MAX1号(1985/9〜1988/6)
MAX1号との出会い。
それは1985年の夏の事でした。
当時まだまだ若造の私は免許を取って最初の愛車である
ダイハツ シャレードの最初期型1977年式に乗っていました。
この車は燃費も良く、極太の低速トルクでとても乗りやすく
それでいてキャブのセカンダリーバルブが開けば
心地よい咆吼と共にレッドゾーンに飛び込んでもビンビン吹け上がる
とても気持ちのいいエンジンでした。
実際、マフラー交換程度のSA22Cを発進加速でアオリまくっていたくらいです。
車両重量は乾燥660kgと当時の軽より20%増しくらいの軽量で
「軽の車体に1000ccのエンジン」と良く言われました。
そんなシャレードで毎日走り回っていたのですが、
ラジエータホース破れによる超オーバーヒートをしてしまい
その後は精彩に欠いた状態が続いていました。
「そろそろ買い換えるか」と思い軽のターボを考えてました。
軽のターボならシャレード並の走りをしてくれると思ったんです。
シャレードの整備等でお世話になっていたホンダのお店に相談しに行くと
「年間2万kmも走るようなら軽じゃすぐにダメになっちゃうよ」と言われて
「中古でもいいから普通車(この場合小型車の事を指します)にするか」
と思い色々考えていましたが、コレといった車が思い浮かびません。
家に帰ってさんざん考えてみてもダメなので後日ホンダのお店に見に行きました。
お店に行く途中ふと「ジャパンがいいな。ターボGT−ESなら最高だな。」
と何故か思い立ちました。
小、中学時代の友人が
1977年式ジャパンGT−EX微妙に車高短
に乗っていた事と
高校時代の後輩が 後期ジャパンGT−L に乗っていて
「ホントはターボGT−ESが欲しいっす」と常々言っていたので
その影響だったかも知れません。
ホンダのお店に着くと・・・居るっ!ジャパンターボGT−ES黒がっ!!
お店の人が引き取ったばかりで整備もしていないのでまだ試乗は無理と言うのを
「頼むから試乗させてくれぇ〜!!」と懇願して試乗させてもらいました。
低速域はスカスカですがターボが効き始めたときのヒュイーンという音と
その盛り上がるトルクとパワーにやられてしまいました。
しかもカッコイイっ!
とりあえず「後日連絡します」と引き上げてきましたが
すでに完全に虜になってしまっていました。
2日後「あのジャパンに決めます」と連絡しました。
1985年9月1日
ジャパンを引き取りにホンダのお店に行きました。
自宅まではターボをヒュンヒュン言わせて陶酔しながら帰って来たのは言うまでもありません。
ココからが現在に至る20年近いジャパンライフの始まりでした。
MAX1号の仕様(1988/1 時点)
年式、グレード等
: 1980年式 HGC211 GT−ESターボ 黒
5速マニュアル
標準仕様 2オーナー目。
エンジン :
ジャパン純正?L20ET。
低回転はスッカスカだったけどターボが効き出すと恐ろしいくらいの加速をしました。
もしかしたらカムが交換されていたかも?
ターボチャージャー : ジャパン純正ギャレットT3ターボ。
エンジンコントロール : ジャパン純正EGI。
エアクリーナー : フォルザR。
ラジエーター : ジャパン純正。
エンジン系
: ゴーイング東京製リリーフバルブ。
ゴーイング東京製簡易燃料増量。
ブリッツの機械式VVCで過給圧0.8〜0.85。
HKS空冷インタークーラー。
ウェーバーの大口径スロットル。
HKSツインパワー。
マフラー : タナベのリミットφ60、出口φ70。
サスペンション等
: フロントストラットはジャパンGT−ES純正。
ショックアブソーバーは前後共カヤバNEW
SR SPECIAL。
サススプリングは前後共ジャパンGT−ES純正。
ストラットタワーバー
ブレーキ :
ジャパンGT−ES純正にNISMOのブレーキパッドを入れる。
インテリア
: シートはジャパンGT−ES純正。
運転席のみに3点式シートベルト(シュロス)。
MOMOベローチェレーシングφ350。
永井電子ターボ計追加。
ALPINE 1DINステレオ
前後のスピーカーはカロッツェリア
(パイオニアのスピーカが好きなんだな)、
ホイール
: F、RともにATSタイプA 6J-14
(買ったときから付いていた。)
タイヤ : 前後共BS
ポテンザRE71
F 205/60-14
R 205/60-14