■このサイトの行方
このサイトを老いるまで作る、と宣言していると、いろいろと考えることがある。
例えば、老後のこと。それまで作成してきたサイトは、ぼくにとっては資産になっているだろう。すると、ぼくはサイトの遺産相続の問題で頭を悩ませているだろう。両肩を息子Bの嫁に支えられながら、遺書に「shink-tank
web」は、息子Bに贈る、などと書くのだろう。本当は息子Aに贈りたいのに。
また、将来、サイト遺産に相続税なんかが適用されるようになっていることも考えられる。それまでにはプロジェクトも300個くらいになっていて、資産価値が2億円くらいになっているから、ぼくは、税金の支払い能力が息子Bにはあるのかどうか、と悩んでいることだろう。なけなしの土地を売却しなければいけなくなるんじゃないか…、とか。
他にも、ホームページ容量が全世界的に不足することでHP容量に莫大な価値が発生・高騰し、かつてのバブルのようにHP容量転がしなどが起きないとも限らない。その時、息子Bは研究員とともに適切な判断ができる大人になっているのかどうか? 「ついてる、ついてる、ついてる…」とか言っていないかどうか。
さて、それまでに「プロバイダ
ゼロ」が残っているか? せっかくみなさんに覚えてもらったアドレスを変更しなければならないのは、つらい。卑近なことではあるが、それが今一番の心配ゴトである。
(2004-05-19/K)