ウォーターポンプ交換。
2004年1月 MAX号のエンジンから異音がすることがあったので
ウォーターポンプを交換することにしました。
本当は異音の発生場所はコンプレッサーアイドラプーリだったんですけど
前回、MAX3号でウォーターポンプ破損によるラジエーター破損事件・・・
一般にはラジエータ無しで必死に帰還したっていう話の方が有名かな?
その時の修理の際にウォーターポンプを間に合わせの中古品を使ったので、
今回は新品に交換することにしました。
、
MAX4号は重ステ車なので、パワステポンプもベルトもありません。
しかも、シーマラジでファンシュラウドもつけていないので交換は楽です。
まず、ラジエータのドレンコックを開けてLLCを抜きます。
抜いている間にコンプレッサーアイドラプーリを緩めてコンプレッサーベルトを外します。
更にオルタネータの固定ボルトも緩めてファンベルトを外します。
次にファンをウォーターポンプ/ファンプーリーにとめている4個のナットを外して
ファンを取り外します。
あとはファンプーリーを外すとウォーターポンプを外せるようになります。
ウォーターポンプの固定ボルトを緩める前にラジエータキャップを外して
LLCがよく抜けるようにします。
コレはもっと先にやっておいてもいいんですけどね。
ココまで来たらウォーターポンプの固定ボルトを外していって
ポンプを取り外すだけです。
でも、ボルトを外してもポンプは簡単に取れてくれません。
そこでプラスチックハンマーやゴムハンマーでコツコツたたいてやると
ポロンって感じで外れてくれます。
ポンプが取れる時にLLCが少々こぼれるのでウェス等を敷いておくのが良いでしょう。
左が新品のウォーターポンプで右が取り外したモノ。
新品の方にはまだスタッドボルトをつけていないですね。
こちらは内側。
ポンプを外した跡。
ウォーターポンプが外れたら
エンジンのフロントカバーに残っているガスケットを
キレイにはがしましょう。
水漏れ等が起きないように
新品ガスケットの両面に液体ガスケットを塗布します。
私は愛用のシリコンゴムを塗布していますが、
通常は3Mとかの液体ガスケットがいいでしょう。
ガスケットをエンジンフロントカバーに取り付けてから
新品のウォーターポンプを取り付けて固定ボルトを締めたらOKです。
この固定ボルトもホイールナットを締めるときのように
対角線のボルトを徐々に締め付けていってくださいね。
あとはファン、ベルトと取り付けていってから
アイドラープーリーでベルトテンションをかけます。
LLCを入れたら終了ですが、
液体ガスケットが硬化するまで数時間待ちましょう。
新品のウォーターポンプが取り付きました。