1.作戦A「お話ダウト」のやり方
(1) はじめに,絵を見せながらゆっくり読み聞かせをする。
(2) 子どもたちに簡単に感想を聞く。
手をあげる男の子
ダウト!
楽しいお話は何度聞いてもおもしろいようだ。「お話ダウト」に慣れて
くると子どもたちは教師が間違えそうな箇所を予想するようになる。
2.作戦B「やっとあえたね」のやり方
1年生の1学期では文字の読めない子もいるのであまり長い文のお話は
向かない。絵も文もコピーしやすいものでないと難しい。お互いに
コミュニケーションをとらないといけないので,仲間づくりにも役立つ。
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読書指導について
YU先生の小学校教育実践
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(1) と (2) は作戦Aと同じ。

(3) 各場面ごとの絵と文をコピーしたカードをバラバラに
   配り同じ場面を持っている子を探してそろったら座る。
青い本
(3) もう一度読み聞かせをするが,今度はところどころ
   わざと間違えて読む。子どもは間違いに気づいたら
  「ダウト」と言う。
◇誰が出てきたかな?
◇登場人物の中で誰が好きかな?
◇おもしろかったところは?    など
その裏をかいてそこのところは正しく読んだり,まさかと思うところで
間違えたりすると非常に盛り上がる。
また,注意して聞くようになるので集中力を育てるのにも良い方法だと
思う。家庭でもできる作戦だ。