タイロッドエンド交換。
フロント右がなにやらガタガタとするので、点検していたらショックアブソーバのナットが緩んでいました。
右も左もキチンと締め直してOKになったのですが、
左のタイヤを持ってゆするとガタがあるのに気が付きました。
よ〜く点検してみると、
左側のタイロッドエンドがガタガタになっているようです。
早速部品を手配しました。
ついでだから左右とも交換です。
サイドロッドソケット 48520−Q0125 単価¥3060(税別、2003/4時点)
コレが新品のタイロッドエンドです。
専用ナットと割ピンもセットになってます。
4/18金曜日だけど3月の休日出勤の代休を取ってあったので、
日産部品販売へ注文してあった部品を引き取りに行って来て交換作業開始です。
フロントホイールのロックナットを少〜し緩めておきます。
サイドブレーキをいっぱいに引いて、ギヤはバック、さらにリヤタイヤに輪留めをかましてから
フロントタイヤが持ち上がるまでガレージジャッキでフロントを持ち上げます。
安全のために馬(リジッドラック)をかまして作業にかかります。
まず、ガタガタになっている左側から。
ホイールのロックナットを緩めてからタイヤを外します。
錆びてます!
割ピンは、もう外しかけてありますね。
ステアリングを右いっぱいに切って作業性を良くします。
タイロッドエンドのロックナットを外しますが、先に回り止めの割ピンを抜かないとね!
ロックナットを緩めて外したら専用特殊工具でタイロッドエンドを外します・・・が
MAX3号のユーザー車検の際に壊してしまったので、ギヤプーラーを巧く使って分離しました。
ココを外すのにハンマーでぶん殴る人がいますが、歪みやクラックが入るので絶対にヤメましょう!
外れたらタイロッドエンドがどのくらいねじ込んであるのかノギス等を使って正確に計っておいてください。
キチンと計らないとトーインがメチャクチャになってマトモに走れなくなるぞー!
タイロッドエンドをねじ込んである部分を締め付けているネジと金具を外してから
タイロッドエンドを時計回しに回して外します。
えっ?緩めるのなら半時計方向じゃないのかって?
良いんです、ココは逆ネジになってるんですねー。
新品のタイロッドエンドをねじ込んで取り付けますが、
ココは先ほど計っておいた長さになるようにキチンと計りながらねじ込みましょう!
あとは固定金具をボルト&ナットでキッチリ固定してからナックルアームに差し込んで
付属の専用ナットでキッチリ固定して割ピンで回り止めをかまして完了です。
交換完了!
固定金具のボルト&ナットはステンレス化しました。
右側も同様に交換しました。
交換後は全くガタが無くなりました(ステアリングギヤボックス内の遊びの分はありますよ)
実走行テストはまだですが、きっとシャキッと走ってくれるでしょう!
なんてったって今までは右タイヤに遅れて左タイヤが動いていたんですから・・・。
アンダーステアになるのもうなずけます。
次はナックルエンド(ロアアームボールジョイント)の交換かな?