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雑音に敏感であることの美徳


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3月23日
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 2005

■無意識を最適化する(3)

方法:火を見つめる。

…線香花火。キャンプファイアー。焚き火。…

いま、火を見つめる機会は少ない。公然と存在しているのは、ライターの火くらいだ。これも減少の一途である。火がなぜ“消えている”かといえば、危険であるという理由もあるが、火は消えているというより密閉されていると考えられるのかもしれない。

車に、調理に、風呂に、お米を炊く時に、暖をとる時に…。
実は身近に火はあるものだ。こうした「火」は、巧妙に隠されている。

安全性を極めて高くしたうえでの火の見方、なんてのはあり得ないのでしょうか?

(2005-03-23/K)


…時代よね。(by 京香)



 2004

■スローライフ

十字路で人の往来を避けるとき、必ずその人の後方へまわる。今来た道を引き返すとき、歩きながら周囲を確認し方向転換する。非通知の着信があったとき、出ない。

―― なぜなら、私は用心深いほうだから。自転車走行中もそうである。その速度UPに比例し、車や人にぶつかったり、ノラネコを驚かせることのないよう細心の注意を払っている。つもりだ。

しかし、自転車に乗っていると、何かと見逃していることに気づいた。それは季節感のようなものかもしれない。歩いていれば、空だって見上げるし、ツボミが開けば気づいていた。ポエムだって詠めた。用心するあまり、その他のモノに目を向けなくなったようだ…

少なくとも、私の場合はそうである。自転車に乗ってたら、こんな景色を観ることは出来ないだろう。

―― ここで今一度、父に聞きたい。それでも、徒歩3分の駐車場と自宅を往復するためだけに“自転車が欲しい”のかどうかを。


(2004-03-23/EC)


ぼくも父に聞きたい。肝心なのは本当にタウリンの量なのか、と。(K)

夏の終わりに。
あの頃、自転車は、ぼくらをどこにでも連れて行ってくれた。(2004-08-28-SS/K)




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