セラロンダ反時計回り 2005年3月7日

 6人で賑やかに、午前9時コルバラを出発。
リフトでコルフォスコへ。いつも混雑している
このリフトも朝早いので、右の写真のように、
人がいない。背後の山はコルバラのシンボル
サッソンガー(2665m)。
 コルフォスコから、もう1本リフトに乗った後、
長いゴンドラで、標高2200mくらいまで登る。
下の写真にある『セラロンダ』の標識に従って
左の方に下って、更にリフトを2本乗り継ぐと、
ダンターセピア(2292m)。
 セラロンダの標識は、時計回りがオレンジ。
反時計回りがグリーンと色分けされている。

 ダンターセピアからは、ガルディナ谷の
セルバ(ドイツ名、ヴォルケンシュタイン)
まで標高差730m、距離4.5キロの大滑降。
全般に中級斜面が続き、気分のいい滑降
である。
 セルバでは、スキーを脱いで、道路を渡り
長いゴンドラで、チアンピーノ(2254m)まで、
一気に登る。ガルディナ谷は、2年前に
1週間滞在したので迷わなかったが、初めて
だと、ちょっと判り辛い所がある。

 特にチアンピーノからどちらに滑ったらいいか
判り辛い。反時計回りのセラロンダはグリーン
の標識だが、バリエーションコースも同じ標識
なので、地図を慎重に読む必要がある。
 チアンピーノからは、サッソルンゴ(3179m)の
岩峰が、眼前に大きく広がっている(写真右)。
 登ってきたゴンドラと反対側を、地図と標識を
頼りに、2.5キロほど滑って、リフトを2本乗り
継ぎ、少し滑るとセラ峠に着く。
 コルバラからだと、大体半分来たことになる。
時間は午前11時。

 セラ峠から、1本リフトで登ったところが
反時計回りセラロンダの最高点(2428m)に
なる。ここから正面に見えるゴンドラ目がけて
4.5キロの滑降。セラ峠やカナッツェイへの
分岐に引き込まれないように注意する必要
がある。
 ゴンドラで登った後、もう1本リフトに乗ると
サスベセ。ちょうど12時なので、左の写真の
リストランテで昼食とする。

 サスベセは先ほどの最高点に近い標高
があり、実に見晴らしがいい。右の写真は
リストランテの窓から撮ったものだが、遠く
サッソルンゴの岩峰(3つあるうちの一番右)、
その右には、セラ山塊の一角も見える。
 昼食は40分ほどで切り上げて、アラッパ
へ向けて、6キロの長い滑降。ただし後半は
傾斜のあまりない林道を行く。

 アラッパまで来れば、もうコルバラは近い。
リフトを2本乗って、滑り降りたところがカン
ポローニォ峠。ここから最後のリフトに乗り
2.6キロの滑降でコルバラへ
 コルバラに近づくと、見慣れたサッソンガー
の岩峰が、私たちを迎えてくれた(写真左)。
 コルバラ着、午後2時10分。昼食の時間
を引くと、実質4時間30分ということになる。

イタリア・ドロミテのスキーサーカスへ
セラロンダ(時計回り)へ