論理哲学論考 1-7 2.01-2.06 2.06 現実は諸事態の存立および非存立だ。 (我々は、諸事態の存立をポジティヴな事実、非存立をネガティヴな事実とも言う。) 2.061 事態全般は互いに独立している。 2.062 或る事態の存立ないし非存立から、別の或る事態の存立ないし非存立が推論されることはあり得ない。 2.063 全現実が世界だ。