ガレージシャンソン歌手山田晃士の
『嗚呼、泥沼回顧録』
其の弐拾四

〜蛍光灯に照らされ唄う日々

先日回 転寿司の隣にあるゲーセンのUFOキャッチャーで”江戸前留学かっぱ君なるぬいぐるみをゲットした。
顔はNOVAうさぎそのまま。いいのだろうか?しかもかっぱである。
う〜ん、かわいいぞ!私の部屋でNOVAうさぎ達に囲まれてシアワセそうなかっぱ君。
さてこの秋、私はガレシャンの広報活動に忙しい。
電波関係、紙面関係、何はともあれ自分の
表現が公に取り上げられるというのは嬉しいものである。
そんな中私はある事に気付いた。

場違いな面白さについてである。
普段アングラな闇の中で活動している私にとって蝋燭の炎だけが唯一の灯りであった。しかしこの一ヶ月余り私が唄った場所といえば、蛍光灯が煌々と瞬くCDショップの店内、お昼の国営放送の生番組、ラヂオの公開番組等々、靴のつま先までハッキリ見えてしまう様なシチュエー ションばかり。秘密もへったくれも無い、まったくもっての丸出しである。いやあ、恥ずかしい...。日なたってこわいなあ。影を引き連れ歩く私。
だがしかし予想に反して多くの方々からこんな感想を頂いた。
「ミスマッチで面白かったです」「余計に際立ちますね」「立ち食いソバ屋で見たガレシャン、最高でした」
ナルホド!皆様方の方がよく分かっていらっしゃる。
追求した世界観は自らの公演で体現すれば良いのであって、そこがどんなシチュエーションであれ私の表現は変わりようがないのであった。
だからこそそのギャップを自ら愉しむのが正解!こうなりゃいつの日かスクールメイツをバックに唄ってやるぞ。う〜ん、クセになりそう...。
あ、そうそう、そんな中でも『女性自身』<10/14発売号>のガレシャンインタビューは最高傑作だぞ。歯医者叉は美容院で読むべし!
では、御機嫌よう。

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