竜山鉱山(岡山県久米郡久米南町中籾)   1/2    
             たつやま こうざん      Photo:2007.01   更新:2008.11

 竜山鉱山の歴史はあまりよく分かっていません。いつごろ発見されたかも不明です。ただ1950年代中頃(昭和30年代)に主に銅を産出していたという記録があります。
                                  


 だいたいの住所をナビに入力して走りましたが迷子になりました。結局、地元のおばあさんに聞いてやっとたどりつきました。この近くの県道までくれば上の写真の風景が道路から見えます。さ〜、行ってきます。   かなりいたんでますね。ほとんどが木造だからか傷みが激しいようですね。ここに選鉱所を建設した、ということは坑口はこの後ろの山の何処かにあるんでしょうね。登ってみないと分かりませんが上の方にはトロッコのレールなどがあるんでしょうか?。


 ここはホッパーですね。下の穴から選鉱」された鉱石をトラックかなにかに積み精錬所まで運搬していたのでしょうか。


山の斜面にこれだけがポツンと建っているというのも何か変ですね。同じ斜面の周辺に何か関連施設があればなんとなく”なるほど”とも思うのですが。  左のアップです。中に入りたかったのですが上に上がる道がなかなかみつからなくて、それとちょっと足元が危険そうなのであきらめました(引き返すのも勇気・・・)。結局外から見ただけです。


選 鉱所のすぐそばにありましたが?まさか逃亡者の監視所?ちがうよね〜。  前の道を南に川に沿って下った箇所から後ろ側を撮りました。右側にちょこっと見えるものが選鉱所です。


 上の写真からもっと南に下った場所。単なる排水溝?インクラインの跡ではなさそうですね。  ズリですね。ここはそれほど大規模ではなかったみたいです。この写真の右側にもズリ捨て場がありましたがここと同様、比較的規模は小さい。


 ここの鉱山の詳しい情報がありませんのでどんな施設がどの程度の規模で何処にあったのかが皆目分かりません。写真の用壁のようなものもちょっと何のものかが分かりません。手前の川に沿ってしばらく続いていました。 ここもズリ場ですね。


 10分ぐらい南に下ったあたりに川の反対側になんとなく裏山方向に登る道がありました。途中まで登ったのですが普段の運動不足がたたり、心臓バクバク、足ガクガクでUターンでした。鉱山めぐりの前にからだを鍛えないとダメですね。ハンセー!  これは今までとは逆に川に北側に沿って登って行った途中、左側にありました。二つの四角い穴はホッパーのようでした。しかしあまりに規模が小さいので???という感じです。この付近には緑色の石がたくさん転がっていました。私には石の知識が皆目ですのでわかりません。


 上の写真の川を挟んで反対側を見上げるとこんな構造物が。山の中腹でしたが何か鉱山関連の物でしょうね。左の方には坑口らしきものも見えますがなんとなく”狸掘り”っぽい感じで試し掘りでしょうか。下からではこれが限界です。  車まで戻る途中の方向から撮った(北→南)一枚。冬だったのでよけいにさびれ方が物悲しさを助長します。


 県道から入ってきた道を逆に撮ったもの。右側の建物は事務所のようだった。左の平屋も倉庫のようなもの。


 帰途の途中の県道から。上から見るとこんな風である。L写真の左側に何かレールようのものが。選鉱所の後ろ側にはなにかがあるようにも見えますが・・・。


 この山の中に銅産出の坑道がある。今はどうなっているのか分からない。他鉱山と同様、坑口をコンクリートで塞いでいるのか、土で埋め戻しているのか、そのまま放ったらかしなのか何も分からない。分かっているのはキノコの栽培や酒の熟成保管など再利用されている可能性がないということである。



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