ガラスの動きを調整するべく、ドアの内張り外しをしました。
GTESはパワーウインドウではないんですねぇ。
とりあえず、これを参照してください。
バックに写っているのは私の息子です。(まだ2歳)
まず初めにガラスを下げきります。
次にレギュレーターハンドルを取り外します。
この画像の様に細いマイナスドライバーで固定ピン(↓の画像参照)を外しますが、
固定ピンの取りつけ方向によっては反対側から外す必要があるかも知れません。
人差し指のところにあるのが固定ピンです。
レギュレーターハンドルが外れたら、次はドアオープナーの影にあるネジをプラスドライバーで外します。
するとオープナーの周りのカバーが取れるので、オープナーを起こしてカバーを取り外します。
これで内張りの上半分が外せるようになったので、丁寧に内張りを剥がしていきます。
内張りはピンのようなものでドアに固定されているだけ(7ヶ所)なので、この様に手で外せますが、
無理をするとピンが内張りから取れてしまうので注意してください。
ピンがドアから外れたら上方向に持ち上げると内張りが外せます。
これが内張り裏側のピンです。
無理するとピンだけ取れちゃうぞ。
内張り上側が外れたドア。
内張り下側はネジ5個を外してピン6個を外すと取れます。
内張りが全部取れた状態です。
通常は内張りとドアの間にビニールシートが貼ってありますが、MAX号は外してあります。
↑の画像の汚れている部分がシートで覆われていたところです。
ドア下部の開口部から見えるレ−ルにグリスを塗ってやるとガラスの上下動作が楽になります。
右側のレールはこちらから見えない側にグリスを塗るので指などで塗ってください。
ガラスを上げていくとレギュレーターハンドルのそばの穴からもリンク部分が見えるので、
ここもグリスアップしてください。
ドアの上から見てみるとレギュレーターハンドルの辺りに歯車が見えるので、そこもグリスを塗ってください。
右の画像で見えているガラスをはさんでいるローラーの動きも手で回してチェックしてください。
一通りグリスを塗ったらガラスを何回か上下させて動きを確認してから元通りに組み付けます。
内貼り下側を組みますが、2ドア車は最初に後ろ側のドアオープナーを通しておかなければいけません。
あとは外した固定ピンの部分を押しつけるようにして内張りをとめてからネジをつけていきます。
上側の内張りも固定ピンをとめてからドアオープナーのカバーをつけます。
最後はレギュレーターハンドルをつけて完了です。
レギュレーターハンドルの固定ピンは予めハンドルにつけておいてからグッと押し込むとパチンとロックします。
使うグリスはシャーシーグリス等で良いと思いますが、
寒冷地では特に低温対応のものを選んだ方がいいんじゃないかな?
あと、扱いやすさではスプレー式がいいでしょう。(ガラス面に飛ばないよう注意)
詳しくはディーラー等で聞いても良いと思います。
絶対に使っちゃいけないのはC○C556のような浸透潤滑剤です。
手軽なんですが、元々ついていたグリスが溶けてしまって、
使っている内にもっとひどい状況になってしまいます。
パワーウィンドウ車は内張り外しをしたことがないんですが、こんど部品取り車のドアをバラしてみます。
私は内張り外しもアンテナ交換も誰かに教えてもらったわけではなく、
自分で試行錯誤しながら覚えていったものです。
解体屋の車や自分の車を何台もバラせたっていうこともありますが、
自分の車の整備を自分でできるっていうことは大切なことです。
ま、分からないことはどしどし質問してください。
1台でも多くのジャパンを調子よくしていきましょう。