アースの強化
最近何かと話題になっているアーシング、
MAX号ではチープかつ効果的なアーシングをしようと色々考えていました。
市販のバッテリー端子に銅のブロックを取り付けて、
そこにバッテリーブースターケーブルを加工した太いアース線をつないで
ボディ2箇所、エンジン、インマニ、オルタネータに接続してやろうと計画していたんです。
銅のブロックとバッテリー端子はすでに購入済みなので、できるだけ効率を良くする事を考えていました。
ところが・・・・
イッケーさんち近くにあるスーパーオートバックスに行ったのが運のつき。
何気なく商品を眺めていたら極太のケーブルが目に止まりました。
純正アース線をしのぐ太さで両端は圧着端子加工がされている。
長さも40、50、60、80・・・cmと手頃なモノが揃っています。
「こいつなら銅ブロックを介さないし、圧着の手間もいらない・・・」
さんざん悩んでヤメました。
しか〜し!
朝見たそのケーブルの事が一日頭から離れません。
そして夜、もう一度そのスーパーオートバックスに行っていました。
閉店間際の蛍の光が流れる中、40、60、80cmの3種類のコードを掴んで
バッテリー端子とともにレジへ向かっていました。
(急いでいたんで40cmのところに混ざっていた50cmを買ってしまった)
「買っちゃった・・・」
手作りのアーシングをするハズだったのに。
でも買ってしまったからにはアーシングレポートのためにも急いで組み付けなければ。
ということで、21時半位から道端で作業開始です。
新品のバッテリーマイナス端子に3本のコードを取り付けてから、
純正のアースコードを取り払って、バッテリーのマイナス端子に新品の端子を取り付けます。
「角度はこんなモノかな?」と端子の向きを決めて固定します。
まずは、エンジンに接続!
その瞬間バチバチッ!!
火花が出ますが「怖いのは最初だけだ!おとなしくしろ〜」(?)とひるまずにネジを固定します。
本当はプラス側端子を外しておくべきところなんですね。
私はラッキーでしたが、安全のためにもプラス側端子を外してから作業しましょう。
バッテリーってかなり強力でスパナなんかをプラスとマイナス端子に付けてしまったら
真っ赤になるくらいです。
安全第一です。
後はボディ、オルタネータとつないでお終いです。
ただ、コードがファンベルト等の駆動部分に触れることがないように
引き回しや固定をきちんとしましょう。
その時はブースト計を付けたりパーソナル無線の電源線を加工したりしていたものですから
24時近くなってしまいました。
アーシングの事などすっかり忘れて「じゃあ宿に行くか」とセルモータをONしたときです、
ドッカーン
じゃなくってギュルルルルッ!
あまりにもセルモータが元気に回るんでビックリしました。
「おお!さすがアース強化しただけのことはあるな」って感じでした。
ジャパンの純正アースラインってバッテリーからボディにつながって、それからエンジンにつながる
いわゆるワタリっていう配線になっています。
アースラインって電気を扱う上で非常に重要で、ワタリなんていうのは言語道断なことなんです。
基本的には一点アースと言ってアース線は全て一点に集中させるべきなんですね。
そうすることで電装品へのスムーズな電力供給だけでなくノイズや電子機器の誤動作を
防ぐこともできるんです。
他の車は知りませんが、ジャパンにはとっても有効って訳ですね。
私は今回のアース強化に部品代だけで¥7,500−程かけてしまいましたが、
車種別キットより格安で高性能なモノにできたと思います。
効果については具体的な結果は良くわかりませんが(自分が鈍感なせいです)
実際にはかなり良くなっているハズですよ。
赤くって太いコードがアース線です。
ボディ(この画像では見えませんが)とエンジン、オルタネータにつなげました。
次はインマニと左側ボディにもつなげてみます。