テールランプの再生。
コレも2003年度211ミーティングに向けての作業の1つですが、
高価な新品に手を出さずともココまでキレイになるとわかりました。
でも、いつまで保つかなぁ。
交換用のテールランプです。
コレを再生してみました。
元々は程度の良いモノと思っていたんですけど、
よく見るとキズやらサビやらで結構ボロくなっていました。
パネル部分を塗装し直すので、分解します。
裏からネジで止まっている部品をバンバン外して、
メッキのリム部品やGTエンブレムも外しちゃいます。
部品を外していくと・・・出てくる出てくるゴミや葉っぱや虫の死骸が。
パネルはそのまま水をかけながらブラシでこすってゴミを洗い流します。
洗い終わったら、乾燥させます。
乾いたらコンパウンドを使ってパネル表面のキズを出来るだけキレイにします。
次にアルコールやブレーキクリーナーを使って表面の油分やワックスを落として
塗料がのりやすいようにしますが、
この時古い塗装が取れてきても気にしません。
アルコールやブレーキクリーナーが揮発したら塗装に入ります。
塗料は日産純正色でパネルの色に近いモノを探して購入してきました。
(コレが思ったより正規色に近くって良かったです)
ホコリ等が着かないように注意しながらスプレー塗装しました。
塗装中です。
メタリックが入っているのでムラにならないように注意しながら塗装しました。
重ね塗りをしましたが、ベースがプラスチックだし、
試験的要素も強かったので程々にしておきました。
塗膜の厚さよりムラとか仕上がりに気を付けた感じですね〜。
塗料が乾燥するまでの間にメッキのリムを磨きます。
後期テールはみんなサビでココがヤラレますし、気になるトコロでもありますね。
このテールランプアッセンブリイに付いていたモノはボコボコのサビが出ていたりして
再メッキでもしないと再使用は無理かな?って感じだったので、
実家の物置から磨けば使えそうなモノを探して持ってきました。
裏面側はサビが結構出ていたりするんで、ワイヤーブラシのホイール状のモノを
電動ドリルに付けて磨きます。
裏側なので、程々にしておきました。
表面側はメッキクリーナーかピカールか何かで磨こうかと思いましたが、
裏面を磨くときに以外とキレイになったので、表面側もワイヤーブラシで磨きました。
ワイヤーブラシとは言っても真鍮製の柔らかタッチのです。
コレが大正解で薄サビもキレイに落ちてピッカピカになりました。
キレイになったら防錆用にCRCを吹いておきました。
でも、裏面はノックスドールにしとけば良かったな〜。
次にランプのレンズ部分の汚れを落とします。
エアブローしてホコリを飛ばしてから水洗いしてアルコールで拭きます。
レンズ表面中央部のグレーの輪状の部分は気を付けないと色がハゲます。
でも、ハケかなんかで塗装すれば良いんでしょうけどね。
清掃したら乾燥させておきます。
ランプの反射板?の部分も掃除しますが、
ココの表面は結構デリケートなんでアルコールを含む
溶剤類は使わない方がいいですね。
ココも塗装しちゃえば良いんでしょうけど
今回は想定してなかったので掃除のみでした。
そうこうする内にパネルの塗装が乾きましたので、部品を組み込みます。
まず、キレイに磨かれたメッキリムをステンレスのネジで止めます。
純正ではこのネジがサビてボロボロになってしまって
ドライバーでは外せないモノがいっぱいありました。
やっぱりステンレスって偉大?
純正では高価になってしまうんで採用されないんでしょうね。
大体、そこのネジがサビて外せなくなっても困ることってほとんど無いでしょうし。
メッキリムが付きました。
あとはジャンジャン部品を付けていくだけです。
もちろんステンレスのネジを使ってね!
完成!
でも、ちょっと失敗が・・・。
バックランプを取り付ける時に長いネジを使ってしまって、表に出っ張りができちゃいました。
とりあえず、そんなに目立たないから良いっかぁ。
失敗の痕跡が・・・
翌日、早速MAX号に取り付けました。
ここまでの画像を見てもらうとわかりますが、
メッキリムの外周に取り付くゴムモールがありません。
ココは仕方なくMAX号から外したテールランプから移植しました。
交換完了!でも何か足りないぞ?
GT−ESのエンブレム付けるの忘れていました。
先日、ES部分に赤色がキチンと残っているGT−ESエンブレムの
2000GT部分を塗装し直しておきました。
そのエンブレムをパチンとはめて本当に完了です。
うう〜ん!キレイだ!
今後は洗車機とかに対して剥がれないとか耐久性をみていきたいですね〜。
でも、外装塗装用だから、まず大丈夫でしょう。