XP標準ツールでシステムを完全バックアップ&リカバリーファイルを作る

ここで紹介するのは市販のパソコンを購入された時に付いてるリカバリーCDと同じような
バックアップファイルを作る事が出来ます。但し、CDーRとかWindowsがインスト
ールされているドライブに保存する事が出来ません。(マイコンピュータを開いてハードデ
ィスクが2つ以上表示してればOK。通常CドライブにWindowsがインストールされ
ています。)それにフロッピーディスク・ドライブが必要です。
また、この方法はXP Professional限定です。
Home Editoion共通はこちらを
もう一つ忘れてました。Windows XPのインストールCDが必要になります。

2.「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」と
  たどって行き「バックアップ」をクリックすると、「バックアップまたは復元ウィザード」
  画面が表示するので、「常にウィザードモードで開始する」にチェックを入れて、青文字で
  書いてある
「詳細モードに切替えて実行する」をクリックする。

3.バックアップユーティリティが開いたら、「自動システム回復ウィザード」を
  クリックする。

4.自動システム回復の準備ウィザードの開始 画面が開いたら「次へ」をクリックする。

1.フロッピーディスク1枚をフォーマット(1.44MB)しておく。

5.「参照」よりCドライブ以外のドライブなり、その中のフォルダなりを指定して
  「次へ」をクリックする。

6.「完了」をクリックする。

7.バックアップが開始されるので数十分から1時間前後かかる。
  私ので約12GBのファイルを約40分かかりました。

8.ファイルのバックアップが終わると、フロッピーディスクを挿入する指示が出るので、
  事前に用意してたディスクをドライブに挿入して、「OK」をクリックする。

9.フロッピーディスクへの情報がコピーされる。

10.フロッピーディスクへのコピーが終わったら、ディスクを取り出して「OK」
   をクリックする。なおディスクは大切に保管しておくこと。
   
ASRディスクの作成完了

11.最後に表示してるすべての画面を閉じて終了です。

復元(リカバリー)の方法

1.BIOSで起動デバイスの順番をCD−ROMに変更する。設定方法はこちら

3.再起動後、BIOSが表示した後に下画像のような表示がするので、白枠で
  囲んでる「CD....」のドット(点々)が増加してる間(5秒ほど)に適当な
  キーを押す。

2.BIOSの設定変更をしてる間に、WindowsXPインストールCDを
  DVD/CDドライブに入れておく。

4.次に下のような表示が画面下の方に出たら「F2」キーを押す。
  ※ここまでの操作はキーを押すタイミングが遅れがちになる可能性があります。
  もし、うまく起動出来なかったら再起動させてやり直します。この時
  インストールCDは入れたままで良いです。

5.これが表示したら、バックアップの時使ったフロッピーディスク(ASRディスク)
  をドライブに入れて適当なキーを押す。

6.キーボード指定が表示するので一般的な物では「半角/全角」キーを押す。

7.確認の表示が出るので「Y」キーを押す。途中で再起動するが何もしなくて良い。

8.自動でフォーマットが始まり、必要なファイルがCDよりコピーされる。
  Windowsをインストールする画面と同じ表示をするが、そのまま放っておいて
  かまわない。

9.数十分すると、「自動システム回復ウィザードの開始」画面が出たら「次へ」を
  クリックする。放っておいても1分ほどすると自動で実行されるよ。

10.いよいよバックアップファイルからのコピーが開始される。数十分かかるよ。

11.コピーが完了すると、再起動してWindows起動する。
   ※システム関連でカスタマイズしたものが一部初期設定に戻るのが
    あるようです。

 

最後に一言。この復元操作はキレイな状態に戻すと言う意味では無くて、あくまでも
バックアップファイルを作った時点の状態に戻すと言う事なので、バックアップファイル
を作る時は、パソコンの調子が良い内に作っておいて下さい。