家庭生活で子どもたちが自分の身の回りのことや家事にどれくら
いかかわっているかを知るために事前アンケートを実施した。
おしごとめいじん発表会
YU先生のアドバイス!
YU先生の小学校教育実践
◆「小学1年生24人に聞きました。」
      〜 お手伝いアンケート結果を見て
YU先生の小学校教育実践
お手伝いは好きですか?
自分のことを自分でしていますか?
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お手伝いアンケート
自分の脱いだ洋服や遊びに使ったおもちゃ等の後始末を家の人に
任せっきりにしている子どもが多いことがわかる。家族みんなが
楽しく家庭生活を送るためには,一人ひとりが自分のことは自分
手伝いに関しては全員が何かしらの手伝いを経験していることが
わかった。夏休みの生活記録表に手伝いの項目欄を設けたところ
意欲的に取り組んだ子どもが多かった。でも現在決まった手伝い
を自分の仕事として継続的に行っている子どもはほとんどいない。
また,手伝いに関しての実態調査では「手伝いが嫌い」という子
どもが5名いた。このうちの1名は学校五日制のアンケートでは
こうした子どもに対して「お手伝いって楽しいな」「家族のため
に働くって気持ちがいいな」と感じさせるための手だてを探り楽
しみながら家事参加ができる子どもを育てていきたい。
「手伝いをさせられるから学校がある方がよい」と,生活アンケ
ートでは「手伝いをするのが嫌だから,家は楽しくない」と答え
ており,手伝いへの拒否反応が極端に強いことがわかった。
でし,協力し合うことが大切である。1年生といえども例外では
なく自分のことができていない子どもに対しては自覚を促す必要
があるだろう。