ガレージシャンソン歌手山田晃士の
『嗚呼、泥沼回顧録』
其の弐拾参

〜願う!ガレシャン人形ソフビ化〜

紳士淑 女の皆様、御機嫌麗しゅう。
『ガレージシャンソンショー』のファーストアルバムはもう聴いて頂けたかな?
その一曲目に収録されている『いざ進めよ いばらの道を』のプロモーションビデオが
毎週火曜日 25:30〜26:00 テレビ東京「らぶドキュ!」の
エンディングで流れておるので要チェックだぞ。
さてそのプロモなのだがとにもかくにも予算がなかった。
金が無い分なんでカバーするか?それは言う迄もなく”愛のチカラ”に他ならない。
そう多大な”カタチある愛のチカラ”によって完成の陽の目を見たのであ〜る!
監督にはパントマイム集団”水と油”のおのでらん、
人形製作はまさひでさん、美術製作はいずみちゃん、撮影・編集はPDN。
本当に本当に全員から一生かかっても返せない程の情熱を頂いた。感謝、感謝である。
基本的に全て合成。ミニチュアのセットの中でガレシャンが大暴れ!
なんでも可能なのだ。バイクにまたがり荒野を疾走する私、サイドカーにはアコルデオンを弾く佐藤。
本物ガレシャンと人形ガレシャン<超グロテスク>が入れ替わり立ち替わり追いかけっこしたり、
世界中探しても見つからない様な街角で取り引きをしたり、
異次元空間みたいな部屋でタイプライターを打ったり...。
空想したものがたちまちカタチを伴う、そんな夢の様な体験をさせてもらった。
我々がやった事と言えばブルーシートの前で暴れまくっただけ。
結果、絵本のような”カワイイコワイ”世界観に貫かれた作品が完成した。う〜ん、満足満足。
それにしてもガレシャン人形やミニチュアのセット、
その出来映えが余りに素晴らしいので、将来はガレシャン記念館に展示したいと考えている。
もしくはバンダイか海洋堂あたりでガレシャン人形をソフビ化してくれないかなあ。

子供達に夢を与えると思うんだけれど...。
では公演でお会いしましょう。御機嫌よう。

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