まえがき
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■たびべた
 タイトルどおり、ボクは旅が下手です。さらにいうと旅だけでなく生きるのも恋も不器用で世渡り下手でもあるのですが。ボクの場合は「旅」というのもおこがましく「旅行」ですらなく、ただ「移動」していたにすぎませんでした。
 『一人旅に出てはいけない』
 これが皆さんに伝えたいメインテーマです。
 会社を辞めて特にこれといってやることもないので旅に出てみるか。よくあるパターンですが、漫画とゲームばかり相手にしていたひきこもりが海外でオープンになどなれるわけもなかったのです。自分の中で何も変わることはありませんでした。
 つまりこの旅行記の目的は、そのような旅に出てみようかなと安易に考えてる人に対して、ちょっと待てと踏みとどまらせることにあります。せめて何かひとつ、大きな目標を持つべきです。
 個人的に楽しい旅行の形というのは「友人と一緒に世界のどこかで数週間豪遊」だと思うようになりました。セプターにとっての温泉カルドと同様、昼は観光して夜は温泉に入ってうまいものを食ってほろ酔い気分でゲームなどする。なんてのが充実した旅行になるのではないでしょうか。苦労して一人寂しく貧乏生活という旅行のどこに楽しみがあるのか、なぜボクがそんなコトをするために日本を飛び出したのか?今現在でもよくわかりません。
 逆にこの旅行記を読んでいただくことで、「こんなつまらん旅行を1年もした奴がいるよ。これくらいのことなら自分だってできる。自分ならもっと楽しめるよ」と思ってもらえるとうれしいです。そしてどんな面白いことがあったかボクに聞かせてくださいね。
 とかく世の中は旅行ブームであちこちに氾濫する旅の本は、○○がスゴイ□□は絶対行くべきだみたいな書き方が多いようです。個人個人感じかたや価値観は違うのでその旅の本と同じルートをたどって同じモノを食って同じ遺跡を見たとしても、その本を書いた本人より多くの感動を得ることは少ないでしょう。自分だけのオリジナルがあればそれが正解だと思います。
 『戦争のない平和な世の中』『たばこの煙のない世界』
 これがボクの最終的な望みです。このレポを通してそのような社会の実現に向けて役に立てることがあればと思っています。
 
■写真はない
 「写真見せて」よく言われますが、ありません。
 一応デジカメ持って行ったのですが、アダプターは重いので持たずバッテリーが切れたらおしまいという状態でした。何枚かは撮ってみたものの、とても他人に見せられるようなモノは作れなかったので公開するつもりはありません。
 どうしても見たいという方は代わりにボクのおすすめ旅行記サイトたびそらをご覧下さい。
 例外的に一枚だけ、綺麗にとってもらった写真があります。これはベトナム[Vietnam]のフエ[Hue]でお会いした定年バックパッカー水谷さん(写真左から2番目)に送っていただいたものです。写真は右から、ボク恩田瑞記、コージくん久美ちゃん、水谷さん、ケンさんです。場所はビンジュオンホテル[Binh Duong Hotel]という、有名な日本人宿でお茶は飲み放題、日本の漫画も読み放題、スタッフは日本語堪能。と、何をせずとも長居する人も多い快適なところでした。
 いまは色褪せて穴があきオンボロの赤Gパンも、この頃は鮮やかな精彩がありますね。旅行中で破れて捨ててしまったドリキャスTシャツも思い出のひとつです。
 
■時系列ではない
 通常の旅行記は出発から帰国まで順を追って書くものですが、はじめにも言ったとおり、ボクの旅行はとてもつまらないものだったのでそれほど書くことがないのです。ですから最初にまずプロローグとエピローグだけ書いてしまいます。そのあとで思い出したことやあるテーマに沿ったモノを間に挿入していくつもりです。
 どこから読み始めても自由。どれも短編で独立してます。興味ある内容のモノだけ読んでいただければよいでしょう。なんとか毎週一本以上は書いていきたいです。
 
■ヒント
 稀に色付きの文字があります(リンクとは別)。ココにマウスを乗せるとポインタがに変わります。そのまましばらくすると、1秒程度でヘルプテキストが現れます。
 主に人物や地名などの補足説明として使用しています。本でいう脚注のようなものです。特に読まなくても差し障りはないので、気になった個所だけクリックしてもらえるとよいと思います。非難したりするつもりは全くないので、ほぼみなさんの実名を使わせていただくつもりですが、ご迷惑がかかるようでしたらその旨お伝えください。
 また原則として、○○さんに興味があるので連絡取りたいのですがという仲介はいたしませんのでご了承下さい。
 それと可能な限り地名のあとには英語表記も入れたいと思います。
 例)バンコク[Bangkok]
 これはボクが海外のネットで情報を得るためgoogle検索しようとした時に、日本語が打てないために特定のページにたどり着けない。ということがあったからです。海外からココが読みたいという奇特な人のためにも英語検索で引っかかるページにできれば、と考えています。
 
■カルドセプトと中村文庫もよろしく
 体裁上、この「たびべた」は中村文庫という名大ビリヤード部ハッスラーの創作ページの1コンテンツとなっています。
 おひまがあればそちらにも目をお通しください
 このレポは一部カルドセプトに関わりがあるものが書かれています。これは大宮ソフトが開発した、コアユーザ(=セプター)の熱い支持を受ける家庭用TVゲームです。簡単にいうとモノポリーマジックザギャザリングを足したようなゲームです。SS版から、PS、DC、PS2とプラットフォームを移し、約4年以上の歴史があり4回の全国大会が開かれています。2003年には、韓国版・北米版が発売され2004年3月には韓国で全国大会も開かれました。2005年には全世界対応型ネットワークゲームとして発売されることが期待されています。
 消費文化であるこの世の中で、一年以上前に発売されたゲームがいまだに各地で対戦会が開かれているほどユーザを魅了してやみません。ボクはこのゲームのために今後の生涯の8割を捧げようと思っています。いつか将棋・囲碁に並ぶ日本三大知能ゲームのひとつとしての地位を確保できればと願っています。廉価版も発売されていますので興味があれば手に取ってみてください。※感想など
 ボクが製作したHPカルドセプト データベースもよろしくお願いします。
 
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