六地蔵第一番
 真言宗醍醐派  海照山  品川寺
  
                    ほんせんじ
    都指定有形文化財(彫刻)
第一番の地蔵尊像は現存する他の地蔵尊像と異なり頭に笠を載せていない。ところが下の江戸名所図絵を見ると笠をかぶった地蔵尊像が画かれている。したがって、この像も笠をかぶっていたが、現在は無くなっていると推定するものだろう。
江戸名所図会 品川寺
門前の道が東海道である。
道路から一段奥まったところにある山門。この門の左前側に地蔵像がある。これらの位置は江戸名所図絵と同様である。
右側に「品川寺」があり、その前の道路「旧東海道」の様子。道路わきの電柱に「旧東海道」の表示がある。江戸時代の道はこのような道幅で続いていたのであろう。
品川区「品川百景」指定の表示
第一番地蔵尊像
品川寺の位置
2003/02
東海道分間絵図に見る品川寺
この道は右が北にあり左側方向には南下している道である。東海道の左側(南側)に池上道、品河寺、くはんおん(観音)、かいえんじ(海雲寺か?)、海晏寺、とくせんじ(泊船寺か?)と並んで説明されている