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想い出の旅行写真館
ケアンズ旅行記(5)05/6/28〜29

オーストラリア・ケアンズに旅行してきたときの記録です!

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ガイドさんに呼ばれたのと同時くらいに離れて探していた奥さんも「カモノハシいた〜!」との叫び声を上げてやってきました。
「なんだよ、自分だけ見つけられないのかよ」とちょっとくやしい気持ちになってきました。

ガイドさんのとこに行っても、奥さんのところに行っても結局、自分だけ最後までカモノハシを見ることができず・・・まっ、奥さんが見ることができたのだからいいか!
(霧雨で地面がぐしょぐしょだから靴は泥まみれになりました)

カモノハシは単孔類に属する哺乳類なのですが、卵から産まれるというとても珍しい動物なのです。
体長は30〜40cmほどでとてもきれいな水系にしかおらず、日中は影に隠れて出てこないのですが、暗くなってくると水面に顔を出して捕食するのです。
我々はその瞬間だけ、カモノハシを見ることができるというわけで、運が悪ければまったく見ることはできないのです。

カモノハシ観察の後は、近くのロッジへ行き、夕食の時間です。
あっ!そう言えば、ここに来るだいぶ前にバスの中でガイドさんが「夕食の連絡をしておかなければいけないから何を食べたいか、次から選んで1人ずつ教えて!」と言って、その選択肢が

 ・ カンガルーのステーキ

 ・ コアラのステーキ

 ・ ワニの生肉

で、一堂ぎょっ!としましたが、仕方ないから私はコアラのステーキを奥さんはワニの生肉を、そしてワニは自分たちで捕まえないといけないことになっていました。
(後からこれは冗談だと分かりましたが、最初は信じてましたよ)

ロッジに到着、本当の夕食は

 ・ オージービーフのステーキ

 ・ 照り焼きチキンのライス乗せ

 ・ バラマンディのフライ
(バラマンディのフライがおいしくて有名らしい)

から選択、私はチキン、奥さんはオージービーフを注文しました。
他にもスパゲティとスープはセルフ、野菜やフルーツ、デザートも出てきました。
ドリンクは、ビール、赤白ワイン、ソフトドリンクなど。
腹は空いていたのでモリモリっと食べました。
話はけっこう盛り上がりましたが、寒いわ、虫が多いわで、奥さんはちょっと気が散ってしまったようでした。

食事を終え、天気も悪いし、真っ暗だし、もう帰る時間かなと思っていたら、本日のメインイベント「土ボタル見学」が残っていました。
おばさんの1人なんか「もう行きたくない、ここで酒飲んで待ってるから行きたい人だけ行ってきて!」と駄々をこねていました。

バスを今まで乗ってきたものから4WDだがものすごく古いバスに乗り換え出発しました。
とてつもなくひどい悪路を進み、カモノハシ観察をした水辺の沢を下っていきます。
我々は一番後ろに座っていましたが、道の状態が分からないのでどう体勢をとればいいか分からず、上下左右に激しく揺さぶられました。
「ここ、車通れるような道じゃないだろ!」ってぐらいの悪路でした。

急な坂道を下り終えたかと思ったら急停車し、ガイドさんが「あっ、道間違えた。ここの坂登りきれないな」と言い出し、一堂またまたぎょっ!
「こんなところでバス降ろされて歩いて帰るなんて言わないでくれよ!」とみんなで言っていたら、ここが土ボタル観察の入口らしい。
「怖い冗談やめてくれよ!」って本気で思いました。

全員に懐中電灯が渡され、ジャングルの細い道を入っていきます。
灯りはまったくないのでこれでもかと言うぐらい真っ暗です。
全員、一列になって足元を照らしながら慎重に進んでいくと、滝の音が聞えてきて行き止まりとなりました。
ここがマンガリーフォールズの1つなのでしょう。

ガイドさんに滝のほうに懐中電灯を照らすように言われてそっちを照らしましたが、奥さんがたまたま後ろのほうを振り返って見てしまって、まだ見てはいけない土ボタルを見てしまいました。
私も奥さんに促されてそっちのほうに懐中電灯を当ててしまい、ガイドさんに照らさないように注意されました。

そして、「懐中電灯を消して後ろ見てください」とガイドさんの指示を受け、他のみなさんが後ろを振り向くとそこには・・・真っ暗闇の中に青紫色の不気味な光が星のように輝いていました。
(我々はすでに見ちゃっていましたが!)
土ボタルの正体は、蛍・・・ではなくて、蚊の幼虫がエサを寄せるためお尻をこのように光らせているのだそうです。
辺りに光の粒が広がり、夜空を見上げている、そう、まるでプラネタリウムにいるような錯覚にさえなりました。

この光景を写真に撮れればよかったのですが光量が足りなさ過ぎますしフラッシュを焚けば一瞬でこの光たちは消えてしまいます。
というわけで、この光景はまぶたにしっかりと焼き付けておくしかないわけなのです。

20分ぐらい、土ボタルを眺め、そして、バスに戻りました。
悪路をまた走り抜け、ロッジに向かいました。
みんな、幻想的な光景を目の当たりにしたことと、けっこうハードなスケジュールだったための疲れにより、ちょっとぐったり気味でした。

ロッジで元のバスに再び乗り換え、ケアンズへと走り出しました。
最初のうちはみんなまだ元気があってワイワイガヤガヤやっていましたが、いつしか疲れて眠ってしまいました。
ケアンズまで150km、1時間半はかかりますからねぇ・・・。
ガイドさん、ほんとうにお疲れさんです。

ケアンズに到着し、最初に我々のホテルに寄ってもらい、ここで皆さんとはさようなら。
いやぁ〜、いろいろなところに行って、いろんな経験をし、ものすごく内容の濃い、そして疲れるツアーでした。
ホテルの部屋に入ると時間はすでに夜の9時半を過ぎ、明日の帰国の準備をしてからベッドに横たわるとすぐに寝てしまいました。

29日、とうとう帰国の日がやって来てしまいました。
今回の旅行は昨年のロスとは違い、自分たちのリズムで楽しむことができたと思います。
何より、ケアンズという町が日本人向けに観光化されているような気がして、外国の文化を知らなくても、英語ができなくても過ごせてしまうところだと思います。

昨日、Wool Worthsで買った朝食を早々と済ませ、出発のための支度・確認をしました。
スーツケースはいろいろ買ったお土産(ほとんどお菓子類?)を詰め込んだらパンパンになって、重くなってしまいました。

チェックアウトも終わらせて、ツアー担当の方にスーツケースを預けてから、空港への出発まで1時間ぐらい余裕ができたので、買い物をする予定もなかったので近くのカフェでくつろいでいました。
あ〜あ、終わってみると早かったな、もっと長くいてもいいところだなと2人で話していました。

バス出発の時間が近づき、乗り込んでケアンズ空港へ。
バスには本日帰国のツアー客が20人くらい乗っていました。
マングローブの森を抜け、空港に到着し、スーツケースを受け取って空港の中へ。

チェックインと出国審査、出国審査では問題なく通り抜けたのですがその直後、横から係りの人が近づいてきて「抜き打ちのチェックをさせてください」と呼び止められてしまい、ビックリ!
(抜き取りチェックで抜き取られちゃった!)

「あれっ!我々何か悪いことでもしたか?」とドキドキで検査を受けました。
内容は、薬をつけた脱脂綿みたいなのでポケットの周辺などを拭かれ、検査機にかけていました。
おそらくですが、オーストラリアから土や植物、サンゴなどを持ち出してはいけないので、その検査ではないかと思われます。
もちろん、我々はそんなものは持ち出していないので、すぐに解放されました。

さぁ、あとは航空便への搭乗時間を待つだけ。
搭乗時間までは1時間ぐらいあったので、私はベンチでぶら〜っと伸びて今までのことを反芻、奥さんは空港内のショップを見て回っていました。

すると奥さん、両替所(Exchange)を見つけて財布の中のオーストラリアドルを日本円に両替・・・ところが、ここでは1A$=77円、日本では1A$=90円でオーストラリアドルに両替したので、かなり損してしまいましたが、まぁ、これもいい思い出ということで!

オーストラリア到着便が遅れているということで、我々の出発便も遅れて予定時刻より30分遅れの出発となりました。

いよいよ、オーストラリア・ケアンズとお別れです。
さようなら、ケアンズ!
飛行機は上空高く舞い上がり、パプアニューギニア、そして、グアム島を通過して成田空港へ。

赤道付近では窓から台風の子どもみたいな発達した積乱雲があちこちに立ち上っていて、非常に興味深い空模様が広がっていました。
もちろん、飛行機はそれらを交わすように飛んでいました。

奥さんは、機内ショッピングを楽しみ、食事を楽しみ、映画を楽しみ、空の旅も十分に満喫していました。

上空は至極穏やかで、出発時刻の遅れはありましたが、その分の遅れのみで飛行時間はほぼ定刻で成田空港へ到着。
日本に帰ってきてしまいました。
(この時点ではまだ帰国の実感はない)

京成線、山手線と乗り換えていくうちにだんだんと日常に戻っているのを感じるのがとても悲しくなってきました。
が、ケアンズにはまた行けるし、写真もたくさん撮って、とてもいい思い出になりました。

ケアンズはまた行ってみたいところですね。
日本語がある程度通用する場所が多いので英語ができなくてもあまり困る場面もないのですが、できれば英語でやり取りや会話ができるようにもっと英語を身につけたいです。
それから、今回は挑戦しなかった「釣り」のツアーも次回はやってみたいと思っています。

◆「オーストラリア・ケアンズ」に行こうよ!◆
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