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7861・7961形は経済設計車である7801・7901形がMc−Tの2連だったのに対し、2連で走行できるようMc−Tcとして作られた形式です。そのため性能等はほとんど7801・7901形と同一です。もちろん経済設計車で、電気ブレーキがないというとんでも無い車輌でした。製造当初は運転台後部の座席や蛍光灯カバーの省略、車体側面裾に丸みが無く雨樋も露出していました。冷房化改造時に運転台後部座席の設置・蛍光灯カバー取り付けなど多少改善されましたが、電気ブレーキは結局取り付けられませんでした。 2編成は7801・7901形4両ずつと組み合わされ変則的な6連となっていましたが、老朽化のため震災前に全て廃車となりました。現在は5編成10両が在籍し、主に支線で活躍しています。後期形の3両は武庫川線用のワンマン化改造を受けていますが武庫川線専任というわけではなく、西大阪線でも同じ7861形や、7801形と組み合わせて運用されています。 |
製造初年:1966年(昭和41年) | 制御方式:抵抗制御 |