BSD物語
気持ちよく晴れた5月のある日
彼女を迎えるため一日中大騒ぎをした僕たちの前に彼女はやってきた。
日傘をさし、空から降ってきたかのように・・・
Ch22:貴女の名前は?
???:「あのぉ〜こちらのお宅はYen-Xing様のお宅ではないでしょうか」
玄関先にごみなど落ちていないか(普段からティナが掃除しているからそんなことはないのだが)
見にきた僕に彼女はそう尋ねてきた。管理人:「えぇ、確かにうちですけど、何か御用ですか?」
レイナ:「遅れまして申し訳ございません。わたくし、リーナス家より遣わされました
レイナ=トーバルズと申すメイドにございます。今後何なりと御用をお申し付けください」そういって彼女は深々と礼をした。なるほど、確かにティナとちょっと違う。
ティナ:「ご主人様〜。今どなたか来ませんでした?」
管理人:「ティナ、この子が今度きたレイナだ。後で屋敷を案内してあげて。」
ティナ:「分かりました、ご主人様。レイナさん、部屋に案内しますのでついて来て下さい。」
レイナ:「はい、分かりました〜」
ティナに案内され、昨日大騒ぎして準備した彼女の部屋へ二人は向かった。
レイナか・・・どこなくのんびりとした子だな・・・
せっかちなティナとバランスがとれていいかも?
そう、このときはまだ知る由も無かったのだ。
彼女に隠されたとんでもない秘密を・・・−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−
あとがき代わりの駄文その22
額に交差点しわを作りつつ管理人に迫るティナ
ティナ:「せめて遺言ぐらいは聞いてあげます。何か言い残すことは?」
管理人:「そんなぁ、ちょっと忙しかったりPCが吹き飛んだ拍子に
完成寸前のデータが吹き飛んだりバックアップ用MOドライブが
ケーブル長さの問題で使えなかったりSCSIのドライバWin2000用を
探すのに一日かかったとか他にも・・・ぎゃぁぁぁぁぁ」ティナ:「今回、更新が遅れ読者の方にご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした。
せめてものお詫びに管理人を黒こげにしておきましたのでお好きなように扱いください。あきたけ様、いつも美麗なイラストありがとうございます。家宝として展示させていただきますと
管理人から遺言を預かっております。
(さて、次から誰に書いていただこうかしら・・・?)」レイナ:「ご主人様生きてますかぁ」
(その辺の棒で管理人の体をつつく)管理人;「この程度では我は滅びぬぅぅぅ!」