食事〜イバン料理〜
〜 イバンのくらし 〜
森と共に生きる人びと
〜イバンのくらし〜
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<Update 2007.10.25>
森の幸を使った料理や、中華料理の影響を受けたと思われる料理など、ユニークな「イバン料理」を紹介します。
森の恵み
森に暮すイバンの人々が食べている“森の恵み”を紹介します。
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ダウン・サボン
−“サボンの葉っぱ”茹でて食べる。
ブア・ダバイ
−“ダバイの実”ぬるま湯に浸してやわらかくなったところを塩をつけて食べる。オリーブのような味。
ミディン
−シダの一種。煮干とチリ、エビペーストとともに炒める。生で食べると独特の香りがありおいしい。
パク
-わらびと似ているが、あく抜きせずに食べることができる
。
タニシの一種
−マングローブに生息する。塩、味の素で炒め、茹でる。食べるには安全ピンが必要。他に、数種類のタニシを食べる。
キャッサバ
−イモを食べる。イモから採れるでんぷんをタピオカといい、日本にも輸入される。葉も、揉みほぐし茹でて食べる。お茶葉のような味。
チャンコマニ
ス−葉を茹でて食べる。挿し木で増やす。
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竹筒でコメを炊く
竹を使って料理をするのはイバンの料理で特徴的のひとつです
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焼畑
−イバンの主食はお米です。イバンのお米は「伝統的焼畑農法」によって作られます。森を焼き、直接モミを蒔きます。お米作りにも森の恵みが不可欠なのです。
葉にくるむ
−水に浸したコメ適量を葉にくるむ。
熱帯の竹
−節が長く、“肉薄”が特徴の熱帯の竹を一節、洗った後、葉に包んだ米をいくつか入れる。(→
「熱帯雨林の自然〜竹〜」のページ参照
)
竹の香り
−青い部分が焦げるまで火にかける。まんべんなく火がまわるよう、時々回転させる。最後に上下をひっくり返して蒸して出来上がり。竹の香りが移っておいしい。コメのほかにも、もち米を炊いたり、鶏肉や魚、野菜などを煮込むのにも竹を用いることがある。
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