論理哲学論考 1-7 2.1-2.2 2.11-2.19 2.15 ひとつの像の諸要素が一定の仕方で互いに係り合っていることは、特定の諸事物がそのように互いに係り合っていることを表象している。 そうした像の諸要素の関聯を当の像の構造と呼び、その可能性を当の像の写しの形式〔Form der Abbildung〕と呼ぶ。 2.151 ひとつの写しの形式は、特定の諸物が、当の像の諸要素がそうであるのと同じように、互いに係り合う可能性だ。 〔2.1511-2.1514〕