エンジンマウントの交換。

先日の浜名湖うなぎオフの際にエンジンマウントがお亡くなりになっていることが発覚したので早速交換しました。



新品のフロント側エンジンマウントです。
左右同じモノがエンジンの両脇を支えています。


まず、左側マウントの作業性を良くするタメにエアクリーナ、エアフローメータ、ターボのサクションホースを外します。
それから、ジャッキアップして馬をかませてから車の下に潜ってマウントの固定ボルトを外します。
作業しにくい左側から・・・マウントのゴムが完全にネジリ切れてました。
次に右側、ネジレてるけど剥がれてはいないな、ん?アレ?

ネジレてるんじゃなくって1本しかとまってないじゃん!!

なんと!2本のボルトのうち1本はキチンととまっているんですが、
もう1本はボルトが穴にとまってるだけ・・・金具とマウントをとめてないんです。

どうやらエンジン換装の時にドジってしまって、そのまま車検やFISCO走行等をしてきたんですね。
そりゃあ反対側のマウントがネジ切れるハズだわ。

ボルトがハズれたらジャッキでエンジンを持ち上げてマウントを交換します。



外したフロントエンジンマウントです。
左上がエンジン右側のもの、右と下がネジ切れたエンジン左側のマウントです。
エンジン右側のマウントはボルト1本でとまっていました。
ちょっと斜めに歪んでいるのがわかりますか?


ジャッキを上手に操ってマウントをセットしたらボルト4本ずつ、計8本を締め付けたら完了です。

フロント側エンジンマウントの交換が終わったら、今度はリヤ側です。
リヤ側エンジンマウントって???って思う方もいらっしゃると思いますが、
要するにミッションマウントです。

ココもジャッキでミッションを持ち上げておいてサッサっと外します。
マウンティングメンバーをミッションに固定しているナット2本と
マウンティングメンバーをボディに固定しているナット2本を外すとリヤエンジンマウントアッセンブリイが外れます。
さらにマウンティングメンバーとリヤエンジンマウントを固定しているナット2本を外して分解完了です。


マウンティングメンバーをボディに固定している部分のインシュレータです。
上の2個が上側、下の2個が下側です。
変形やヒビはありますが思っていたよりしっかりしています。


これがリヤエンジンマウントです。
左が外したモノ、右が新品です。
やっぱり結構変形するんですね。


外れたら新品に交換して取り付けます。
ココで変なことに気が付きました。


左が新品、右が外したモノです。
どちらも上が下側用、下が上側用です。
下側に付くインシュレータの形が違います。


マウンティングメンバーをボディに固定している部分の
下側インシュレータの形状が違います。
外したモノは上下とも同じ形ですが、新品は下側のモノに出っ張りがありません。
何度も部品リストと照会して間違いのないことを確認してから組みました。

これで交換完了です・・・あっ!エアフロ周り戻さなくっちゃ!
ということでターボのサクションホース、エアフロメータ、エアクリーナを
取り付けて本当に作業完了です。

一応エンジンをかけてみて異常のないことを確認しましたが、
実走テストはまだです。
どの様に変化したか楽しみですね!





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