☆Diary ３.0 夏休み☆
サファイアVer.
〜７月２×日晴れ〜
「…ここで、おしまい？」
やっぱり昨日、続きも借りてきちゃえば良かったかな？
ヘケートのお勧めの小説。
とりあえず１巻だけにしたんだけど、この先が気になる〜。
もうじきお夕飯の時間。
でも、図書館に行って帰ってくるだけなら、間に合うよね。
電車で１つ隣の駅まで。
たった１駅だけど、フランツいないかな？なんて(*^o^*)
夏休みに入っちゃったから、朝、会えなくてちょっと淋しい。
電話かければ良いんだろうけど、何話して良いかわからないし。
…こんな時間にいるわけないよ、ね。
■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □
ふふ。シリーズ全部借りちゃった。
重いけど、これから読めると思うと楽しみ。
すぐ、次の駅だけど、ちょっと読んじゃおうかな。
えーと、２冊目、２冊目。
「サファイア♪」
え？えー！？うそぉ。どうしてフランツがいるの？！
それも、きっちりスーツ姿で。
や〜ん、すっごく格好良い○(≧▽≦)○
それに引替え...普段着だから隣に並ぶと変なんですけど（−−；）
もう少しおしゃれして来ればよかった。
今更後悔しても遅いんだけど。
「こんな時間に出歩いてるなんて、珍しいね。
そろそろ夕飯だろ？お母さんに叱られるんじゃないの？」
「図書館に行ったから。今から帰るところだけど。
フランツは？」
そんなにちゃんとした格好って、デートかな。。。違うよね。
「おじと会食。ネクタイ締めてかないと怒るからさ。
全くこの暑いのに、冗談じゃない」
憮然とした顔で言う。くすくす、可愛い♪
「でもね、似合ってる。そのスーツ♪♪♪」
って言ったら、照れくさそうに笑った。
その顔もすっごく素敵。胸がきゅ〜ってする。
「ありがとう。サファイアも可愛いよ。涼し気だね」
嘘だぁ。こんななんでもないＴシャツ姿で絶対可愛く無いもん。
今日、会いたくなかったな、やっぱり。。。
なんて思ってる間に駅に到着。
それじゃ、って降りようとしたら、腕を掴まれた。
ドキドキ。
汗かいてるよね？ちょっと恥ずかしいな。
「今晩、電話するから」
うん、って頷いた。
…もしかしてデートのお誘い？嬉しい♪♪♪
今夜のうちに、準備しておこう！
可愛くなるように頑張る！
＜Diary３.0 夏休み おしまい♪＞
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