ガレージシャンソン歌手山田晃士の 『嗚呼、泥沼回顧録』 其の九 〜サクラだよ、全員集合!〜 |
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うだる様な毎日、う〜ん、あついよう。
私は既に発酵中、そろそろ食べごろである。 月末には単独公演2DAYS。来たれ!皆の衆。 ところで、十代の頃の私は、重鋼鉄楽団 『AROUGE』のメンバーとして、その青春の夏の日々をロックコンテストに捧げていた。
その甲斐あってか当日は我々の演奏時にステージ前にオーディエンスが殺到!
「えっ、あのチケットタダじゃないの?」
そりゃあ沢山集まるだろうよ。 私はパフォーマーとしての喜びを知った代わりに、一年間に渡る経済的ストイックライフを強いられる事となった。
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