白い森の住人
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「白樺林」

この森は白樺の木がたくさんある。
白樺林を小さな機関車が音もなく「そろりそろり」と峠から下ってきた。
冬は高緯度のため一日中日差しが低い。
斜光線が機関車のサイドを照らす。
時計を見ると午後2時半にもなっていない。
なのに夕方だ

麓の村から歩いて約2時間、まもなく峠の頂上である
しかし、この時期、午後4時には日が沈み辺りは真っ暗になることを思い出した。
早く帰らないと・・・。

2005年 12月 30日