レポート用紙(黄)

仏像の話し Story of Buddhist statue


姿勢と服飾

手でサインをしたり物を持ったりした仏像がどんな姿勢でいるかということも、仏像を区別する分け方となる。立った姿の立像と座ったり腰掛けた坐像の二つと、釈迦の人滅を表す横になった横臥(おうが)像がある。

立像はさらに、直立像、展足像(片足を踏出した形)、蹴立像(けたち
=四天王のような像)、などにわかれる。

坐像もまた結跏趺坐像(けつかふ=あぐらの形)、倚像(いぞう=台に腰掛けた形)、半跏倚像(はんかい=足を組んだ形)、輪王坐像(片膝を立てた形)、跪坐像(両足跪いた形)などに分かれる。

台座には、
蓮の花の形の蓮華座、四角い須弥座または宜字座があり、これに衣が垂れ下がって裳懸座となる。不動、四天王等もそれぞれの台座がある。

台座とともに仏像になくてはならないものに、背後に立ててある光背というものがあり、光背も形と模様の種類が多くある。

仏像の服装は、如来が一枚の布を身にまとった納依の姿で、左肩を脱いだ偏袒右肩(へんだんうけん)と、両袖に手を通した通肩がある。これに対し、菩薩は当時の貴婦人の姿、天部は武将の姿が基盤となっているので、きらびあかに装っている。

素材と技法

仏像の発祥地であるインドのガンダーラ地方では石彫りの仏像であったのが、中国に入ると銅や木などで造られ、それが日本につたわったのである。日本では広隆寺弥勒菩薩のように赤松でつくらたものもあるが、奈良時代以降、桧材を用いた木造が多くなった。

技法としては一木彫が主流をなしその後、寄木造りがさかんになった。塑像と乾漆造とは奈良時代に好んで用いられた技法で平安初期のわずかな作例がのこっている。また、石造は各時代を通じてつくられている。
った。したがって神像も仏像と区別がつかないものが多い。
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