きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)
Last-modified: 2014/06/16 00:11:13.

2014年05月01日(木)

OpenSSL の Heartbleed セキュリティ対策として Ubuntu のアップグレードを行い、再起動して回った。 研究室内連絡のために設けてある RuBBS が動かなくなった。 Ubuntu 14.04 でなくなった Ruby 1.8 に RuBBS が依存していたようだ。 本家ではもう10年以上も更新されておらず、 ruby 1.8 を前提にしていて UTF-8 非対応のままになっている。 RuBBS はメール送信機能があり、 職場の連絡にメールを使えるのが良い。 仕方ない、本腰入れて改造するか。 他にやるべき仕事が沢山あるのだがなあ。


2014年05月02日(金)

RuBBS の UTF 化。 これまでに CGI をいじったことが殆どないので かなり時間かかったが、まあ何とかなった。 暫く稼動させてみて、問題ないようだったら公開しよう。 しかし、このサーバをグローバルに置いてなければ そもそもこんな面倒な作業を今しなくても済んだんだが、 上司の命令だから仕方ない。

研究室内の連絡とかも Google Group とか外部サービスを利用した方が 良いのかもしれない。 メールサーバを立てるというのも再度検討に入れるべきか。 次の機会には考えよう。

卒業生が里帰りとして研究室に遊びに来る。

京都で漫研OB飲み会があるので、早めに退勤。 丁度良い時間だったのでムスメを保育園に迎えに行き、 家に連れ帰った。 私は財布に現金補充とカメラを持って京都に向かった。

京都へ行き、20人ほどの漫研 OB 宴会。 企画し、幹事してくれた水崎に感謝。 現役部員にカンパ出しといた。 会計が来てカンパを募ったらいいのに、と思っていたが、 普通の OB は NF に行ってそこでカンパを出しているようだ。 成程、そういえば私はここんところ NF に行けてない。 最近の風車小屋とかも見てないしなあ。 ゴージャスは、少ない月でも 32 ページとかいう状況らしい。 すごいな。

宴会が終わって木屋町通りでダベる。 大阪へ帰れない時間になってもダベる気満々。 絵夢、名代と膳所の水崎邸へ向かう。 うだうだ漫画読みながらダベる。

漫画スキャン外注という手もありか。 聞けば、1冊 100 円を切る程度らしい。 自分でやれば1冊スキャンにかかる時間が 5分程度。 時給1000円計算で大体釣り合う感じか。 表紙のスキャンとか、 裁断でノドが失われる分とか、 コントラスト調整とか考えるとその程度の価格で高品質のデータが 得られる分、得なのかもな。 あと、子供がいる時に作業できないという問題もクリアできる。 ページの順序を保存しなければ整理に多大な手間が生じるので 邪魔の入らない環境でやらなければならない。 裁断は音がするので隣室で子供が寝ているときは使えない。 また、小さな子供がいる家庭では危険物である裁断器があるべきではない。


2014年05月03日(土)

水崎邸では家主以外に 3人が雑魚寝。

岸虎次郎 いいな、いい。 脳内に何人か女子高生が棲んでいると思われる。

漫画に浸りたいなあ。

午前に退出。 京阪 石山坂本線に少し乗る。 町中を走る単線鉄道で風情がある。 膳所で乗り換えた JR は流石に速い。 JR 京都で一度降りてまた乗った方が安上がりなので、 そこで一度改札を出た。 絵夢氏とはここで別れた。 腹が減ったので名代氏と飯屋を探すが、 9:30 に開いている店が見つからない。 彼は食い物に気を使うようになり、 ファーストフードはダメになったらしい。 人間、変わるもんだなあ。 ベンチに腰掛けてダベりながら デパートが開く10:00 を待って、 入ってみたら飯屋は 11:00 からだった。 仕方なく難民となって駅前をうろつき、 ようやく開いている喫茶店を見付けた。 軽食を取りつつ 2時間ほど IT系の技術を中心としたダベり。 昼飯時に近付いて席が埋まってきたのでそこで帰阪。 JR に乗り、彼とは新大阪で別れた。

パセリはスーパーでそこそこ安く買える。 イタリアンパセリはスーパーに置いてある頻度が低く、比較的高価。 なのでイタリアンパセリを優先して残す。

ムスメと同じく 私の母も歯軋りが強い方で、 起きたときに顎が疲れていることがあるらしい。 私は歯軋りはほとんどない。 かわりに、俯せ寝の時にヨダレが垂れていることがある。 この歯軋りとヨダレは、 どれくらい口をしっかり閉めて寝ているか、 という反対のベクトルを向いた性質ではなかろうか。 あと、鼻詰まりが影響するかもしれんな。 私は子供の頃、鼻詰まりが酷かった。 これで口を閉めて寝てたら息ができない。 そういう感じで自然と歯軋りしない方向にシフトしたのかもしれない。


2014年05月04日(日)

バジル播種。 コップで作った育苗ポット 10 個に種を3〜5粒程度入れてった。


2014年05月05日(月)

ムスメはたぶん普通一般の意味で可愛い、 というか美人的な可愛さを持っていると思う。 ムスコはすごいなんというか、 そうじゃなくてとにかくあれだ、 「赤ちゃんって可愛い。 すごく可愛い。 ウチの子が一番可愛い」的な可愛さ。


2014年05月06日(火)

ムスメがピアノの練習をしようとしない。 たぶん、練習とはいえ間違うのが嫌なんだろう。 これはマズい性質なので矯正したいところだ。 間違うのは恥じゃなく、 間違いを直そうとしないのが恥なのだ。

痔が痛むのは、下半身の冷えが問題だったようだ。 ステテコを穿いたら軽減した。 「暖かい季節になってきたからもうステテコはいらんだろう」 と季節の変わり目にはつい思ってしまうが、 意識して穿き続けるべき。

ムスコが泣いたとき、 低めの声を意識して歌ってやると結構おさまる。 あいうえおほしさま、おやすみの歌、ABC の歌、宇宙戦艦ヤマト、あたりをよく歌う。 泣き止ませ性能的には『あいうえおほしさま』が最も効果が高い。


2014年05月07日(水)

専門バカを目指すのは博士からでも十分だ。 修士以下の学生の専門知識なんて高が知れており、 どの世界に飛び込むことになっても 戦える基礎的能力を備えることが重要だ。 どの情報を選択するかというのは 専門とするかというのは 教育を受ける人各々が考えることであって、 教員が情報の取得を制限して仕向けることではない。 地学を専門としていても物理を勉強しても良いし、 生物学を専門としていても経済学を勉強しても良い。 そうあるべきだ。

雑煮を作るために一番出汁、二番出汁。 その出汁がらの昆布・鰹節で塩昆布・佃煮を作る。 塩昆布はやや塩味が強すぎた。


2014年05月08日(木)

家で電池切れのキッチンタイマーがあったので 職場に持って行って使っている。 しかしコイツは設定時刻以外に 5, 3, 1分前にもアラームを鳴らす。 決め時間だけ鳴らせばいいのに、余計なことをして集中力に割り込みを かけられてイライラする。

夜 風呂に 2Lペットボトルを持って入り、 翌日 朝にプランターに撒く水を入れておく。 バジルの育苗ポットが増えている分、 2L では水が不足している感あり。 まあ一時的なものだから増やす程のことはなかろう。

丸元本によれば、 ビタクラフトの蒸し調理は最初に水を少し入れて沸かしてから入れた方が 酸素が減り、中温域を通過する時間が減って栄養が壊れにくいらしい。 この方法でホウレンソウを蒸した。 30秒と 1分 で実験。 いずれもやや浅い感触。 もうちょい蒸しても良いかな。

塩味の強い塩昆布の処理は、 他のおかずを薄味に作って、 塩昆布を口の中で混ぜて調整すれば良いのか。 ホウレンソウが美味い。

B4 の研究計画を立てた。

研究には出て来た結果次第という面があり、 最初に方針を立てたときの予想と違う結果が出てきて、 方針を大転換しなければならないこともしばしばある。 「教員は全てを見通して研究に従事させる、あるいはそうあるべきだ」 と考える人がいるかもしれない。 しかし、もし最初から完全に予想できるのならば、 その研究は新しい知見を得ることのないものであり、 研究とは呼べないモノだ。 それは演習とかいう名前が付く筈だ。

自分に説明のできない結果が得られたら困るからなどという理由で 新しい手法に挑まないというのも、 これも研究に対する正しい姿勢ではない。

職場の PC で、キーボードが不調。 試しに予備のキーボードに交換したら問題が生じなくなった。 ということは、ハードウェアの故障だったのか。

職場付近で使用済み乾電池の回収場所が分からず、 数年分溜まっていた。 これを持ち帰って自宅マンションの定点に廃棄した。 スッキリ。


2014年05月09日(金)

丸元本を義兄に勧めておいた。 借りている本ではあるものの、義兄やカミサンに読んでもらうために 貸出延長してもいいかと思ったが、 予約が入っていたので出来なかった。 あの本、人気があるんだなあ。

研究室内 wiki の書き物。 学生の研究方針とか、 道具の使い方とか。

夕方に小腹が減ったので、冷凍二番出汁を鍋解凍し、タマネギ、味噌を入れて即席味噌汁。 美味い美味い。

生ゴミがガンガン出るのが悩みだったが、 野菜くずを冷凍保存して貯まったらスープストックにするという手が あるようだ。 最後まで使える感があるし、ゴミが出る頻度が減っていい。

職場付近で牛乳パックのリサイクル箱がどこにあるか分からず、 なかなか捨てられない。 とりあえず自宅近くの 25:00 までやってるスーパーに出すことにした。


2014年05月10日(土)

シャトルシェフは魔法瓶ケースが付属した鍋で、 煮込みの手間が軽減できるという売り込みのもの。 結婚したころに実家から持ってきたのだが、 カミサンはあまり必要としておらず、使ってない。 ということで職場に持って来た。 これがあると作り置き冷凍スープストックを一度に大量に作っておける ということで、やる前からワクワクしている。 牛骨のスープみたいに「16 時間煮込む」みたいな工程も 「火を入れて一晩置いて、翌朝また火を入れて様子を見る」 ということができる筈だ。 このシャトルシェフを私は主にカレー鍋として使ってきたのだが、 スープ鍋として最適であり、 シチューやカレー鍋としてはさほど適していなかったのではなかろうか。 こいつは金属の肉が薄めで、 火にかけると底面が焦げ易い。 スープ系の粘度の低い流体なら対流してくれるが、 シチュー系の粘度の高い流体だと対流せずにその部分が沸騰し、 焦げつく。

ムスコの名前を呼んだらちゃんとこっちを向いた。 自分の名前は認識しているようだ。


2014年05月11日(日)

ベランダは何年も水掃除しておらず、 溜まった塵芥が気になっていていた。 いつか掃除してやろうと数ヶ月前にデッキブラシは買っていたのだが、 冬の屋外で水掃除をする気にはならないので春になるのを待っていた。 そう、今日こそその日だ。 昨夜の風呂の残り水を使い、ゴシゴシ擦る。 大分綺麗になって気持ち良い。

最近風呂水があまり残らない。 カミサン・子供達の入浴で水深 15 cm くらいまで減る。 私が入るには十分な量で、 この水をプランターの水やりと 洗濯に使うと水深 3 cm くらいまで減る。 残った水で風呂桶をざっと流して捨てる。 無駄な水の使用がほとんどなく、気持ち良い。

さて、水が残っていないので「ベランダ掃除にもっと水を使いたい」 などという場合には新しい水を使うことになる。 なんか勿体ないので、 ベランダ掃除のように水を多量に使う仕事は 風呂水を使えるように分散して行うことにする。

OpenSSL の Heartbleed bug は その間に使っていたパスワードが漏れている可能性があり、 よって、以前使っていたパスワードは変更すべき。 ということで https 接続するサービスのパスワードを変更して周る。 アカウントとパスワードの組は軽く100を越えていて、結構大変。

パスワードはもう頭の中にだけには入らない。 三井住友銀行はパスワードカードという仕組みを用意しているので それをやってみた。 申し込みは随分前にやっていてカード自体は手元に届いていたのだが、 電話プロセスが必要なため平日夜中にはできなかった。 今日、ようやく有効にできた。 パスワードをオンラインから切り離して持てる安心感。 こういう体積を持つハードウェアで持つのは 銀行など致命的かつ資金的に余力のある企業にしかできない。 だからこそ、用意してくれているところでは利用すべきだろう。

実家で夕食に呼ばれている時刻に、 カミサン・ムスメが寝ていてムスコが起きている、という状況。 ということで昨日と同様、女性陣2人を寝かせたまま 男性陣2名で実家に向かった。 義兄と母が空気の抜けたバランスボールで遊ばせてくれた。 ムスコの目がキラッキラッと輝いていた。 世界はこんな風に遊べるのだ、と気付いたのを見た気がする。

「ぱーぱーぱー」。 ムスコが P の発音をできるようになった。 なお、これはパパと言っているわけではない。

タコ焼きパーティ。 タコ焼プレートの窪みに 7分目まで生地を入れて、 タコ・刻みネギ・天かす・チーズを入れ、 さらに生地が溢れて丘を満たす程度に注いで焼く。 カミサンが思い付いて試したトマト入りチーズタコ焼が 滅法美味かった。 チーズとの相性が効いているのでチーズなしで そこまで美味いかは分からんが、すごい。 立派に売り物になりそう。 キャベツもボリュームが出て良かった。

ムスコ体重、服込みで 10.3 kg。

セーターなどを手洗いしたあと、 洗濯機の脱水にかける。 このとき、洗濯漕の中で偏らせないことが大事。 偏っていると洗濯物の慣性で洗濯機が踊ったり歩いたりする。 偏らせないための方策は、基本的に回転対称性を使うということ。 洗濯漕の外周に沿わせて厚みが同程度になるように配置するのが基本。 別の方策として、中心に盛るというのを思い付く人もいるかもしれない。 これは初期状態としては対称ではあるが、不安定である。 鉛筆の尖らせた方を下にして、静置できるかという問題と同じ。 完璧に対称な状態にできれば倒れずに静置できる筈だが、 現実的には必ずどこかの方向に倒れてしまう。 これと同じ現象が起きて、 洗濯物は必ずどれかの方向に飛んでいって対称性が崩れ、 偏りを生じる。

ムスメが返事しないことがしばしばあり、 「返事しなさい」と叱る場面が増えている。 今日のワンシーン。 カミサンが「チューペット食べる?食べない?返事ないなら食べないのね。お母さんは食べるけどね」と言ったのに対し、 「かーち太るんちゃう?」とムスメ。 小生意気に言いよるなあ、とカミサンと一緒に声をあげて笑った。 カミサンの名誉のために言うと、カミサンは太ってはいない。 ムスメが言うということは、 カミサン本人は気にしていて そのような発言したことがあるという事だろうけれど。

義兄は野菜くずをキンピラにするらしい。 スープストックにするよりも、 そっちの方が直接食えて有効利用してるよな。 タマネギの皮を入れてしまうとキンピラにできない。 野菜くずにもレベルがあるということか。 まあ今回は初志貫徹でスープストックにしてみよう。

母の判断力が随分落ちてきた。 一緒に歩いていてどの経路を選ぶかとか、 そういう日常にありふれたシーンでそれが感じられる。 母は運転免許を返納したが、 これが運転する人だったりすると 「高齢者は危険な運転をする」と言われるような状態になるわけだな。 ボケとボケてない状態の境界は明確にあるのではなく、 こういう判断力が鈍った状態というアナログな変化なんだな。


2014年05月12日(月)

業務スーパーで鶏胸肉 2kg が 780円 で売られていた。 よし、鶏はむ大量生産だ。 パックに7枚入っていて、 そのうち、 3枚 x 2に分けて漬け置きした。 水曜・金曜に茹でる予定。 残り1枚は今日茹でてスープにして食った。

鶏皮が結構出る。 脂肪の塊なのでいつもは捨ててるが、 鶏皮をカリカリに焼いたのを 義兄がよくツマミに出してくれるので、 それをやってみた。 弱火で素焼き、5分おきに様子見と裏返し、30 分くらいで出来上がり。 最終的には皮から出る油で揚げたようなものになった。 塩胡椒で食うとスナック感覚。 鶏皮の栄養を調べると 10 % くらいはタンパク質が含まれていた。 脂肪酸バランス的にも、摂る油の種類が増えるのは好ましかろう。

戸棚の奥からムスメの時の 9ヶ月〜3歳 用ミルクが出てきた。 プロテインを置くなど私がメインで使ってる戸棚だったので 忘れられていたようだ。 賞味期限が 2012.10 だが、 未開封のこの手の密封乾燥物は余裕で食えるだろう。 この手の赤子用の物品は安全係数が強めにかけられていそうだし。 しかしまあムスコにあげるのは憚られるということなので、 私が職場に持って行っておやつにすることにした。 調べてみると、2000円 程度の代物のようだ。 ビタミンやミネラルが強化されているということもあり、 やはり捨てるには惜しい。 とりあえずコーヒーに入れてみたが、 十分に粉ミルク代替品として使える。 いや正しく粉ミルクではあるんだが。

ニンニクは秋に植え付けて春に収穫らしい。 丁度、バジルの反対の時期でできるな。 次の冬は検討しよう。

屁が臭い、便が臭いというのは腸内細菌バランスの崩れが 疑われる。 ヨーグルトを食うという安くてリスクのない対処法があるので、 まずはそれで。

要素数 n の整数からなる配列があり、 このそれぞれの数までの数を網羅する配列の配列を生成したい。 簡単だろうと思っていたが、結構しぶとい問題だった。 再帰を使うと見通しが悪くなる印象があって避けていたが、 どうにも再帰せざるを得ないと諦めたらすんなり書けた。 再帰した方が綺麗に書けるのならそれを使うべきだということを 改めて学んだ。


2014年05月13日(火)

播種した後、他の大多数の種が発芽して大きく育ったあとに 「何で今頃?」みたいにひょっと芽を出す種がある。 畑という環境では競争に負けており、 これらは間引かれる運命にある。 しかし自然環境では、こういう奴がいることには価値がある。 発芽し易い奴が発芽したあと、 雨が降らない日が続くかもしれない。 発芽してしまったら常に一定の水分が必要で枯死の危険があるが、 発芽前の種の状態だと水がなくても生存して機会を先延ばしできる。 発芽に必要な条件をばら撒き、なかなか発芽しない奴を混ぜてることで 全滅の危険を減らしている。 たまにその条件が厳しすぎて全く発芽しない奴がいたりする。 購入した種子の発芽率が 100% じゃない、というのも理由があるわけだ。

職場最寄りの肉屋に鶏ガラがないか偵察した結果、 その店が私の目的には使えないことが分かった。 ミンチカツとかの掲示が多くて、 どちらかと言えば惣菜屋寄りっぽい。 肉の種類についてもミノ・タンなど 焼き肉屋的な肉種しか掲示されていない。 時刻が早めだからか、陳列棚には何も入っていない。 店を覗いた時点で店主が電話していて、 それが終わるのを待っていたのだが、 なんか良く分からないジェスチャーをしつつも 電話をやめようとはしなかったし、 一言何かを伝えようともしなかった。 新規で一見さんに見えるとはいえ、 客に対する扱いがああである、ということだ。 人通りのない、商店街になり切れなかった場所にある商店だ。 店に卸しているだけの店なんだろう。 商品ラインナップから想像するに、 そもそも私は客ではなかったのだろう。

酒屋の野菜が安い。 スーパーより2〜3割安いぞ。

自転車どうするかなあ。 カゴ付きママチャリも悪くないよなあ。 自転車屋を幾つか回ってみよう。

ヨーグルト作りには雑菌が敵なので適宜 煮沸を行うべき。 煮沸工程はネットを見たところ完全に浸漬して沸騰させると 書いてあるものが多いのだが、 完全に浸漬せんで蒸気に当てるだけでも 殺菌効果がある温度まで行くような気がする。 我が家では哺乳瓶の煮沸もケースに少し水を入れてから 電子レンジ 2分で済ませている。 まあ 99.9 % か 99.99 % の違いのようなものだろう。 工業製品や長期保存のような失敗時にダメージの高いものなら 完全性の高い滅菌を目指すべきだろうが、 たかがヨーグルト、一回の失敗は 200 円以下の損失でしかない。 そんなに頑張る必要はない。

葱がなくなったという記憶があったので買って行ったが、 昨日買って切っておいた物が冷凍庫にあった。 まあ冷凍すれば十分に保つからいいんだけど。 白葱は今迄薄くスライスして使っていたが、 カミサンが十字に切れ込みを入れてから刻んでいたのを見て成程と思い、 真似してみた。

私のお腹に必要なのは、繊維質と乳酸菌。 ということで、ミューズリーとヨーグルト。

『メリダとおそろしの森』。 作業しながら横で流してるだけ、のつもりだったが、 ついつい見入ってしまった。 よく出来とるわ。 子供から見た躾けに口うるさい母親との対立と その解決を綺麗に描いている。 北欧のヴァイキング文化っぽいのがよく表現されているのが興味深かった。


2014年05月14日(水)

出勤時に自転車屋2軒見て回る。 どちらも綺麗な店構え。 両方とも店員から話しかけてくれた。 しかし片方は自信なさげにオススメを言うだけな感じ、片方はしっかり対応してくれた感じ。 買うなら後者だな。 最近はクロスバイクにカゴつけたようなのが出てるんだな。 この辺になりそう。

ついでなので商店街も開拓してみた。 通勤駅に隣接した商店街だが、 通勤方向と逆なのでほとんど入ったことがなかったのだ。 スーパーで鶏ガラ2羽を発見し、確保。 丸元本には水 3 L に対して鶏ガラ 6羽とあったので、 その量になるまで冷凍庫で蓄えておく。 効率的な食材調達には機動力が重要だ。 自転車があれば今日の移動時間は 30 分程度短縮が見込めた。 日々の行動としては同じ時間でより安い店を回れるということで、 経済的な効果も見込める。

豆苗いいなあ。 育ててる感じがすごい好き。 あと、お吸い物を作るときにわざわざ三葉を買うのも大袈裟な気がするが、 豆苗をさっくり切って使うと手軽で良い。


2014年05月15日(木)

「s と o で『そ』だね」と、 ムスメがローマ字のシステムを覚えてきた。 「i と p で『ぴ』だね」と言うあたり、まだ完璧ではないが。 学校で習うのは小学校3年生だったかな。 私は習うまでローマ字のシステムを理解していなかったぞ。

商店街の精肉店の位置を確認しておいて行ってみたが、 鶏ガラは扱っていないとのこと。 昨日のスーパーで鶏ガラ 4羽調達。 棚に陳列してあるのは 2羽 だけだったが、 店員さんに言ったらバックヤードから 更に 2羽出してくれた。 これで6羽揃った。 今日はまだ昨日の鳥はむスープが残っているから、明日だな。

ちりめん雑魚とゴマで玄米飯。 うまい。 栄養のあるふりかけだな。

丸元本にカレーはギーで炒めるとあった。 ギーの入手をどうすれば良いか分からんかったので調べてみたら、 作り方が幾つか見つかった。 やってみたが、漉すのが面倒だわ。 二度と作らない。 バターで十分。

鰹節を生活に組込みたい。 それには鰹節削り器が必要だ。 古式ゆかしい鉋箱で削るという手もあるが、 何かより便利な方法があればそれが好ましい。 ひらしょー邸で見たぐるぐる回して楽に削れるアレは 愛工業のオカカ7型だろうか。 とりあえずこれ以外なさそうな感触。 電動のものがあれば良いのだが、 私のグーグル力では業務用しか引っ掛らない。

鰹節削り器って、 学生の機械設計の課題に良いのではなかろうか。 でも鰹節のサイズに精度がない事と、刃物が入る事がちと面倒か。

1997年から乗っていたクロスバイク(GT, VANTARA)の最後の供養。 すなわち捨てる事を前提に分解することで、 仕組みを理解して私の経験に変え、 大型ゴミにならないサイズに小さくする。 しかし大変だ、こりゃ。 金払って捨てるのが正解。

明日 鶏ガラスープを作って、来週くらいに丸元レシピのカレーを作ってみるか、 と思い付くと俄かにカレー欲が高まった。 そういうところに帰宅したらカレーだった。 おお、何と素晴らしい事だろう!


2014年05月16日(金)

パスワードの類を、私は基本的に手書きでは渡さないようにしている。 0 と O, 1 と l, q と 9 なんかは気を使う人が多いけれど、 S と 5 などが判別し難い文字を書く人がいる。 Z と 2 も結構ヤバい。 大小文字の区別も面倒だ。 自分が誰かにとって判別し難い文字を書くこともありうるだろう。 メモ書きで、7 と 9 とが区別つかなかった人もいる。 書き手と読み手が別の場合には どの文字が判別つき難いのかは一文字ずつ確認しなければならない。 「『エル』とか振り仮名書いたらいいやん」とか言う人は、 そういう苦労をしたことがない幸運な人なんだろう。 パスワードの類は認証に必要とされるもので、 セキュリティ上の理由から認証に失敗した原因は通知されない事が多い。 失敗する原因が複数ありうる状況では、 失敗する可能性のある箇所を1つでも減らしておくことが重要だ。 パスワードを写し間違ってしまうと 他の箇所を全てクリアしていても絶対に認証を通ることがない。 コンピュータを使う上で、最も信頼のおけないデバイスは人間の目と手で、 普通にやれば 1%くらいミスったり誤認する可能性がある。 これを 0.1 % や 0.01 % にするために多大な労力をかけるくらいなら プリントアウトした方が良い。 しかもどんなにコストをかけてもゼロにはできないのだ。 手書きですべきだと主張する人は、自分の目と手でやるべきだ。 自分に見えないから読めとか、 書けとかいう人は手書きでパスワードを写そうとすべきではない。 相手が間違っていたときにその責任を自分が全て引き受けられる程には、 人間の精神は高潔には出来ていない。

鶏ガラスープを作ってみた。 丸元本では 6 羽で水 3 L と書いてあったが、 手持ちの鍋にギュウギュウに詰めても 4羽で 2.5L が限界だった。 ネットにあるレシピでは 1羽で 1〜1.5L と書いてるものがあり、 もうちょい薄めを狙って作っても良いものと思われる。 鶏ガラスープを作ったあと、食えそうな部分の肉をほぐし取ってみたのだが 冷凍しておいた。 月曜日にカレーを作ろう。 野菜カレーでも良いが、 ほぐした鶏肉を混ぜ込んだチキンカレーでもいいな。

さて、ついに念願の鶏ガラスープを作ってみたのだが、 夢の世界が広がっているわけではなかった気分。 このショックは食料に対する躾けに反する点に因る。 食える筈の部分を捨てる判断をせざるを得ない。 鶏ガラと言われても、骨の回りに肉が付いていて、 煮込んだあともこれらを取って食える。 食えるのに取らずに捨てるのは何だかとても悲しくなるが、 取るのには時間がかかりすぎる。 鶏肋と曹操も言った。 私が気にしすぎなんだとは思う。 買わなければ廃棄になっていたものだし、 他の人が買っても食われることは少なかろう。 心の痛みを無視して捨ててしまうのが最適だ。 じきに慣れるさ。 あと煮込んでいる間のニオイが結構強く、 その時間が長いのもちょっと困りどころ。

同じ OS、同じソースコード、同じ Makefile でコンパイルしても 計算機ごとにコンパイルで生成されるバイナリが異なる。 これはおそらく、計算機ごとに 微妙にハードウェア構成が異なり、 それに合わせた最適化コードを吐いているからだろう。 なので、コンパイルはそれぞれのマシンで行うべきだ。 しかしそれによって得られるメリットは、精々数パーセントの 効率改善に過ぎない。 その数パーセントのために見合う作業コストかどうかを考えなければいかん。


2014年05月17日(土)

ムスコが炊飯器の蓋をあける。 スイッチを押して動くのは、そら楽しかろうなあ。

ムスコが昼寝して私が家を離れられない間、 母が公園に遊ばせに行ってくれた。

ちらし寿司と海鮮丼の合いの子のような夕食。 美味かった。

子供らがなかなか寝ず。

ファイル名の一括変換というのはできるようになっておくと便利。 私は Ruby で作った自作プログラムを使っているが、 これを Windows で使えるようにするのも一苦労なので カミサンに勧めるわけにはいかない。


2014年05月18日(日)

淡一、すなわち淡路島一周。 セミプロ以上だと淡二とか、後ろの数字が増えるらしい。 何かおかしいよ!

4:30 起きで準備して 5:00 過ぎに家を出て、 5:40 頃に同僚の車にピックアップしてもらう。 東浦インターチェンジを出た道の駅近くの駐車場に止めて 7:20 ころに出走。 淡路島を時計回りに進む。 島の南の縁あたりの山場で登坂を幾つか繰り返したところで 左膝の裏の筋が痛み出し、 そのうち痛みが全ての筋に行き渡ってしまった。 スタートから 8 時間後(正味乗車時間 6 時間後)、 1周 160 km のところを、 120 km 地点手前で膝裏の筋の痛みに耐え切れずリタイア。

リタイア前、足の痛みについて同行者に聞くと まず足の攣りが疑われた。 原因として 塩分、糖分、水分の不足がありうるので、 これらを積極的に摂る。 普段の生活で塩は控えるようにしているのだが、 運動している時は摂らんとあかんもんなんだなあ。 結果的には、足の攣りではなかった。 膝の裏の筋が痛い場合はサドルが高く、 深いところまで足を伸ばしてしまっている事が疑われるとのことで、 実際これだった。 また、このとき若干ケツが足の踏み込みにつられて動いていたらしい。 ペダルが深すぎるということだ。 私は踏み込む時に踵を下げる癖があるようで、 これをアンクリングと呼ぶらしい。 よくない癖で、その分ペダルの実効深さが大きくなる。 おそらく、ショップで調整してもらったサドルの高さが、 普通の乗り手だと適切だったのが、 アンクリングの所為でやや高いということになってしまったのだろう。 サドルを 5 mm くらい下げただけで随分変わった。 自転車って調整の幅がタイトなマシンだなあ。

痛み方に対する原因の推測、というのは必要な知識だ。 これを同行者に私が正確に伝えられていなかった面があり、 このため原因の特定が遅れて ダメージが蓄積してしまった。

自転車のペダリングは 前方方向に伸びた楕円を意識し、 ややカカトを上げた状態の維持を意識すべきらしい。 踵を上げるように、爪先を前に差し込む意識でこぐようにした。 坂道に対する苦手意識が強く、 力んでしまっていると指摘された。 意識しないことを意識しよう。 また、後ろに重心を持つように意識すべきとのこと。

便が固く、鹿のそれのようにコロコロしていた。 脱水気味なんだなあ。 途中のトイレも尿が出そうで出ないとかだったし。 水分補給をもっと積極的にしないと。


2014年05月19日(月)

今日の便も固い。

ムスメを保育園に送った後、コーヒー豆を買いに行き、 次に痔の薬がなくなったので診察を受けに病院へ。 傷は大きくなくて毎回塞がるが、 しこりのようになっており、 そこに裂ける癖ができてしまっているらしい。 水分、野菜、ヨーグルトが重要と医者に言われた。 肉は控えるように、と言われたので 鳥はむは今仕込んでいる分を最後に暫くお休みだな。 次にダイキで調理用金属トレー、 電動ノコギリ用鉄工ノコ刃、 黒ポリ袋など。 スポタカで腰ベルトに吊る電子機器用バッグを購入。 サドルバッグも見たが、 自転車用品をメインで売ってる店じゃないので やはり品揃えが良くない。 高島屋でレンズ豆とヒヨコ豆を購入。 蛋白質量を維持したまま 野菜を増やすには豆だろう。 高島屋に入っている肉屋で 鶏ガラ 1羽 76円というのを見た。 ちょっと高い。 職場近くの商店街で野菜を幾つか購入。 スーパーで買うか、八百屋で買うかで 3割程度ざらに違う。 食材ごとにどこがいくらか、という情報をメモにまとめていこう。 自分の脳内だけでまとめるには情報量が多すぎる。

2ヶ月悩んだ自転車も買ってしまおう、と自転車屋。 しかし店員さんに話をしたあとに 体格とのマッチングが気になって跨がらせてもらったら、 やっぱり残念な感じだったので保留にさせてもらった。 歩きながら考えて、 まあ完璧を求めてはいけないんだろうと思い直した。 完璧を求めると 10万円クラスになって、盗難のリスクがさらに高まる。 なに、2万円程度のものだ。 十分に悩んだだろう。 これ以上悩むのは私の脳処理コストの無駄遣いだ。

Grid Engine の挙動がやっぱりよく分からない。 内部でどういう判断がなされているかを知る手段はないだろうか。 ある筈だと思うんだが。


2014年05月20日(火)

そうか、ムスメと一緒に保育園に通うのはもうあと2年間を 切ってるんだなあ。 その次はムスコでさらに 4年ある予定だが。

ムスメは急に黒子が増えて来たようだ。

昨日貰えなかった薬を薬局で受け取ったら、 駅に着くのがやや遅れて自転車屋が開く時刻になった。 覚悟を決めて自転車を買った。 軽快で、コストパフォーマンスは抜群だ。 クロスバイクっぽいといっても ちょっとそういう風味があるというだけで、 実際はほとんどママチャリだ。 カゴがついてるのが買い物に便利。 チェーンカバーがついているので 裾を縛らなくても巻き込まない。 泥除けがついているので路面が濡れているときでも 背中が濡れない。 前の変速ギアはなくなったが、通勤路は平地だから全く問題ない。 ロックがチャチいものの自転車に元々くっついていてコンパクト。 前の自転車につけていたワイヤーロックをサドル後ろに装着したので 気分によってダブルロックにできる。 ただサドルがかなり低いのが気になる。 もうちょっと壊れてきたら サドルのバーがもうちょっと長いのに交換しよう。

古い方の自転車はネジで分解できる部分はしつくした。 最後に残るはフレーム回りなので、 電動ノコギリで解体し、資源ゴミに出せるサイズにする。 今迄通勤に使っていて職場に置いていたが、 これを職場のゴミに出すのは気が引ける。 ちょっとずつ持ち帰り、自宅のゴミとして出すことにする。

最近、日記を書く速度が追い付かん。


2014年05月21日(水)

自転車の駐輪場の契約が月単位で、 下旬にさしかかった今契約するのは 勿体無いと思ってしまったが、 その考えは無駄だ。 今日契約することでどれだけの効果が見込めるかで判断すべきだ。 21 日〜31日の 11 日間のうち、平日は 8 日。 8往復 で 160 分ほど節約が見込める。 時給 1000円で計算しても 2500円分ほど効果がある。

駐輪場の管理事務所に聞いてみた。 商店街に近い屋外駐輪場は予約が一杯で半年くらいかかりそう。 3月まで使っていた やや遠い屋内駐輪場はそこまで混んではおらず予約すれば来月くらいから行けそうだ。 とりあえず屋内駐輪場の空き待ち予約をし、 それまで一時利用することにする。

低脂肪乳でヨーグルトを試してみたが、失敗した。 液の中の固形分の総量が少なく、 塊が半分で上澄みが半分くらいのものになった。 ちゃんと発酵しているかどうかも不安なので廃棄した。 1L 77円なので、まあその程度の損失。


2014年05月22日(木)

自宅の電話のコードレス受話器の電池がヘタった。 空けてみれば、ニカド電池2本直列がパッケージ化されたものだった。 赤色LED で リフレッシュしてみたところ 使えそうな感じになったが、結局数日でヘタレに戻った。 ニッケル水素電池であるエネループを簡単に接続してみたら 動きそうだったので、 ハンダ付けしてビニールテープでパッケージ化して接続したら ちゃんと動いた。 まだ戦えるぞ。

ヨーグルト増殖。 ビヒダスは菌がやや弱い。 カスピ海ヨーグルトがいいな。

口笛を吹いてやると、「お父さん、すごいねー」。 ムスメの知ってそうな曲で曲当てクイズをする。

鶏ガラスープに、鳥ガラのクズ肉、レンズ豆、セロリ、人参、ピーマンで適当にスープっぽい何か。 美味い。 レンズ豆いいなあ。

エスカレーターという言葉はエスカレイトという動詞が基になったのではなく、 エスカレーターという名前が先に決められ、 その後徐々に上がっていく、という意味のエスカレイトという動詞ができた ( BIP ブログ, 明 日 使 え る 無 駄 知 識 書 い て い け, 82)
ほー。 (cf. きづき 2014年01月28日。) なるほど、OALD にも以下のようにあった。
escalate 1920s (in the sense travel on an escalator): back-formation from escalator.

2014年05月23日(金)

工場が製品を出荷するとき、出口での品質のみが問われる。 製品に使われる部品が、工場に入荷した時点から どれくらい品質が向上したかが問われる事はない。 大学を工場に喩えるならば、 卒業時点での学生の能力の最低ラインについて保証すべき、 ということになる。 それが社会に対する責任として一番分かり易い形なのだが、 社会の全てからそういう見方だけがなされるとは限らない。 特に、学生やその保護者から見れば 「卒業できる・できない」 というのが最優先の評価となりがちだ。 卒業生を受け入れる社会の一般企業は、 大学生の能力をどの程度期待しているものなのだろうか。

全員を卒業させていれば教育体制に問題がなく、 卒業できない学生がいた場合に問題があると見做され易い。 現行の評価基準がそうであるならば、それに心を染めてしまった方が ラクなんだろう。 本来そういったことは運営に責任のある教授層が考えるべきで、 私のような下っ端は考えたとしても自分の考えを実行すべきではない。 私は組織の代表者ではないのだ。 この考えを心の中に仕舞っておいて、テキトーにやろう。 出世したらまた心の奥からほじくり返してやる。 この手の改革をするには、本当は学長程度でもまだ弱い。 やっぱり文科省の官僚や政治家に働きかけるだけの力がなければ 結局無駄だろう。


2014年05月24日(土)

カミサン仕事、私が子供と留守番。

公園に遊びに行くときにムスメが、 磁石を持っていって砂場で砂鉄を探す、という。 どうやら、ドラゼミの課題らしい。 私が小学生の時も学研とかでそういう話を聞き、 砂場に磁石を持っていったがくっついて来なかった。 当時は「ここの砂場には砂鉄がないからだ」と思ったが、 ありゃ磁石が弱かったからだろう。 ムスメは冷蔵庫に貼るようなマグネットシートを持って行こうとした。 それは弱い。 30年前の私と同じことになるだろう。 そこで、故障 HDD から取り出したネオジム磁石を持っていった。 近所の砂場でやってみると、 やはりマグネットシートではダメだったが、 ネオジム磁石では砂鉄が集まった。 やってはみたものの、ムスメは確認だけしたら気が済んだみたいで すぐに別の遊びにうつっていった。 興味が弱いか。 今度、 使い捨てカイロや脱酸素剤から採った砂鉄を瓶に入れ、 磁石で遊んでみてもいいな。

他の子が遊んでいるブランコの近くで拳大の石を投げて遊んでる男児がいたので叱った。 これは躾けておかないと他人に怪我をさせることになる。 それが私の子供になるかもしれない。 頭に当たったら痛いだろう、と言うと、「痛くない」と言う。 他人の子供だから手を出さなかったが、自分の子供だったら痛い程度に殴っていたな。


2014年05月25日(日)

家の書類整理。 投資信託なんかの月次レポートをエクセルデータに書き写して廃棄、 とか。

バジル定植。 使い捨てコップで作った育苗ポットは上手く機能した。 プラスチックコップは何の問題もなかったが、 紙コップで作った育苗ポットは耐久性がギリギリだった。


2014年05月26日(月)

駐輪場の一時利用は 1日1回100円。 金曜 23:00 に停車して月曜 9:30 に出庫したら合計400円かかった。 経過時間を 24 時間で割るわけではなく、 跨いだ日数をカウントしていると。 まあしゃあないんだけど、 金曜日の1時間のために100円余計にかかるのが悔しい。 普段は夜に停めて翌朝に出しているのは、 本来 200 円支払うべきところをオマケしてもらっている、 ということに気付いたが、 ヤブヘビになりそうなのでつつかなかった。 結局、駐輪場で空き待ちの一時利用のために、 かなり余計なコストがかかっている。 一月に 3500 円くらいかかる。 自転車が壊れている間も駐輪場を継続契約しておけば良かった、 ということになる。 まあ空き待ち予約になっている状況とか知らんかったので仕方ないが。

アスペルガーとか、高機能発達障害とか。 大学教育の現場では結構問題になっているようだ。 テストで良い点を取れるため、入学試験なんかはクリアできるが、 そのあとの教育で困難を伴う。 これらの名称を最近よく聞くようになったのは、 症状に名前がついたことによるのだろう。 過去であれば単に能力不足や努力不足と判断されて落第となっていたもの だろう。

もし、そういう人達に対する教育が困難で、 大学のような多人数を対象とする機関では対処できない、 ということを言いたいとする。 もしそうであるならば、 卒業できないような人は 入学選抜の時点で弾くようにしておかなければ道義がない。 現時点の入試システムで弾けないならば、 そういう人達でも能力を磨き、卒業できる教育システムでなければならない。 現時点では、法律によって受け入れるべきだと定められている。 大学には発達障害者への教育が求められている。

発達障害者の大学教育を国が促進しているということは、 大学卒業者を受け入れる企業は当然そのことを折り込んでいるわけだ。 そして、大学は発達障害者の認定機関ではなく、 大学も企業も自覚のない発達障害者を それと認定することはできないわけで、 企業は100人採用したら一定数はそういう人材が入っていることを 想定している筈だということになる。 「○○大学の卒業生はちゃんとしている」 というような評価が行われる事は幻想に過ぎない。 なれば、教員はそのような幻想に惑わされることなく とにかく粛々と卒業生を量産する仕事に専念すべきだ。 出口での品質保障のような教育をするとすれば、 それは国が明確にその方針を示した時からすべきことであり、 我々現場の教員は現状の通り発達障害者にも優しい教育をすべきだ。

大学全入と言われるように大学教育の普及が進み、 「誰でも入れて誰でも卒業できる」と世間から見做されるようになった という側面もあるだろう。 しかし私個人のことを考えると、 そういう側面があるからこそ私も大学教育を受けられて、 大学の教員になれたのだと言える。 私は大学教育の普及の恩恵を受けているのだ。

発達障害者支援法ができたのが一つの転機だったんだろうな。 そのときに別の道はあった。 発達障害者を判断する評価方法を確立し、 発達障害者向けの専門の高等教育機関を準備する方向だ。 だが、その方向に日本社会は向かなかった。 そうならなかった。 一市民としてはある方向を指向していても、 大学教員としての私は社会の決めた方向に沿って動くべきだ。 この方向を変えたいのならば、 大学教員だけでなく社会全体を巻き込み、そこに問題があって 変えた方が社会が良くなるとと思ってもらう必要があるが、 たぶん組合とか人権派とかの方向性と 反対なのできっと上手くいかない。 社会がこうなるのは必定だったと言える。

まあそれはそれでいいんだけど、 「それだったら文科省は国際競争力とか言うなよ」とも思う。 その補助人員のための予算をつけてくれるわけでもないし。 予算を付けずにやることというのは 大雑把に言えばリソースの割り振りを変えるしかない。 教育・研究に振り分けられる筈だった人的リソースが 使われる事になる。


2014年05月27日(火)

論文の方法の章の骨格を作り、 結果を確認したら条件が間違っていた。 計算し直し。 ついでに計算機の管理を少々。 まあちょっとは前に進んだ。

WHITE ALBUM2 に宮崎吐夢が出てた。


2014年05月28日(水)

今日はムスメのピアノレッスン日なので いつもより口笛を入念に。 カエルの歌を吹いてやると、ムスメが「それ弾ける」と言い、 「ドレミファミレド」と歌ったり。

ムスメのためにピアノを購入することにした。 これを機に私も練習を始めよう。 元々、土曜日は一日 子供のために時間を使うことに決まっている。 その時間に私が練習しようとすることで、 きっとムスメの精神にも負けじと練習しようとする力が働く筈だ。 私は元々楽器演奏が嫌いではない。 小中学生の頃は 野球や友達と遊ぶのが楽しすぎてピアノにリソースを割けな かっただけだ、きっと。 ムスメとピアノの取り合いを演ずるのは、 ムスメに対して良い効果が期待できる。


2014年05月29日(木)

プランター栽培をしていると、 間引くという処理が自然と入ってくる。 全ての苗を健全にのびのびと育てることはできない。 自然の摂理と同じ。 人間社会は人間を重視し、 間引くということができない。 そのこと自体はとても優しく、好ましい。 だが、その間引かぬ姿勢は自然から受ける力に 逆らうものであることを意識し、 自然に対するの反逆の意志と余分なコストの覚悟を持つべきだ。

以前作ったプログラムのエラーの対処が面倒なことになっている。 いつもの私の癖で、 全てを1コマンドで済ませようとした作りになっている。 これは本当に、私の良くない癖だなあ。 機能を分割することをもっと考えないと。

カミサン作のコンニャク入りお好み焼きが美味い! 心斎橋とかでも売り物になるんじゃないかな。 プリプリの食感とボリューム感、そこはかとないヘルシー感。


2014年05月30日(金)

昨夜のお好み焼きの コンニャクは残り物の処理に困っての物だったそうだ。 しかし アク抜きをしっかりしたりとか手間なことをキチンとやった上 のもので、確かに泥臭さなんかはなくなっていた。 やるなあ。

コリアンダー・パクチー・香菜(シャンツァイ)は 基本的には同じ種の植物を指す。 コリアンダーが英語で、パクチーがタイ語で、香菜が中国語とか そんな感じらしい。

コリアンダーの葉は保存に向かない。 スーパーのスパイス・ハーブコーナーで見た覚えがあったので 葉を乾燥させてみたが、 摘んだ翌日くらいにはベシャベシャに崩れてしまう。 濡れ新聞紙に包んで冷蔵庫乾燥での成功例は幾つかあるようだが、 それなりにみんな苦労している模様。 根ごと引き抜いて水差しにしておくのが定番らしい。 なおスーパーで売っているコリアンダーは、 葉ではなく種の部分だったようだ。

コリアンダーとイタリアンパセリを比較すると、 コリアンダーの方が早く葉が伸びる。 コリアンダーの茎はナヨナヨしてるし、摘むとすぐにダメになる。 組織がヤワいということだろう。 日光を得る良いポジションを取るべく、 安普請でサクサク作ってスタートダッシュで稼ぐ戦略だ。 イタリアンパセリは対照的で、やや遅いものの、 茎・葉がしっかりしていて、 摘んで水差しにしていても痛みにくい。 たぶん組織がしっかりしていて、 先行逃げ切り型植物が枯れた後の繁栄を狙った戦略だろう。 この辺、草と木の戦略の違いに似ている。

コリアンダーの栽培は、 1つのプランターの中で播種の時期を2週間くらいずつ ずらして順次収穫していく物らしい。 成長が速く、かつあまり大きく育たないからだろう。 ということで追加の播種をしてみたら2〜3日で発芽したように見える。 4月は10日くらいかかったが、 気温の効果が大きいのだろう。 ひょっとしたら4月に蒔いてから眠っていた種が丁度発芽したのかもしれんが。

コリアンダーは種子から根の先が出たものの 土に上手く刺さらなかったり、 種子の殻から葉が上手く出られなくて そこで干涸びてるのが散見される。 ちょっとだけ土をかけておく、というのは、 顔を出した根の先を乾燥させずに土の中に戻すのに 有効なんかもしれん。

『二代目はこすぷれーやー』。 その後の話の方針を全て把握できる、素晴らしい第1話だ。


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