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BSD物語

ティナは今日も散らかった荷物と格闘していた。

おや? 何か向こうですごい音がしたような??
 
 

Ch04:崩壊した書庫
 
 
 
ずどーーーん!!!

その音は隣の書庫からした。
隣って・・・今、ティナが作業をしている部屋じゃないか!

管理人:「どこだ!! 大丈夫か!?ティナ!!?」

ティナ:「はい、ここです!」

みれば、本棚から落ちて山積みになった本の中にティナが倒れていた。
すぐそばに倒れた脚立があるところをみると高いところに上って
作業していたようだ。

管理人:「なにがあったんだ?怪我はないか!?立てる??」

ティナ:「はいバランスを崩して脚立から落ちただけで大丈夫で・・・痛っ

管理人:「足を痛めたのかっ!」

ティナ:「いえ、何でもありません!」

管理人:「何でもないわけないだろう。靴脱いで!」

ティナ:「は、はいっ」

どうやら落ちたときに足首を痛めたらしい。急いで氷水を用意し足首を冷やす。医者を呼び、診てもらったところ、軽い捻挫とのこと。

管理人:「怪我がたいしたことなくてよかったが・・・部屋、すごい状態だな
       最低限人が通れるようにだけしておくか・・・」

ティナ:「ご主人様、ご心配をおかけしました。」

管理人:「もう歩ける?大丈夫なの??ティナ」

ティナ:「はい、力を入れなければ大丈夫です」

管理人:「それじゃあ、本当に必要な物だけ別の部屋に移した後、
      一から一緒に整理し直そうか。手伝うよ」

ティナ:「そんな手伝っていただくなんて・・・」

管理人:「この辺の本はかなり重いし・・・それに二人でやれば作業も早く
       終わるしね。」

ティナが怪我をしたこの一件からティナが書庫を整理するときはできるだけ一緒に作業をすることにしたのだった。

 ( 続く )
 

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あとがき代わりの駄文その04

ティナ:今回私の台詞があまりないような・・・

管理人:ひとえに私の力が足りないからです。

ティナ:今回も難産でしたね〜

管理人:というわけで、今回も駄文ですがお送りしますぅ