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BSD物語
 

ティナは今日も忙しかった。

ティナ:「タイトルが怪しいメールが3通……添付ファイル確認
     ドラフト内で添付ファイル内スキャン開始
     …
     ……
     ………
     やっぱりウィルスでしたか。はい、デリートっと」

レイナは今日もseti処理をしていた

レイナ:「1031ユニット目処理完了、明日11時の便で
     バークレー大に発送予定です〜♪
     次のユニットは何処かしら?」

管理人は風邪を引いていた

管理人:「ごほっごほっごほっ 風邪ひいた〜」
 
 

CH28:ウィルス
 
 

ティナ:「ご主人様? 風邪ですか!?」

管理人:「喉が痛い〜関節が痛い〜」

レイナ:「38度3分ですわ。寝るのが一番です」

ティナ:「薬飲んだら寝ていてください。布団に本は持ち込んじゃ駄目ですよ?」

管理人:「音声制御でゲームやる〜」

ティナ:「レイナさん、ご主人様簀巻きにして裏の川に流しましょう」

レイナ:「これでいいですかぁ?」

本当に簀巻きの準備してきた(汗)

管理人:「待った〜!おとなしく寝てま〜す」

ティナ:「全くもう。安静にしていればすぐ直るんですから」

管理人:「う〜ん、不健康な生活が祟ったか」

ティナ:「とりあえず他の事は今までの通りにしていますので
     何かあったらベルで呼んでくださいね」

そんなわけでぶっ倒れていた管理人だった。
もちろん、この間の移転作業等が中断していたのは言うまでもなかった。

  ( 続く )
 

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あとがき代わりの駄文その28

管理人:「くしゅん。ようやっと直ってきたなぁ」

ティナ:「まだ無理は禁物です」

管理人:「しかし、今年の風邪はなかなか治らないなぁ」

ティナ:「感染しないようにセキュリティホール埋めときます?」

管理人:「セキュリティホールってこの場合何処?」

ティナ:「大抵ご主人様は風呂上がりに長々とチャットされていますから……
     それが風邪が入ってきたセキュリティホールですわ
     ふさぐ方法は……深夜 1:00以降〜朝 8:00まで回線切断♪」

管理人:「うぎゃ〜」

ティナ:「だいたいご主人様は夜更かしがすぎます!」

そして、生活についての小言がたっぷり1時間続いたのであった。