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| 2000.2 | ||||||||||||||||
| 厄除け祈願高野山の節分会 親友協会幹部総出で豆まき 二月三日、築港高野山の節分会に親友協会の役員らが参加した。 本堂で厄除け祈願の祈祷を受けた参加者は、境内に集まった善男善女が手を拡げて待ち受けるなか、一斉に豆まきを行い、今年一年の会員一同の健康と芸道繁栄を祈願した。 参加したのは、真山会長、日吉川秋水副会長はじめ、京山幸枝、京山小円嬢、京山幸枝栄、三原佐知子、京山福太郎、松浦四郎若、京山幸若、真山広若、天光軒満月、幸いってんら。揃いの法被で、元気よく豆を餅を撒いていた。 |
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| 一心寺寄席にいってん初出演 大寒波よそに熱気の場内
二月の一心寺寄席は、折しも大阪に雪が積もった七日をはさんで3日間の開催。寒風吹きすさぶ中にもかかわらず、連日熱心なファンが訪れ場内は熱気に包まれていた。 出演は、日吉川秋水、長谷川公子、京山幸若、幸いってん。 いってんは一心寺初出演だったが、話題の新人を一目見ようというファンの期待に、「雷電」「弁慶」「御所桜」と三日間ネタを取り替え、懸命に勤めあげた。師匠の福太郎も三日間舞台に張りついて、いってんにあれこれと指導していた。 京山幸若は、直前に実父が亡くなり、哀しみを堪えての熱演。長谷川公子は、熟練の巧みさで貫禄を示した。 座長の日吉川秋水は、十八番の薮井玄以を語ったが、口演中眩暈がするの抑えての舞台。それでも寒い中来てくれたファンのためにと余興に踊りを舞い、新人にプロの心意気を示していた。 |
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| 協会理事会新年度事業を検討
二月二十五日の総会を前に二月十一日、親友協会は定例理事会を開催し、新年度事業計画や予算案を検討承認した。 事業計画では、一心寺寄席が四月から一心寺シアター建て替えに伴い、パート2へ引っ越しするにあたって問題点の検討を加えた。 また、5月の浪曲錬声会、十二月の師走浪曲名人会と国立文楽劇場の二回の公演が予定されており、その出演者選考が行われ、公演担当役員に広澤駒蔵、京山福太郎、三原佐知子があたることになった。 |
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