エディがAV(オーディオ・ビジュアル)やホームシアターに関して熱く語る


■ 驚異のサウンド、BOSEマジック!2007秋 ■

(2007.10.29)


 私は隠れBOSEファンである。
 気が向いてBOSEショップに立ち寄って
 いくつか試聴してきたので報告する。



    5.1chシアター製品を聴いた

 今まで購入したことは一度もないが、私はBOSEのファンである。
 「この小さいサイズから信じられない音が出る!」
 という驚きに魅せられ、中学生くらいの頃から凄いなと感じていた。
 以前にも本コラムで取り上げたことがあったが、
 (⇒「驚異のサウンド、BOSEマジック!」)
 最近BOSEの音をちゃんと聴いていなかったなと思い、
 近くのBOSEショップにCD持参で立ち寄ってみた。

BOSE
Lifestyle 48 �V

(売価 499,800円)

超小型高性能サテライトスピーカー5本+サブウーハー+DVDプレイヤーのパック。CDを取り込む「uMusinc」、自動音場補正「ADAPTiQ」も搭載。同社直営店のみでの販売

 試聴スペースには「Lifestyle48�V」と「3・2・1GSX」が設置されていた。
 最初はLifestyle48�Vから。
 「超小型ジュエルキューブスピーカー」という名前のサテライトスピーカー、
 まあ本当にコンパクトだこと。
 DVD「ハッピーフィート」が流れていたが、
 まずはサブウーハーの迫力がすごいなと感じた。
 レゲエちっくなBGMのシーンだったが低音の量感は十分。
 ちょっと低音過多気味?と感じるところもあったが、
 サブウーハーとしてはコンパクトながら再生能力の高さは分かった。
 
 その後お気に入りCDである宇多田ヒカル「Flavor Of Life」を試聴。
 低音部の迫力はやはりある。ベースの音程の再現度合いなんかは
 自宅で聴いているGold Signature 20と近い雰囲気はある。
 だが高音がやや物足りない。
 サテライトスピーカーの連結2個の片方が壁に向けられていたので、
 それを2つともリスナー方向に揃えてみたところ、高音の音圧は結構改善された。
 
 それでも、中低域のあたりが物足りないなぁという印象。
 低域の量感はあって、かなりローエンドまで伸びていて、それはいいのだが、
 200〜300Hzあたり(適当)のところが落っこちているような感じがした。
 高音も一様に素直に伸びているのか?と聞かれたら自信はない。
 要は全体的に少しクセのある音?という印象だった。
 
 まあ私の好みの範疇かもしれないし、Gold Signature 20で耳が肥えた?!
 のかもしれない。低音の量感は申し分なく、映画を楽しむ分には
 さして不満はないだろう。また機会があれば聴き直してみたいと思った。



    フロンドサラウンド製品を聴いた

BOSE
3・2・1GSX

(定価 199,290円)

2つの超小型高性能スピーカー+サブウーハー+DVDプレイヤーのパック。フロントサラウンドのタイプだ。「uMusic」搭載

 続いて「3・2・1GSX」の試聴。
 ここでもDVD「ハッピーフィート」を見たが、Lifestyle48�Vと印象は
 ほとんど変わらず、サブウーハーの迫力が前面に出てくるパワフルな音。
 「プライベート・ライアン」のDTSデモディスクも見たが、
 砲弾の衝撃音がすごい。「バーン」という発砲音が耳に飛んでくるし、
 一瞬だけサブウーハーを利用することで砲弾の着弾音も迫力が増している。
 しかし、フロントサラウンドという感じはほとんど感じられなかった。
 この辺りはソースを選ぶだろうから、これだけでは判断しにくい。

 宇多田ヒカルのCD試聴。
 これもLifestyle48�Vと似た印象で、低音は量感十分、高音も出ているのだが
 中低域のあたりが中抜けになっているような印象だった。
 アンプ部に高音と低音の調整部分はあったが解消できなかった。
 小型スピーカー+サブウーハーという構成で中域が手薄になるのは
 容易に想像できる事態なのだが、本当に想像通りなのか??
 ちょっとここだけで判断するのは避けたい。




    コンパクトシステムを聴いた

BOSE
Wave Music System

(定価 74,970円)

CD・チューナーのみ、シンプルで高音質なシステムを体現した製品。直営店のみでの販売

 視界に入ったので、Wave Music Systemを聴かせてもらった。
 本当にコンパクトラジカセという感じのサイズ、
 だが安っぽい感はなく、むしろ凝縮感を感じさせる。
 宇多田ヒカルのCDをスロットインで挿入した。
 
 さきほどまでの、サブウーハーで聴いていた超低音は望むべくもないが、
 量感についてはこのサイズから信じられないほど出ていて感心した。
 中域は素直に出ていて、Lifestyle48�Vや3・2・1GSXとは
 違う音が出ていた。
 低音は本体上部から出ているようで、正面よりも斜め上から
 聴いた方がバランスが取れた。
 使い方としては部屋の中のラックの上に置いて、
 部屋全体に音楽を流すというような使い方が適してそうだ。

 このシステム、ものはいい物だと思う。
 だがCDとチューナーだけのシステムとしては75,000円は高過ぎだ。
 せめて39,800円程度のプライスならばもっと多くの人に使ってもらえるだろう。



    ま と め

 ボーズはこの秋に新製品をいくつか発表している。
 5.1chパックのDVDレシーバー部を、DVD抜きにして
 HDMI端子を装備した「Lifestyle V-class」は、柔軟性の高いシステムで
 待ち望んでいたユーザーも多いスタイルだろう。
 「ペンシル型スピーカー」という新たなジャンルを開拓し、
 現在でも評価の高い55WERを強化した「77WER」も非常に気になる製品だ。
 
 さて、ちょっと不本意な点もあったがBOSEショップでの試聴を終えて
 帰宅して宇多田ヒカルのCDをGold Signature 20で聴くと、
 低音の量感、歯切れの良さ、中域も十分、高音まで鮮度十分の音で
 「あぁやっぱり俺はこの音が好きだぁ」と思ってしまった。
 
 実は来年の話になるが、オーディオのシステムが変わりそうな予感である。
 引越しを行う予定で、それに合わせて見直しを行うつもりだ。
 現在はAVアンプ+プリメインアンプのWアンプ構成になっているが、
 やはり使い勝手が悪いところがあるのは否めず、
 もう少しシンプルなシステムにしたいなぁという思いがある。
 
 その時にはBOSEのシアターセットも候補に上るだろうし、
 何かのフロントサラウンドシステムにするのか、
 ってお前Gold Signature 20から離れられると思うか?
 離れないならば高級AVアンプに1本化するのか、
 プリメインだけのシンプル2chシステムにするのか・・・
 今から漠然と悩んでいる。