テンションロッドブッシュの交換。
MAX4号は足周りのブッシュ類を徐々に交換してきましたが、
今回はテンションロッドのブッシュ交換です。
2002年の第1回浜名湖うなぎオフの時に前左の牽引フック部もぶつけていたので
その辺のチェック(遅い!)も兼ねています。
前左の牽引フック部です。
フックが下を向いてしまっています。
このブラケット部全体がやや後方にズレてしまっているようです。
交換前のチェックでは牽引フックが下を向いてしまっていることと、
ブラケットが数ミリ後方にズレてしまっています。
以前、トーイン調整した時にトーアウトになっていたのはこのせいかもしれません。
最初に交換前のサイドスリップ量を点検します。
左右どちらもトーイン0.5くらいかな?
そしてテンションロッドを固定しているナットを外します。
これでテンションロッド前方のワッシャやブッシュが外せますが、
ブラケットを挟んで後方は全く外せません。
次にテンションロッドをロアアームに固定しているボルト2本を外して
テンションロッドを引き抜きます。
これで後方のワッシャやブッシュも外せます。
取り外したブッシュはつぶれて変形していましたが、
ヒビが入ったりテンションロッドにガタが発生するような状況ではありませんでした。
外したテンションロッドとワッシャやブッシュです。
ブッシュは結構へたってますし、ワッシャ等はサビてきてます。
こちらは新しいワッシャやブッシュです。
比較写真じゃないので良さがわかりにくいですね。
通常なら新しいブッシュを組んでおしまいになるのですが、
牽引フック部が変形するほどの力が加わった影響をチェックしなくてはいけません。
基本的に特に変な変形等は見あたりませんが
ブラケット全体が数ミリズレた形跡があるのでコレを少しなおします。
ブラケットをフレームに取り付けているネジ数本を緩めて車体前方にずらします。
本来の位置からずれたと思われる量だけ戻したら
ネジをしっかり締め付けてヨシとします。
後はテンションロッドに後方側ワッシャやブッシュ、カラー(筒状のもの)を組み付けて
ブラケットに取り付けます。
そうしたら前方側ブッシュとワッシャを通してナットで軽く締めておきます。
それからロアアームにテンションロッドをボルト2本で取り付けて軽く締めます。
ブッシュのつぶれ具合を見ながらテンションロッド前側のナットを締め付けていき
ブッシュがワッシャからはみ出さない程度に締め付けます。
ロアアーム側テンションロッドを本締めして完了です。
片側が完了したら反対側も同様に交換しますが、
テンションロッドのネジ部のナットからの飛び出し量が
左右均等になるように締めます。
最後にネジの締め付けチェックを一通り行ってしっかり締まっている事を確認します。
特に軽く締めてから本締めしたようなトコロは締め忘れることがあるので要注意です。
サイドスリップを確認して終わりです。
トーインが左右とも0.1位になってOKです。
交換後です。
暗くなってきていたのでちょっとブレが入ってしまってます。
ちなみに、ブラケットのトコロに見えているステンレス針金は
シーマラジエータを固定しているモノですので気にしないで!
実走インプは・・・・良くわからない(爆)
要するに問題無かったってことで良いんじゃないかな?
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