ディストリビュータキャップ&ロータの交換

 

わざわざ記事にすることもないかも知れませんが、
みんな意外にココの点検はしてないみたいなので作りました。


作業自体はいたって簡単。
ディストリビュータキャップを押さえている2個のパッチン(こういう表現がピッタリ!)
を外してやればキャップは簡単に外れます。
キャップを外しやすくなるからって点火コードは外しちゃダメだぞっ!
この時に外して良いのは点火コイルからのセンターコードだけね。


キャップが外されたディストリビュータです。
ロータをよく見るとキャップに放電する接点部分が焼損してます。

キャップを外すとデスビロータが見えますので、
コレを引っこ抜きます。
決してコジったりしないようにまっすぐ抜いて下さい。



新品ロータ(左)と引っこ抜いたロータ(右)の比較です。
先っぽ(画像では下方)の焼損がわかりますか?
ちなみに右の箱はロータの入ってた箱です。



外したデスビキャップ(左)と新品のデスビキャップ(右)との比較です。
画像ではわかりにくいですが少々接点が焼損しています。
この位なら交換する必要は全くありませんね。

さて、古いロータを引っこ抜いたら新品のロータを取り付けます。
決まった向きにしか付かないので何も心配ないでしょう。
でも、一応外す前の向きは確認しておいてその向きに合わせましょう。

ロータを交換したら点火コードを付け替えますが、
新旧デスビキャップを並べて置いて
点火順序を間違えないタメに1本ずつ位置を確認しながら付け替えます。
点火順序が狂うと・・・エンジンかかってもメッチャ調子悪いです。
それでも6気筒エンジンはかかってしまうのがスゴイです。



新品デスビキャップ(左)と古いデスビキャップ(右)を並べてコードの付け替えです。
デスビキャップにはメーカのマークや第一シリンダ用の印があるので
ソレを目安に間違えないように付け替えましょう。


コードを付け替えたらデスビキャップをデスビに取り付けます。
コレも間違えることはほとんど無いハズですが、
心配なら外す前に向きや位置を確認しておきましょう。
キッチリハマった事を確認したら2個のパッチンで固定して終了です。

おっと、点火コイルからのセンターコードを付けるのを忘れずに。

後はエンジンかけて実走確認してみましょう。
まず間違うことはないと思いますが、
確認することは大事ですよ。

 


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