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70−000系は東京臨海高速鉄道りんかい線の唯一の型式で、JR東日本の209系をベースに製造されました。これは全般検査などをJR東日本に委託するためで、E231系の無かった当時のJR東日本の最新標準形式であるのが209系だったからです。 当初4両編成5本が製造されましたがその後天王洲アイル開業などの際に増備が行なわれ、大崎まで全線開通した現在では10連と6連の2本立てとなっています。尚、埼京線に乗り入れるのは10連のみで、6連は線内運用限定です。登場時はパンタを1両に2基装備していましたが、増結にともない1ユニットあたり1基装備と分散されています。 登場時、行先表示は方向幕でしたが、天王洲アイル延伸のための編成からはLED化されています。埼京線乗り入れにはJRのATCに対応した、LED行先表示の編成が充当されます。6連が乗り入れないのは編成両数の均一化もありますが、技術的に無理であるというのが一番の理由です。 |
製造初年:1996年(平成8年) | 制御方式:GTO素子使用VVVFインバータ制御 |