ベッセ-->ラグラーブ
ブールドワザンから、タクシーでベッセ(写真右)へ。
ベッセは古い家並みの残る、小さな集落。標高は、
もう1600m近い。8時半に出発。
村はずれから、広い道を少し行くとキャンプ場が
ある(写真下)。ここで橋を渡って、右の山道に入る。
右側が山の山腹道をどんどん登って行く。ベッセを
出て、1時間ほどで、ナジエのコルに着く。
コルから、尾根を行くようになり、1時間弱で、シャーレ
ジョスランに着く(10時30分)。ここは峠状の所で、南側
の高山も見えてくる(写真下)。左からメイジェ(3983m)、
ラトウ(3809m)、右の雪の多い所は、サマースキー場の
ある、デュウアルプ。
この先、スーシェのコルまでは広々とした草原を
行く。メイジェもよく見える。
最後少しだけ登ると、スーシェのコル(2365m)着。
シャーレジュスランから、約1時間で着いた。
あとはラグラーブまで下りだけである。
日曜日なので、山岳マラソン大会も開かれていた。
メイジェなどの高山を眺めながら、走る、なかなか
贅沢なマラソン大会である。。
スーシェのコルを昼の12時に出て、緩やかな道を
50分程歩くと、下にシャゼレの集落が見える(写真下)。
もうすぐだろうと思ったが、この後はスキー場の急斜面
を下ったので、意外に時間がかかり、13時30分やっと
シャゼレに着いた。
シャゼレからは、車の道をショートカットしながら
テラッセの村を経て、ラグラーブへ下った。
ラグラーブ着14時15分。ベッセから5時間45分。
コースタイムの6時間30分よりは、早く歩いたこと
になる。
ブールドワザンへのバスは夕方5時過ぎで、時間
があるので、南側にかかるロープウェイで3200mの
氷河まで登ったが、メイジェなど今まで見えていた山
以外の高山は見えなかった。