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マナ島
〜直行便が取れなくて〜
2003年〜2004年の年末年始に、バリ島以来の海外旅行へ行こう!ということになった。
とは言っても超ピーク・シーズンである、どこも予約でいっぱいであった。
時差があまり無く、成田からのアクセスが至便である南の島、それもできれば離島が良いな〜
子連れだしクリニックもあると更に良いな〜・・・
ということで、フィジーのマナ島を選んだのだが、
やはりというか当然というか、直行便は一杯でキャンセル待ちしても無駄なのよ〜状態であった。
がしかし、「ソウル経由便であれば何とかなるかも」という、エスティーワールドの大澤さんのありがたき
言葉がっ!!
「それで行きますっ!」
と、4歳の子連れであることも忘れて即答してしまった。
とにかく半年前から予約を入れたわけでもないのである、贅沢は言えない。必要なのはファイト一発!
2003年12月 コリアンエアー
で、出発した。
まず2時間前後かけて韓国はソウルまで行き、そこでトランジットしてから10時間以上かけてフィジーの
本島へ行く。
そこから更に船か小型飛行機でマナ島へ・・・というスケジュール。
・・・・・・・・・・・・・
と、遠い道のりだ・・・独身の時ならラックラク〜全然問題無いよ〜って程度だが、今回は子連れ旅行だし・・・
これだったら愛するモルディヴでもオッケーかも、のノリではないかっ!
いや落ち着け・・・モルディヴの年末年始は逆立ちしても取れないんだから、欲を出しちゃいかんようんうん。
2003年12月 ソウルのインチョン空港
韓国はオリンピックの時に行ったきりだが、あの時の空港とは違うのだろうか・・・う〜ん覚えがない。
今回は入国はせず、トランジットまでの数時間の間に夜ご飯を食べて空港内を散歩したのみである。
フードコートみたいなところには、日本食もあったので握りずしなどをチョイス。
娘はおそうめんの韓国版みたいなのを食べたのだが、おすしよりずっと美味しかった。
現地の食べ物の方が無難なのは、万国共通?!
それにしても・・・
やっぱり合計十数時間のフライトって結構キツイ。
娘の体調が何より心配なわけで、とにかく眠ってもらいたい!の一心で、彼女が横になれるように
夫の膝を枕にし私の膝を足乗せにし・・・という風にしていたのだが、寝返りするたびに気になって
しまい、熟睡できない。
また、成田からなら8時間前後で着いちゃうはずなのに、一度フィジーからより遠いソウルまで戻ってから
ナンディを目指さなければならないというのは、心理的になんだがとっても損した気分になるのだ。
遠回りしないで15時間飛行機に乗りっぱなし、っていう方が、まだ気分的に救われる。
いや落ち着け・・・年末年始なんだから、ね、ソウル経由でもなんでも、フィジーまでのエアーが取れた
だけでもありがたいのようんうん。贅沢言っちゃいけないようんうん。
〜いよいよマナ島へ〜
で、ようやく早朝にフィジー本島のナンディ空港に着き、小型飛行機に乗り換え!
南の島の空港に降り立ち、もわ〜〜っとした空気を吸い込むと、毎度の事ながら
「寒い冬の日本から脱出してきたんだわ〜〜〜♪」
と実感するものである。
移動手段とはいえ、飛行機で上空から宝石のような島々を眺められるのは感激もの。
下の写真は・・・多分トレジャーアイランドかな?↓
小型飛行機からフィジーの島々を望む
美しいラグーンに囲まれた、小さな島々を眺めながら飛行機に揺られること約10分・・・
いよいよマナ島が見えて来たーーーっ!!
海の中のドロップオフが飛行機から見える・・・!きれいだーーー!!
ちなみに下の写真の真ん中上の黒い影は、飛行機のプロペラ↓
2003年12月 マナ島上空より
マナ島は、フィジーの離島の中ではかなり大きい島である。
小さな飛行場が見えてきた・・・左手前はビーチフロントコテージ↓
2003年12月 マナ島上空より
青い空、エメラルドグリーンの海・・・晴れ男の夫に感謝!
がっ!!!
しかしっっ!!!
この後がきつかった・・・!!
そう・・・アーリーチェックインの手配をしていなかったため、夜ほとんど飛行機の中で
眠れなかったという最悪の状況にもかかわらず、他の宿泊客の団体様と一緒に、ひたすら、
ただひたすらロビーで待たされるハメになったのだ・・・。
午前7時とか8時にナンディに到着して、小型飛行機に乗り換えて・・・よく覚えてはいない
けれど、せいぜい9時とか9時半にはマナ島に到着していたはずだが、12時くらいまでは
ひた〜〜〜〜〜すらロビーで時間をつぶさねばならなかった覚えが。
ならばビーチへ出て泳いでれば?なのだろうけれど、とにかく疲れきっていてそれどころでは
無かった。
せ、せめてカクテルでも飲んで元気を取り戻そうよ・・・と思い、ロビーのバーに行けば、
「12時からオープンする」
というつれない言葉が。
「プールのバーなら11時半からだよ」
と言われ、早く早く11時半になっておくれえええと時計を睨みながら過ごす。
そしてようやく11時半!
やった〜〜バーでビールでも飲んでれば、12時までなんてあっという間さ!
ようやく生き返った〜〜という気分でプールバーから撮った、マナ島ノースビーチ↓
2003年12月 プールバーからノースビーチを望む
〜マナ島紹介〜
それでは、マナ島のビーチなどを紹介しようっ!!
2003年12月 ギフトショップ横にあった島の案内図
〜ノースビーチ・コテージなど〜
ちなみに私達が泊まったのは、上の地図のちょうど真ん中の上あたりに二つ並んでいる集合コテージ。
ノースビーチが見える部屋だった。
ノースビーチはエメラルドグリーン、深いグリーン、ブルーのグラデーションがまぶしく、、ホワイトサンドは
さらさら・・・遠くにはフィジーの島々を望むことができる、とても美しいビーチだった↓
ノースビーチの右側と左側
私たちは、リーズナブルにデラックスビーチコテージに泊まった。
2階建ての建物で、私たちは1階だった↓
2003.12月 コテージ前にて
2003年12月 2階建てのビーチフロントコテージ
私たちの泊まった部屋から見た風景はこんな感じ↓
2003年12月 コテージより海を望む
コテージ目の前(上の写真)から更に海へ近づくと、この様なパラソルがビーチ沿いにだーーーっと
並んでいる↓
2003年12月 ビーチパラソル
しかし、コテージの数に比べパラソルの絶対数が少ないため、毎朝パラソル争いが行われる・・・
これはモルディヴと同じ状況である。
上の写真のビーチチェアに、緑のタオルがかかっているが、これこそ「この席取ってます!」の証。
で、朝一番に私達もタオルキープしたことがあったのだが、朝ご飯をのんびり食べてたら、しっかり
そのタオルをどけられ、別のカップルに席を取られていたことがあった・・・ああどこの世界の競争も
厳しいものなのね・・・。
メインロビーにつながる場所に、メインレストランがあるのだが、夜はビュッフェ食べ放題を毎日やって
いた(写真がなくてごめんなさい)。
けれど、かなりお高かったため、私達は単品をメニューから選ぶコースにした。
4歳だった娘は、ビュッフェから好きなものを取れば常に夕食はタダだったので大変ありがたかった。
ただし、ビュッフェが終わってしまった後に行くと、子供用にも単品を頼まねばならないため有料。
ちなみにクリニックは、このメインレストランからほど近いところにある。
私は滞在中、風邪で喉が痛くなったためこのクリニックにお世話になった。
おばあちゃんドクターに薬をもらったのだが、これが大変良く効いた。
〜サウスビーチ・レストラン・ダイビングショップなど〜
島の南側にはサウスビーチが広がる。
こちらも本当にきれい!
ずっと眺めていても飽きないのが南の島のビーチなのだ・・・。
以下、マナ島サウスビーチの写真を何点か↓
2003年12月 マナ島サウスビーチ
ただ、ビーチにうちあげられた海草が目立つ気が・・・ノースビーチの方が、掃除を優先して
いるのだろうか??↓
2003年12月 サウスビーチ
島の南側にあるサウスビーチレストランは、メインのレストランよりも雰囲気が良い。
夜になるとコース料理が食べられるらしいのだが、4歳の子連れにそんな場所は無理・・・という
わけで、せめてお昼だけでもと、ランチはいつもこのレストランで食べていた。
広いデッキの席に座れたら、下の写真のように、目の前のサウスビーチを見ながら食事をする事が
できる↓
2003年12月 サウスビーチレストランより
これは・・・クラブサンドイッチだったかな?美味美味♪
娘はフレンチフライが大好きなので、サウスビーチレストランではしょっちゅうこれを頼んで
いた↓
2003年12月 ランチ
ダイビングショップも、サウスビーチにある。
さすが日本系列のマナ島、ダイビングショップにも日本人インストラクターがいて、年末年始だった
こともあってか、お客さんのほとんどは勤勉なる日本人ダイバーだった模様。
この島には、欧米のお客さんもかなり滞在していたのだが、彼らのほとんどは
「のんびりまったり派」
らしく、朝早くからダイビングに行くぞという欧米人はほとんど見られなかった。
下の写真が、ダイビングショップのデッキから撮ったダイビングボート↓
2003年12月 ダイビングボート
また、サウスビーチ側には、ホテルのチェックイン前やチェックアウト後などに着替えをする場所がある。
下の写真の右側がそれ。奥に見える海がサウスビーチ↓
2003年12月 着替え場所
ちなみに上の写真の右側奥には、広いお手洗いもある・・・確かシャワーもあった。
〜ランドリーはお友達〜
マナ島(の、少なくともスタンダードな部屋)にはルームサービスもランドリーサービスも無い。
ハネムーナー向けのスイートルームみたいなコテージには、そういったサービスもあるのかも
しれないけれど・・・。
で、重宝したのが下の写真にあるランドリー。
メインのロビーからギフトショップ方向へ歩き、更にサウスビーチ方面に歩くと、右側に小さな小屋が
あるのだが、その中には3台の洗濯機と1台の乾燥機がある↓
2003年12月 ランドリー
ちなみに一番左側の洗濯機は、壊れていたので使えなかった。
乾燥機はこの写真でいうと手前の右側にあった。
私達は雨季にマナ島に訪れたため、とにかく蒸し暑かった。
当然汗をかくわけで、しかも荷物をコンパクトにするために衣類の換えをあまり持って行かなかった
我が家・・・毎日の洗濯は必須!
しかし雨季は湿度が高いからそのまま干してもなかなか乾かない・・・ので、乾燥機頼みとなる
わけだが、これが大変な競争率で・・・!
日に何度も「さ〜〜〜乾燥機はあいたかな〜〜」と、ランドリールームへチェックしに行ったほどで
ある。
前の人の洗濯物が乾いていたら、部屋にある台の上に置いて、自分達の洗濯物を乾燥機にかける、
という具合になっていた。
基本的に、誰しも朝洗濯をするわけで、競争率が減るのは夜だということに気づくのに、数日を
要した。
そう・・・洗濯は夜やって、乾燥機は夜中に使えば良いのである!
マナ島には公園もある。
シーソーやブランコにツリーハウスと、色々な遊具もある。
日差しの弱まった夕方から子供を遊ばせるのがオススメ。
2004年1月 シーソー
ちなみに下の写真のブランコの奥の方に、ツリーハウスが写っている。
大きな木の中にデッキがあり、子供にとっては夢のような場所↓
2004年1月 公園
2004年1月 公園
〜年越しパーティー〜
私達は年末年始の一週間をマナで過ごしたため、おおみそかに行われたニューイヤー・パーティーを
見ることができた。
ハネムーンで行ったモルディヴのヴァビンファルでも、カウントダウンパーティーは行われたのだが、
私達はなんと12月31日に島を出たため、
「なんだい、一年で一番エキサイティングな夜を目前にして日本に帰ってしまうのかい?」
というマネジャーの言葉に涙しながら(ちょっとオーバー)、モルディヴを後にしなければならなかった。
というわけで、今回は絶対にパーティーに参加したいと思った次第で、普段なら娘を寝かしつけなければ
ならない午後8時だったか9時に、メインロビーへ。
下の写真だと暗くてよくわからないけれど、実際はもっと明るかった。
ヤドカリリレーなどのゲームを何種か見て、ダンスに参加・・・と思ったけれど、その頃には娘の眠さも
限界だったようで、カウントダウンは断念・・・楽しそうなパーティー会場を後に、私達はコテージへと
戻ったのであった・・・。
2003年12月31日 カウントダウンパーティー
〜日本へ〜
マナ島からその日のうちに日本に帰るというのは、もしも海が荒れたりした場合にリスキーだと
いうことで、帰国前日、まずは本島へ向かう。
行きは小型飛行機であっという間〜〜だったが、帰りは大型客船。
一日に何回か本島と往復しているので、好きな時間のに乗れば良い。
私達はお昼前後に島を出た。
本島まで1時間半くらいはかかった記憶が。
2004年1月 待合所にてナンディ行きの船を待つ
途中、何個ものリゾートアイランドに寄って行く。
前回フィジーのトコリキ島に行ったときと同じである。
こうやって島々を眺めながら、次にフィジーに来るときはどこの島にしようかな・・・と
物色するのも楽しいものだ。
下の写真は・・・白いパラソルがあるからキャスタウェイアイランドかな?
ちょっと曇り空↓
2004年1月 (多分)キャスタウェイアイランド
さて、帰国前に本島で一泊するわけだが、私達が泊まったのは
ドミニオンインターナショナル
というリーズナブルなホテル。
お昼過ぎに着いた。天気もすっかり良くなり、プールサイドでランチを済ませてからプールへ。
夕方までプールでゆっくり過ごす。
2004年1月 ドミニオンインターナショナルホテルのプールにて
ここのレストランのピザはおいしかった・・・が、夕食時、私が「メキシカン」の言葉に惹かれて
オーダーした「豆たっぷり入りメキシカンフード」みたいなものは、本当にまずかった・・・というより、
私が食べたことの無い味だった・・・きっとメキシコ人にとっての納豆のようなものであろう。
ちなみに夫が選んだカレーは、ナンもおいしかったし、何種類ものカレールーがプレートにのって
きたのでオススメである。
マナ島滞在時、私は咳の風邪をこじらせてしまい、ほとんど声が出ない状況できつかったが、
毎日の家事をしなくても良く(洗濯を除く)、寒さからも逃れられ、かつ美しいビーチを毎日満喫できた
1週間は、夢のようであった。
娘も「ブラ!」というフィジーの挨拶をすぐに覚え、夫はビールと昼寝を楽しみ、家族3人、フィジーを
満喫してくることができた。
直行便さえとれればもっともっと楽に行かれるフィジー。
雨季だったとはいえスコール程度の雨ですむフィジー。
またぜひ行きたいな♪