■傍観者の利己主義
今年も始まった大リーグ。ゲームを観ていると、日本のスタジアムとは雰囲気が明らかに異なる。それは、観客席の応援。日本では、シャモジや傘を持っていなければ、または、太鼓に合わせて声出ししていないと観戦していることにはならない暗黙のルールがある。
大リーグでは、応援することが無理強いされていない。いいプレーをした場合、歓喜し、悪いプレーにはファンである選手でもブーイングをする。いわば観る側の態度の自由が保障されていると言えよう。
ということをこのコラム用の原稿として眉間にシワを寄せて書き込んでいたら、今日から始まった「報道ステーション」の月曜のスポーツアナウンサー・松岡修造がまったく同じ要旨のことを言っていた。
ぼくの方が先に思ってたのに、マネだと思われちゃたまんないゼ、と嘆いてみても、「そんなみみっちぃこと言ってちゃ世界を相手にはできないぞ!」と松岡さんからスゴまれるだけでなく、眉間のシワを防ぐスーツを薦められそうなので、ここに記す。
(2004-04-06/K)
同じような口惜しい経験は多々ある。ニワトリが先か、卵が先か、松岡が先か。それを決めるのは、パソコンの前のあなたたちです!(C)
あるある。今だって松岡きっこネタのコラムを書いてたら先に松岡を使われちゃった。だから書き直してます。(#T
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