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雑音に敏感であることの美徳


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4月10日
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 2006

■トレビアン, トリビアン

馬具メーカーであり高級バッグのブランドとして名高いエルメスは、HERMESと表記する。あたまのHは発音しない。この、声に出さない「h」は、「無音のh(アッシュ)」と呼ぶらしい。

…カッコイイ!

なんとなく憂いのある寡黙なフランス人といった趣。

(「となりのトトロ」などに代表される「●●●の■■」は、何かとココロを掴みやすいフレーズらしいが、「無音のh」には適うまい。)

また、「佐々木さん」や「云々」など、連続して同じ文字を使う時に使う「々」。これは、なんと読むのか。これまで携帯メールで変換する時、たいてい「ささき」と打ってから「佐々木」と出していたが「おなじ」と打つと、「々」が出てくることに気づいた。そして、今日の折込広告で、それが記号だと言うことも知った。

正しくは「同の字点」。文字ではなく、記号らしい。正しい読み方は、ないらしい。

こちら、「無音のh」ほどのカッコよさも憂いを湛えてはいないが、“どうやら彼は人間ではないらしい”とか“名前はまだ無い”的な、ミステリアスさは、ある。

ちなみに、カタカナの「ノ」と「マ」をあわせたようなカタチをしているところから「ノマ」と入力すると、出てくるらしい。かといって、“のまネコ”とは関係ないんだと思う。たぶん。

※「ノマ」で「々」と出てくるのはケータイだけで、パソコンでは「野間」が精一杯。

(2006-4-10-MON/C)



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