2003年夏、北海道旅行記・その3〜迫力のレース〜  



そうそう、肝心なことを忘れてました。ばんえいでは馬場状態を良とか重ではなく”馬場水分”で表示します。水分が多ければ多いほど「軽い」馬場でスピード勝負、少ないほど「重い」馬場で力勝負になります。パドックも大事ですけどこのチェックも忘れないでね。尚、この数値は定期的に発表されますんで馬券買う前には要チェック。

 



馬場入場からしばし、スタートの瞬間!
思ったよりスタートダッシュは速いです。

 



まもなく現れる第一障害。

 



これが正念場の第2障害。この手前で一旦止まり、息を整えてからこの障害に向かいます。岩見沢は他の競馬場に比べて力が要る馬場だそうです。

 



第2障害を間近で。思ってたよりも、勾配、高さがあります。

ちなみに一般競走の場合の基礎負担重量は2歳馬が530キロ、3歳以上で620キロ〜720キロ。オープンで740キロ。

 



第2障害を越えて直線コースで最後の力を振り絞ってやっと現れるゴール。
ばんえいではゴールは馬の鼻先ではなく、曳いているソリの後端がゴール線に達した時がゴールです。
だから←この写真は今まさに8号馬がゴールしたところです。

 



レース振りも説明するよりも見てもらったほうが話が早いと思うので、速い回線の方は動画を御覧ください。

youtubeにアップしました。再生ボタンを押して動画を御覧下さい。「第32回ばんえいダービーの様子」です。音が出ますので静かなところでこっそりネットやってる方は注意。
(筆者撮影ですよ、もちろん)

 



さて、走り終えた馬はさらに自分でソリを曳いて台車の上まで歩いていきます。コースの向こうには重たいソリを戻すための線路が敷いてあるって知ってましたか?

 



全部のソリが揃うと機関車に押されてスタート地点までソリを乗せた台車が戻されます。(左の凸形のが機関車)

 



楽しかった始めてのばんえい。名残惜しいが今回はこれまで。夕日を浴びるパドックを背に”また来るぜ!”と誓いつつ後にしたのでありました。
さてと、明日は旭川競馬場へ突撃!

 

せっかくなので大きいサイズの写真でもご覧下さい。クリックすると別ウィンドウで開きます。
     
 



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