カードローン・キャッシングの知識 |
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1.キャッシングとは |
無担保で利用者本人の確認と信用情報によって、スピーディに貸付を行なう融資のことです。利息は利用日数で計算されため、借入れから返済までの期間が短ければ利息が少なくなります。また、ほとんどのサービスではカードの発行手数料や年会費もいりません。 |
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2.利用できる人 |
ほとんどのサービスは20歳以上で定期的な収入があればOKなので、パートやアルバイト、派遣社員、主婦、学生でもだいじょうぶです。 |
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3.申し込みに必要なもの |
基本的には本人を証明するために運転免許証や健康保険証、パスポートなどのコピーが必要となります。また会社によって借入金額が多くなる場合は、源泉徴収票、給与明細書、納税証明書などの収入が確認できる書類のコピーが必要になります。 |
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4.審査 |
審査は契約者の氏名、生年月日、年収、勤務先、住所などの確認と本人の了解のもと、信用情報機関に照会しローンなどのご利用状況を調査します。そのうえで与信を行い利用限度額を計算します。 |
信用情報機関とはローンなどの利用者の個人信用情報(個人の情報、契約内容、返済の状況など)を管理している機関です。 |
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5.契約時に必要な費用 |
ほとんどの会社は入会金やカード発行手数料、年会費など無料です。会社によって契約書貼付用の印紙代200円がかかる場合があります。
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6.実質年率 |
実質年率とは、「借入金」+「支払い利息以外の手数料」の合計額を年間の金利で表したものです。消費者金融は利息を実質年率で表しています。 |
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7.限度額 |
契約額(借入極度額)とも呼ばれます。各社ともこの限度額ごとにプラン(コース)を設け、限度額が大きいほど利率を下げるなどをしています。ただし限度額は最終的には審査によって決まります。
また複数の会社でローンをしている場合、他社での利用金額が増えたりすると、収入に対する与信が下がり限度額を引き下げられる場合もあります。 |
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8.返済方法 |
金融会社の窓口やATM、提携している銀行などの金融機関、コンビニのATM、銀行振り込み、口座振替などがあります。またイーバンクなどと提携している場合は、ネットから24時間返済できます。
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9.返済額と返済方式 |
返済方法には借りた金額を支払回数を決めて返済する「分割返済 」や、1回でまとめて返済する「一括返済」、利用限度額内なら何度でも繰り返し利用(借入・返済)ができるリボルビング方式なとがあります。
そのリボルビング方式の中でも定額方式、定率方式、残高スライドなどの種類があり、金融会社により指定されています。 |
元利定額方式 |
借入金額に応じて毎回の最小返済金額が決める方式。追加のご利用はできず、初回借入を完済まで返済となります。 |
元利定額リボルビング方式 |
利用残高が限度額内なら何度でも繰り返し利用でき、残高に関わらず、契約時に決めた定額を返済する方式です。 |
元利残高スライドリボルビング方式 |
利用残高が限度額内なら何度でも繰り返し利用でき、利用残高によって毎月の最少返済額が設定される方式です。 |
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10.返済期日と返済期間 |
返済期日には毎月同じ日付までに返済する「毎月指定期日」と「指定期間」があります。「指定期間」はたとえば35日ごとの返済の場合、前回返済日から35日目が次の返済日となるため、月の30日や31日に返済すると翌月の返済はなく、翌々月の初めの返済となります。
返済期間は借り入れした金額によって最長返済期間(50万円までなら5年など)が設定されています。
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11.信用情報機関 |
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