阪神5131形

 5131形は非冷房のジェットカー5231形を置き換えるために製造されました。5331形とは兄弟のようなもので、違いは制御器のメーカーだけです。2両編成として登場しましたが4両固定に改造され、今では車椅子スペースも取り付けられています。

 5131形は14両が製造され、震災での廃車はなく今でも14両が現役で走っていますが、12両で4両3編成が出来て2両編成が1本余ります。震災前までは5331形の2連と併結していましたが、5331形の2両が被災し廃車となったので、今は5311形の最後まで残った(といっても元から4両ですが)2両と組んで走っています。この5311形は方向幕を持たないので運行角板を掲出しているわけですが、これと併結する5143F(←写真)の方向幕は常に「普通」となっており、5311形と同じく運行角板を掲出しています。ちなみに震災後2〜3年間は今は無き5261形と併結していましたが、その形式も方向幕がなかったため今のような形態をとっていました。

製造初年:1981年(昭和56年) 制御方式:電機子チョッパ制御

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