まず初めてみよう
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ゲームは遊びながら覚えるのがいちばん。囲碁はルールが殆どないんだからやりながら覚えていけばいいよ。
とは言っても最初から本式の碁盤で始めたら広すぎて持て余すと思うから右のちっちゃな碁盤を使ってやってみよう。
これなら10分もかからないで終わるから何回でもできるよ。
うさちゃん、黒石をどこでも好きなところに置いてごらん。
置く場所は五目並べと同じように線と線の交点だよ。
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どこでもいいのね。
これでいいかしら？
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オッケー牧場だよーん。
なお、最初に石を置く前に「お願いします」って挨拶しようね。
私も「お願いします」と挨拶して石を置くんだ。
ここに置いてみるね。うさちゃんの番だよ。
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はーい、お願いします。
垣根を作ればいいのよね。
ここはどうかしら。
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オッケー、オッケー
なかなかやるじゃん、ジャンバルジャン(^o^)
こちらも塀を作ろう。
うさちゃんの番だよ
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これでどうかしら？
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うん、それでもいいよ。
むずかしい話は後回しにしてとりあえずゲームを進めよう。
私がこう打ったら？
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垣根を完成させるわ。
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私もここに打って垣根が完成だ。
これでお互いに境界線ができたね。
境界線の中は自分の石の生息地としていいかな。
そんなこと私に聞かれても困るわ。(+_+)
いいんじゃないの？
碁はお互いにこれでいいと了解したところで終わるんだ。
うさちゃんがOK、私がOKだと終わりでお互いの生息地の大きさを計算するんだ。
生息地の大きさは境界線の内側の空点の数で目(もく)というんだ。
黒の生息地は4目、白の生息地は4目だね。
地の大きさが同じだから引き分けで持碁(ジゴ)っていうんだ。
うさちゃんが認めれば勝敗が確定し、お互いに「ありがとうございました」と挨拶して終わるんだよ。
わかったわ、引き分けなのね。
ありがとうございました。