UPDATE 2005.09.19
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「初めましてぇ」
そうこうしているうちに、お店に女性陣登場。
このコンパを仕切っている細田が、 「遅かったじゃん、とりあえず紹介するから席に座ってよ。」 と言いながら、お互いを紹介し終えると、
加瀬が、 「ボトル入れたほうが安いから何か入れちゃおうよ、どうする啓ちゃんさぁ」 「いいんじゃね、バーボン系で」と、啓太郎。
「すいませぇ〜ん!、アーリータイムス1本入れて。」と大沢。
かくして、4×4のコンパが始まったのだが、
取り留めの無い話と、盛り上がりで 1次会ながら終電も、もう少しでなくなるような時間まで 盛り上がり、お開きとなった。
店も出て、国道沿いに8人がフラフラしながら、 「次どうする?」とか言っている仲間の間隙を抜って、
啓太郎は、飲み会で「ストライクゾーン」に入った 1人の女性にターゲットを絞っていた。
彼女の名前は「陽子」 間違いなく、一番良い女。
彼女がいない男四人。 やったもん勝ち。
啓太郎は、他の3人の動向を伺いながら、 「先手必勝で」
大通りで、タクシー待ちしている連中の裏をかいて 陽子の肩を抱きながら単独行動に出た。
「タクシー!」
啓太郎は、呆気にとられている友人を背にしながら 「じゃぁね!」と陽子をタクシーに乗せると、陽子は、
「どこにいくの?」 と言う。
「とりあえず、俺んちまで行こうよ。」
陽子「なんで?」
「俺、惚れちゃったから、いまから口説くチャンスをくれない?」
「でも、わたし彼氏いるよ」と陽子。
「関係ねぇよ。そりゃしょうがね。 俺は、陽子と今日出会ったんだから、 昔の事なんて、どうでもいいんだ。 彼氏がいようと、 今日出逢った俺にも 陽子を口説くチャンスをくれないか。
タクシーの中でそんな会話がなされ 、啓太郎のアパートに着き、 やる気満々な啓太郎が襲いかかった。
「ダメ!」「絶対ダメ!」
「キス」だけしない?
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