星の世界の方がグロテスクであり、 帰りの宇宙船でステーキを頬張る地球人の主人公はまだましだと私は思う。

パンは残酷な食材だと宇宙人に言われたときに、それをやめられるか。 水と塩とソイレント・グリーンだけを食えと言われればどうか。 他の種に迷惑をかけずに人間という種の中で何とかしろと言うのも、 宇宙人から見れば一つの道理ではなかろうか。 ナメック星人のように水だけ飲んでりゃいいという生物からはそう思われることも あり得るだろう。

小学生の頃に集めていたビックリマンシールを友人に譲った。 どうせ まんだらけ あたりに売るつもりだったし、 それよりは価値が分かる人にあげるのが良かろう。 当時から私はコレクター気質があり、 金属缶に遮光状態で保存していた。 そのため保存状態が極めて良好であると喜ばれた。


2015年08月12日(水)

姉夫婦と夕食を食うことになり、 カレーを作るように頼まれた。 久々に普通のカレーを作った。 私は基本的に水は使わず、 トマトジュース、トマト缶、ワインなどの調味料の水分で補うのだが、 そのままでは、味が濃すぎる。 この濃厚ストックは保存用として冷凍したりして、 食べる分だけ温める時に水でのばすのがいいかな。 同時にターメリックライスを作ってみた。 バターがないのでマーガリンを使ったが、美味かった。


2015年08月13日(木)

昼食後、姉夫婦がホームセンターに行くのでついて行き、私も買い物。 網戸の網ローラー。 金魚水槽用の五色砂 4kg。 水作 プロホース S。 コバエとり。

アナカリス栽培用水草水槽にはミジンコも貝もいる。 水はちゃんと出来ていると思われる。 今ならエビも死なせずに飼えるかもしれない、 とアクアショップのエビ水槽で思った。。 しかし生体はやっぱり重みがちがう。 おいそれと殺して捨てるわけにはいかない。 また、選ぶ楽しみを私が独占してはいけない。 買うのならば、一緒に飼うパートナーであるカミサンと一緒に来た時に買うべきだ。


2015年08月14日(金)

水槽でイトミミズっぽい物を見なくなった。

ポスターのキャリーケースがマンションのゴミ置き場に捨ててあった。 そういえば学生がポスター発表するというのに持っていなかったな。 すごく良いタイミング。

銀行から電話があり、 投資の相談をしに行った。 おそらく、母の遺産相続でまとまった金が入ったのを見てのことだろう。 こちらも適当に運用するつもりだったので丁度良かった。 ということで NISA 口座開設手続き。 勘違いしていたのは、NISA を使った投資信託でも 消費税がかかるものと思っていた事。 どうやら消費税なしで投資できるようだ。


2015年08月15日(土)

家族写真、動画、音楽 CD を家庭内 LAN で共有できる仕組みを整備。 音楽をかけっぱなしにできればいいんだが、 HTML 経由でやると1つにまとめた音楽ファイルを作っておく必要がある。

理屈っぽいのを嫌う人もいるが、 そういう人は大抵感情的な爆発か、暴力を用いて 他人を自分の意図通りに人を動かしている。 理屈を嫌うのならば、 まずは自分が理屈を聞く間でもなく相手の言う事に従うべきだと思う。

散髪してきた。 子供の世話が生じないタイミングでやっておいた方が良い。

今日も姉夫婦のところで夕食。 スーパーで売っている もずく(酢醤油付き)に、 おろし生姜を乗せるのを義兄に教えてもらった。 滅法美味い。


2015年08月16日(日)

高校野球部の同窓飲み会。 先輩を畏れる気持ちはありつつも、一緒に飲めるとなると面白いんだけどな。 同級生らは畏れる気持ちが強すぎてなかなか参加し難いらしい。

カミサン・子供帰宅。


2015年08月17日(月)

久々の登園。 ムスメと私の身長がそれぞれ 120cm、180cm であるので、 1.5倍という数量表現を教える。

水泳 1km/ 30分。 飛び込み+クロールで、100m タイム計測。 105秒程度で泳げた。


2015年08月18日(火)

水槽のカボンバが痛むのは、スネイルに食われているのが原因のようだ。

ムスメに天気は西から東へ動いていることを教えてみた。 まあすぐに忘れるだろうな。

納涼祭が近付いたので近所の公園に提灯が吊ってある。 そのなかに「酉」という漢字があったので、 「西」とは別の漢字であること、十二支の酉といったことを教えた。

カメラのフラッシュの開閉に関わるプラスチックのツメが折れてしまったため、 自動開閉ができなくなった。 とりあえずガムテープを貼っておいて、必要なときに手動で開くことにしたが、 そろそろ買い替えを視野に入れるべきかもな。

エビの導入について考える。 まず、ネットでミナミヌマエビが 30 匹 500円くらいで売られている。 採集してきたら 500 円程度の節約ができるとも言えるし、 500円程度の効果しかないとも言える。 近くに水路や沼、ため池なんかがあったら手軽だが、 手頃な水路があまりなく、 公園などでは採集が禁止されているだろうということ。 まあ公園でもエビ 10 匹以下程度ならお目こぼししてもらえるとは思うけれど。 川はあるが、かなり海に近い下流域でほぼ汽水環境であり、 淡水エビの採集は難しいかもしれない。 採集のために足を伸ばしたら、500円分くらいの時間は軽くかかってしまうだろう。

最初に買うのには生き餌は不適で、 ちゃんと名前が分かっているエビにした方が良さそうに思う。 生き餌としてのエビはグラム売りされていることが多い。 この場合、エサとしての用途が期待されているので、 ミナミヌマエビだけでなく他のエビが混入していることもしばしばあるらしい。 特に問題になるのがスジエビという奴で、 獰猛な性質で他の生体を襲うらしい。

研究室の合宿ついでに採集することも考えたが、 自転車で移動する時に 背嚢でかなり揺らすことになること、 背中の熱でゆだること、 追加採集や元いた環境への放流が容易にできないことが問題。 なお生物飼いのマナーとして、 遺伝子の別環境への持ち出しを行わないということがある。 基本的に飼育したものは死ぬまで面倒を見て、 飼育できなくなったものは責任を持って殺すべき。 その1匹に対して可哀想と思う気持ちよりも、 放流される環境に関係する全ての生物に迷惑をかけてはいけないと思わねばならない。 遺伝子の交雑が起きたものは何処の自然にも戻してはいけない。 戻して良い基準としてよく聞くルールでは、 一箇所で採集された生物とその純粋な子孫は元の環境に戻しても良い、というのがある。 より厳格なルールもあるようで、 一度でも飼育環境に置いたものは遺伝子交雑が起きてなくても元の環境へも 戻してはいけない、という立場がある。 直感的にはここまではしなくても良いと思う。 もし後者の立場を取るのならば 飼育した生物とその子孫が自然界に帰ることはないので、 どこから手に入れても構わない、ということになる。

トイレに流したら実は生きていて生き延びるということもありうる。 ディスポーザでも小さな個体なら死なずに素通りする可能性がある。 殺すことに決めた個体は、土に埋めるかゴミ箱行きにすべき。

キャベツは一度開いた葉の状態で育ち、 その後で葉が丸まるらしい。 これを結球というそうだ。 私は逆だと、すなわち丸から広がっていくのだと思い込んでいた。 だとすれば、 使用された農薬は一番外側だけについているのではなく、 内側の葉にも満遍なく取り込まれるということになる。 一番外だけ捨てるというのはあまり意味がないんじゃないかな。 調べてみたら、キャベツの葉を捨てる人はあまり多くないようだ。 捨てる人でも青臭いからというのが多く、農薬を気にしてという人はさらに少ない。 うむ。 これからは捨てずに使おう。


2015年08月19日(水)

sshfs というのを知った。 仕組みが全く発想になかったので、すごいと感心した。 簡単で、便利。 家から職場のデータを扱うのに、 一度リモートコピーしなくても良いし、 ssh ログインのようにリモート端末の操作であるという意識をし続けずにすむし、 データに触れるターミナルエミュレータを簡単に増やせる。 NFS と全部置き換えたい気分にすらなったが、 ssh ログインできるアカウントでマウントするので、 多アカウント環境のファイルサーバで /home 全体を提供するといった用途には NFS の方が向いてそうだ。 Android 端末からは SSHFSAdroid というのが使えそうなのだが、 情報が少なく、なんか上手くいかない。

施餓鬼会。 母が亡くなったので、私が家の代表として初参加。 カミサンも都合をつけて来てくれた。

英語ノートをどう取るか。 手間的に LaTeX はありえない。 まあ Wiki かなあ。


2015年08月20日(木)

最近ムスコが寝坊気味になってきた。 ムスメと私が家を出る時点でまだ寝てる。

昼間に水草を観察していると、 光合成の副産物の酸素の気泡が上がってくる。 葉っぱから直接ではなく、根本側の切り口から最も活発に気泡が放出される。 おそらく 根っこの細胞にまで酸素を送るための仕組みなんだろう。 蓮根は空気のない泥の中で空気を蓄えるためにあのような穴を持っているのだが、 あれは実は光合成の結果作られた酸素が貯まっているのかもな。

通勤路にある川っぺりは草ボウボウなので川辺に入れないと思っていたが、 通りながらよく見ると 3 箇所ほど切れ目があって川に入れそうだった。 また、水溜りにメダカっぽい小魚を見つけた。 時間があるときに網持ってガサろう。 なお、大阪府内では泉佐野以南に漁業権が設定されているので採集ができないが、 それ以外では問題ないらしい。

私ら家族と姉夫婦で納涼祭。 ムスコが歩き回る。 子供は2人とも興奮気味。


2015年08月21日(金)

昨日 銀行から電話がかかってきて面談の予約したので、出勤途上で銀行に寄る。 担当の兄ちゃんが勉強足らん感じで頼りない。 外国債券が何故好調なのか聞いたら中で頑張ったから(意訳)とか答えられたが、 為替の影響について述べてない。 データを見せてもらったのだが、 単純に見れば為替の影響なしだとマイナス、 為替の影響ありだと大きなプラスで差引プラスと言えるデータだった。 ならば、頑張ったんじゃなくて為替を先に言うべきだろう。 手数料の考え方もなんか適当っぽい。 最初の一発で 2% よりも、 毎年 1.7% のものがより長く持つのに好適だとか。 はあ?10年持てば 17% じゃん。 銀行は手数料で儲けているのでわざとかもしれない。 ちょっと不信感がある。 とりあえず円安なので外国債券を売った。 もうちょい揺れ戻すんじゃないかな。 日本株式の投資信託でロボット取引の物を買っていたのだが、 やっぱり人間がやらんとあかんのだろう。 どんなに精緻に考えていても機械的にやるのは不利になりそうだ。 ワロス曲線とかあるしな。 人間は張り付いてる人件費がかかるが、ロボットはかからない。 だからロボットの方が商品として安くあるべきだが、 手数料はあまり変わらなかった。 費用対効果が悪いことになる。 ということでロボット運用は今後選択しない。 私は計算科学屋であることもあり、 ロボット運用は人類の英知に投資するつもりで技術を買った感じだったが、 贅沢だったと言えるだろう。

やる気がなくなったので、利益確定の売却だけした。 同額2件 1.5年それぞれで +22% -8% で +14% くらい。 得たお金は投資せず、普通預金に入れておいた。 1件、-13% の奴は残した。 これはブラジル国債中心の投資で、今後オリンピックがあるから まだ上がる見込みがあるそうだ。 銀行の兄ちゃんは売らせたいようだったが、これはそのまま持っておいた。 こういうのは動かすほど手数料で目減りするからな。 逆に、手数料分だけ銀行が利益を得るわけで、 銀行の兄ちゃんはその意図で動いていた可能性がある。 売却して資産の比重が現金に寄ったので、 もうちょい投資部分を増やしたかったところだが、 これはまた数ヶ月後くらいに考えることにした。 一応今が円安と言われているので、それまでに円が上がっていたらそれだけで利益になる。 それまでにあの兄ちゃんがもうちょい勉強していてくれるといいなあ。

プール。 専攻の学生が中高と水泳部で、現在プールの指導員をしているとのこと。 教えてくれるらしいので、一緒に大学プールに行ってみた。 私はどうやら結構上手な方らしい。 1回 1km を年10回以上を 10年以上だから、100km 以上泳いでいるか。 これくらい泳げば動きはある程度洗練されてくるということだろう。 しかし玄人から見れば、やはり指摘事項が幾つかあった。

クロールのリカバリーで肘を曲げ、 肘が最高点になり、手先がやや下がるように動かすべき。 右手は綺麗にいけているのだが、 左手が伸びたまま回って手先が最高点になってしまっている。 意識してみると、左肩の稼動域がまだ狭く、筋肉が弱くて動かしにくい。 手先の軌道は中指だけ水面を擦るイメージで。

平泳ぎは両手の前腕が平行になる感じで小さく掻く。 大きく掻くと力が入るような気がするが、実際の推力では損をしている。 手の最後は体に近付ける方向に水を掻くことで、頭が上がりやすくなる。 無理に頭を上げようと思ってはいけない。

飛び込みでは、腕で後頭部を挟むと良い。 手首の関節を少し反らせることで、入水後の姿勢制御を行い、 深く潜りすぎないようにする。

バタフライはドルフィンキックが命。 ドルフィンキックには、沈むためのものと浮くためのものの 2種類あることを意識する。 前者は足首を高い位置に上げてキックし、後者は逆。 ただし、足先が水面上に出てしまうとロス。 息継ぎの直後のキックは足首だけで軽く姿勢制御の感じでもとりあえずは良い。 ドルフィンキックの練習をする。 50m をドルフィンキックだけで進む。 ただし、息継ぎは4回キックに1回クロールの手で行う。 4回キックするうち3回を沈むキック、1回を浮くキックにする。 上達すれば 4回キックのうち2回を沈むキックにし、 さらに上達すれば 2回キックのうち1回を沈むキックにする。 キックは膝を曲げるのでなくバネのようなイメージでやると綺麗に推力を出せた。

ターン。 鼻の穴を手で押さえるのはダメ。 息を出し続けることで対処する。 息はターン直前に一杯に吸っておく。 ターンはバタ足でやるよりドルフィンキックでやる方が推力が出る。

背泳ぎで進路が曲がってしまうのは、屋外プールではまあ仕方ない。 諦めよう。


2015年08月22日(土)

カミサン出勤でいつものように子守。

携帯電話が不調だった問題は、 SIM カードを一度抜いて端子部分を拭いたら毅然した。 汚れか酸化皮膜で 接触が悪くなっていたんだろう。 ともあれ、これでまだ戦える。

ミカン袋のような網袋が砂場に落ちていた。 これはエビ取り網に使えるぞ、ということで拾って帰る。 帰宅後、ムスメと網作り工作。 ハンガーを折り曲げて網の枠を作り、 先の網をダブルクリップで留める。 柄の部分は、これまた廃棄物再利用の組み立て式モップの柄に取り付けた。 カミサンからダブルクリップが勿体ないという指摘があり、 テグスで縫い付けた。 うむ、美しい。

先週の夏祭りでボール投げをムスメがした。 せっかくなのでダンボールでボール投げ練習機を作った。 投げ入れる穴をあけるだけというシンプルなものだが、 まあ作るということが良い経験。

カメラを構える時に両脇を締めるという基本がすこし甘くなっていた。

義父母が来阪したので、一緒に夕食。 ムスコは昼寝してなかったこともあり、途中で寝てしまった。


2015年08月23日(日)

カミサンも私もムスコもお寝坊さん。 いつもの日曜のようにお掃除。

ゴミ捨て場からホースを回収。 蛇口に取り付けて 10m 先の手元で開閉が操作できるもの。 もともとは水回り作業や工作素材として目を付けたのだが、 非常に状態の良かったのでそのまま使用することにした。 ウチのマンションに標準で付いている通常水道の蛇口はシャワーヘッドになっているので、 これは取り付けられない。 備え付けの浄水の蛇口には繋がる。 数年前からウチは浄水器のフィルタを交換しない方針になっており、 浄水だからといって勿体ないということが全くない。 捨てた人はこの辺の葛藤があったんだろうな。 このホースを使うと、ベランダ掃除がめっちゃ楽しい。 バケツに汲んで柄杓で撒いて、 ということをやると少ない資源をやりくりしなければならない。 その意識がなくなるとすごく気楽になる。

カミサンのムスメ呼称の「ぽんちゃん」が復活した。

カミサンの電子鍵のストラップホールが破損していた。 前にそういうことを言っていたような気もするが、忘れていた。 修理には 7千円もかかるらしい。 別に合鍵作るわけでも電子回路を交換するわけでもなく、 単にプラケースの問題にそんなにかけてられない、 ということでカミサンも放置していたらしい。 だが運用上は不便であろう。 さて、たかがプラケースなので穴を開ければそれで済む話だ。 ネジを外してフタを開け、 構造を確認して土台側の問題ないところに電動ドリルで穴をあける。 フタを閉じてネジを締め、土台側に開けた穴をガイドにフタ側にも穴をあける。 穴にリングを通す。 ついでに破損部分の形を整えて可愛くネコミミ型にし、 ヤスリを当てて手触りを良くした。 カミサンにも喜ばれた。

ムスコが私の足に靴下を履かせようとする。

ムスコの保育園のグレードを上げるか問題。 カミサンがそうしたいか、そうすべきだと判断したのならそれを応援する。 これが私の基本スタンス。 さてグレードを上げると、 保育時間が3時間(9:00〜12:00) から 5 時間( 9:00〜14:00) になり、 教育内容として簡単なリトミックだけからトイレトレーニングが付く。 それに対して月謝が 3万円が 6.7 万円になる。 放っておいても来年度くらいから 上のグレードにせざるを得なくなるらしいのだが、 これを前倒しにしないか、と保育園から勧められているらしい。 前倒し期間が 6 ヶ月程度だとして、20万円以上かかる。 営利企業としての保育園からすれば、 単純に収入が増えるし、下クラスのキャパを空けられて顧客を増やせるという インセンティブがある。 私達の為だけを考えての提案と言えるだろうか。

教育は尊い物でこれにかかる費用は惜しむべきではないが、 現実問題として資産は有限であり、一生のうち使える金は限られる。 たとえば貯蓄しておいて、私学などにも進めるように備えておくのも 教育のために使っていることになる。 また認可保育園に通えることになれば、 保育園を変わることになる。 教育は継続して効果のあるものも多いので、 その場合にはこの時点で高い金をかけてもあまり意味がない、 ということにもなりかねない。 まあそもそも私は幼児教育の効果というのに懐疑的というのもあるのだが。

トイレトレーニングに20万円の価値はあるかというと、ないような気もする。 カミサンの負担軽減とムスコへの教育的効果が合わせて 20万円に見合えば当然アリなのだが、 保育時間が増えてカミサンの負担が減る効果を正しく見積れていなかった。 月あたり30時間ほどムスコを見てもらえる時間が増える。 その分カミサンが自由になる時間が増え、 体を休めたり勉強したりするのに使えることになる。 そう考えるとアリという気がしてきた。

起きるのが遅く、 正午ころのお菓子で腹が保ってしまい、 昼食が14:00 頃になって生活のリズムが後ろにシフトし、 また夕食がタコヤキで時間がかかったので 寝るのが大幅に遅れた。


2015年08月24日(月)

職場近くの川でメダカを採集。 河口の近くで満ち引きで水位の変化で残された水溜りに閉じ込められていたものが 簡単に捕獲できた。 乱獲、絶滅を避けるめに 2cm クラスのものを3匹だけ獲り、それ以下のものは残した。 メダカに似ている外来魚カダヤシは飼育禁止なので殺処分しないといけないのだが、 調べたところちゃんとメダカだったようで一安心。 メダカの採れる場所を見つけられたことも嬉しい。

ミナミヌマエビの採れる場所を見つけたら良かったんだけどなあ。 採った生体を無駄に死なせるつもりはないけれど、 気軽に生体補充できてリリースできるポイントがあると飼育に対する精神的負荷が減る。 適当に水草の根本あたりに闇雲に網を入れて振ってみたが入らなかった。 頑張ればポイントを見つけれるかもしれないが、私が頑張るべきはこれではなかろう。 頑張っても、ここにはいないかもしれない。 とりあえずやるだけの事はやった。 ミナミヌマエビは通販で買おう。

タモ網を使った漁をガサガサ漁というらしい。 調べてみたところ、 網を振うのではなく、 網を定置罠として簡易的に設置し、そこに追い込むのが正しいスタイルのようだ。 ちゃんとやるには水に入るのが正しいようだが、私はそこまでやる気はない。 できれば移動途中のついでにちょっと寄るくらいの感じで済ませたい。

動物飼育のマナーとして、特定のポイントで採集したもの同士のみの子孫で 遺伝子の混濁がなければ自然界に戻しても構わないとされることが多い。 しかし通販で手に入れると、 その個体がどこに由来するものかが不明瞭になるため、 殖え過ぎたときに自然界に戻すという選択肢がなくなる。 でもまあこれは獲らぬ狸の皮算用に近い。 レッドチェリーシュリンプは一度全滅させてしまった。 まだエビの繁殖に成功していないし、飼育にすら成功していないのだ。

ウチの学生が、学生同士のメシ食い誘いにしばしば他研究室まで行く。 そこに先回りして待ち伏せしてみた。


2015年08月25日(火)

日本株暴落というウワサ。 ちゃんと確認はしていないが、 損切り的にはすごい素敵なタイミングで日本株の投資信託をやめたことになる。

ムスメが音楽家の名前でダジャレを言う。 「バッハがバッチい」。 「しょうもないパンでショパン」。 それに対して私「しょっぱいパンでショパンかもしれないよ」。

投稿作業をやっつけた。 やっつけるの大事だな。 品質よりも量が大事なのだということを思い出すのがいつも後になる。


2015年08月26日(水)

ムスメは起きて着替えはサッと済ませたが、食事の進みが遅かった。 カミサンとムスコは先に家を出た。 ムスメと登園。 「スケルトン、透けとるん?」 というダジャレを開発。 「ずっとケトルを蹴っとる助っ人スケルトン、透けとるん?」。

コーヒー豆購入。 歯医者で3ヶ月検診。 銀行。

先週銀行で解約手続きしたが、 書類の不足で呼び出された。 課長さんに対応してもらったが、上司も大変だなあ。 こういうことになるということは、やはりあの若い兄ちゃんは まだちょっと未熟なんだろう。

なんば駅に水槽が置いてある。 よく手入れされていて、綺麗。 アクアリウム趣味を始めたら、プロが作った綺麗な水槽を見るのが楽しくなってきた。

再投稿。 投稿するっていいな。 仕事してる気になるし、期待で楽しくなる。 落とされたら悲しい気持ちはまああるが、 分野によっては5回くらい落とされるのはザラだというし、 落とされてもランクを落として通るまでやればいいだけだ。 すごい気楽になってきた。 まあ、別の雑誌に投稿するたびに日単位で作業コストはかかるわけなので、 できるだけ一発で通った方が他の仕事を進められるという面もあるが。

水槽の底床に川砂という選択肢があるが、 粒子が細かいと酸素を含んだ水が交換せず、 嫌気性細菌が繁殖して悪臭や病気の原因になったりするらしい。 川砂の場合、厚み 1〜2cmなら安全、4〜5cm でも問題になることは少ないらしい。


2015年08月27日(木)

好気性(細菌)、 有酸素(運動)、 エアロビクス、 が英語だと全て aerobic(s) だということを知った。 日本語化された「エアロビクス」は武富士ダンスみたいな運動のイメージだが、 本来は有酸素運動全てをひっくるめて指す言葉らしい。

出勤途上の川でエビを採集できた。 ガサガサ漁をするには川に入らなければならないが、 川岸から濡れずにスマートに捕獲するにはまず静かにエビを見つけることが大事。 エビは水草にもいるが、川底の砂地の上にいるものが見つけ易い。 川底にいるエビにゆっくり網を寄せて砂ごと掬った。 40分で 10匹程度採集した。 ガサガサ漁だともっと一網打尽に取れるんだろうが、 川岸戦略だと1匹ずつになるのでどうしても時間効率が悪くなる。 10匹のうち 2匹がスジエビ、残りがミナミヌマエビだと思われる。 スジエビは肉食性が強いのでウチの水槽に入れるわけにはいかない。 エビ採集には選別の手間、スジエビ混入の不安、 効率の問題などがあるが、少なくとも一度経験して良かったと思う。

エビがいたところは川の流れがあって常に新しい水が来ているところだった。 たぶんエビは川の流れのあるところで生存し易いのだろう。 公園のメダカがいる池には流れがないので、あまりいないのではなかろうか。 でもヌマエビという名前がついてるくらいなので流れがない場所にもいそうだが。

帰宅して、エビを水槽に移す。 2L ボトルに水半分くらいで、 5匹 x 4時間くらいは問題なく輸送できた。 流水で発泡スチロール箱を洗い、ボトル内の水ごとエビを入れる。 水量が足りないので、汲み置き水を点滴法で入れる。 点滴法は時間がかかるが、セットしたら放置で良いので実はそんなに手間がかからない。

水槽の CO2 添加は高価な水草とか綺麗に育てるという付加価値を見出しているからやるわけで、 我が家のアナカリスのような安価な水草だとそれに見合わない、 と考えるべきなんだろう。

昨日の組合の懇親会では余った食材は持ち帰ってくださいね、という感じだった。 そこで刺身の舟で飾ってあった鯛のアラを持ち帰り。 今日、潮汁にした。 美味い。

1年ほど前に結婚した同僚が離婚したそうだ。 5月に一緒にヨット旅行をしたので、ちょっとショック。


2015年08月28日(金)

ミナミヌマエビは無事生きて朝を迎えた。 1匹が抱卵個体だったようで、せっせと泳いで卵に水を当てている。 ミナミヌマエビは小さくて可愛い。 こいつに感情移入すると、スジエビは体もハサミも大きくて、獰猛な印象で怖い。 スジエビは元の川に返すことも考えたが、職場でボトルアクアにしてみることにした。 夜の川に近付くのが怖いということもある。

スジエビの1匹は水から飛び出て干涸びていた。

プール。 今日は件の学生が体調を崩したので私一人で。 クロール 400m, 平泳ぎ 300m, ドルフィンキック 300m の合計 1km で 30分。 飛び込みクロール 100m を 99秒。 100秒を切った。 飛び込み付きとはいえ、1秒/1m が目標だったので満足。

ベランダに置いた水槽を北面に並べた。 メダカ中サイズ 3匹の水槽、 メダカ稚魚 7匹の水槽、 ヌマエビ 7匹の水槽。 ヌマエビ のうち1匹が抱卵個体だったので、 これを隔離する水槽を作る予定。 日光が当たりすぎるからか、緑水が黄色くなってきた。 なんかよくない気がする。


2015年08月29日(土)

ムスコと散歩するとき、練習もかねてエスカレーターに乗ってみた。 ムスコはまだあまり乗り慣れていない模様。

地下道は車がないので、ムスコを連れ歩くのに少し気が楽になる。 地下鉄駅の改札前をムスコは歩き回る。 何度も何度も往復しているのを見兼ねたのか、 駅員さんが「電車に乗らないのでしたら、入っても良いですよ」と入れてくれた。 ムスコも電車が気に入った様子で、 入構してきた電車に向かって「てんしゃー」と叫んでた。

肩車はあまり好きではない様子。 「くわいー」と叫ぶ。 怖い、の意だろう。

義父母がやってきて、タコヤキパーティに参加してくれた。 結構満足してもらえたようだ。


2015年08月30日(日)

雨が降っていたので公園に行けず。 しかしムスコは外に出せと主張。 仕方ないのでマンション 1F ロビーと外周とを歩く。 駐車場も基本的には車が通って危ないが、 車が出入りするまではと遊んだ。 車が来たので、「危いから帰るよー」と走って帰宅。 坂道を下って走るのが速くて楽しいようだ。

ムスコとエレベータに乗ると、以前はとにかくボタンを押したがった。 表示が光るのが楽しいのだろう。 ムスコの攻撃から操作パネルをブロックするが、 油断の隙をついて別の階を押すこともしばしばだった。 私・カミサン・ムスメは「もー」と言いながら、ダブルクリックでキャンセルしていた。 その「もー」という言葉を覚えてしまい、 自分から「もー」と言う。 それ可愛いけど、自分で言う言葉じゃないから。

ムスコはエレベータの操作パネルで関係ない階は押さないようになった。 B1(駐車場)・1F(玄関)・自宅の階のみ。 まだたまに別の階も押すものの、かなり頻度が減っている。

「改札階・駐車場・地上階・歩道橋」という複雑なボタン構成でも、 正しく「地上階」を選んで押した。 おそらく、最寄り駅のエレベータが「改札階・地上階」の組み合わせなので、 それでよく見る字の形を判断したのだと思われる。

枕カバーが裂けて破れた。 カミサンに相談したところ、バスタオルで作れば良いとのこと。 なるほど、そらそうだ。 カミサンからミシンを借りようとしたら、 あまり使用頻度が高くないので義実家に置いているらしい。 手縫いでもできるのでカミサンが作ることを申し出てくれたが、 自分でやってみることにした。 手持ちのタオルの長辺・短辺をどう合わせて形を作るか、というパズル。 前の枕カバーのように横から入れる方式しか頭になかったところ、 縦から入れる方式を思い付いた。 裁断なしで縫う量が少なく済んで その美しさに自分で惚れ惚れしているところ。

古い方の枕カバーには「YES」と書いてみた。 NO のない YES/NO 枕だ。

私は持っている CD をエンコードして HDD 上に保持している。 ジャケットはスキャンしてデータ化して本体は捨てた。 勿論、CD をケースごと持っていたい気持ちは私にもあるが、 スペース的に贅沢するよりも、 自分の生活空間と家族の荷物置き場を優先した。 人によってその気持ちの強さは違う。 私はそれで我慢できる程度にケースへの執着が弱かったと言える。


2015年08月31日(月)

ボトルに入れていたスジエビは死んでしまっていた。 無理があったか。 すまんかったな。 採集するときに区別の方法を知っていたら死なせることはなかったが、 たぶん採集してきてゆっくり見比べなければ分からなかっただろう。

ターンのときに、鼻から水が入る問題。 基本的には息を止めてしまうのが原因。 私は普通に泳いでいる時でも、息継ぎのあと息は止めてしまっていて、 息継ぎ直前にガツッと吐くことが多い。 これが癖になってしまっているので、 ターン中も止めてしまう。 ターン直前に息を一杯に吸うために、最後の息継ぎ前に完全に吐き切っておくことも大事。 このために、吸う直前だけ息を吐くのではなく、 まんべんなくずっと息を吐き続けるようにする。 スイミングの指導では、水中に鼻まで沈めて 20秒間息を吐き続ける練習とかするらしい。 これは冬のお風呂ででもできる練習だ。

クロールの息継ぎは2〜3回の手のかき毎に行うが、 ターンがこのタイミングに合わないこともある。 ターンの直前にはこのタイミングをずらして連続で息継ぎということもしばしば行われるそうだ。 最後の息継ぎのタイミングを見極めるのが難しい。 タイミングは水底のマーキングなどで、 「これをこの角度で見たときにかいていた方」のように決めておくのが効果的だそうだ。

最後の息継ぎの終了に合わせて腕と一緒に頭を水中につっこみ、 そのまま両手とも気を付けの腕にしておじぎ。 足はドルフィンキック。 鼻からは息を出し続ける。 これがなかなかできない。

ドルフィンキックの上達はかなり褒められた。。 4回ドルフィンキックでクロール息継ぎの次は、 本当は 2回ドルフィンキックでクロール息継ぎの練習をすべきらしいが、 とりあえず一足飛びに2回ドルフィンキックで片手バタフライ息継ぎでやってみた。 難しいな。 4回あると、体勢を整える・沈む・推進する・浮上する、と余裕を持って キックの役割を分担できるが、 2回だと推進する力が上手に出しにくい。 とりあえずこの片手バタフライがいずれの手でもできるようになったら、 ようやく両手バタフライの練習をする資格が得られる。 しかしまだ練習が必要。

バタフライの息継ぎでは アゴを上げることを意識する。 野球をやっているとほぼ全ての動作はアゴを引いて備えることが体に染み付いていて、 ちょっと不思議な感じがする。 水泳でもバタフライだけだそうだ。 平泳ぎでは勝手に頭が上がるのでむしろアゴを引く感じらしい。

クロール 100秒/100m 以内は結構速いらしい。 市民大会とかもあるらしいので、エントリーしてみても良いかもしれない。 ムスメの教育的にも、私が目標になるのもいいよな。

教えてくれた学生と昼食に行き、おごる。 美味いラーメン屋だった。

2つめの雑誌投稿も reject されたが、 同系列の雑誌に推薦されたのでそこで再投稿。 格は落ちるし金もかかるけど、今私に必要なのは手間の省略と論文の本数だ。 やってしまえ。


最新日記の各日付が当該月の日記へのリンクになっています。 さらに過去のものはトップページから辿れます。

| トップページ |