万 田 坑    (2/3)     



 ニ坑口に向かうトロッコレール。レールは複線ですね。赤く錆びているのはかつてのケージ。  何のトンネルか分かりませんが大きさは小さかったですよ。中は真っ暗でストロボでこんな風に撮れました。


 ここはいろんな物の修理施設。木工とかボール盤とか溶接とかそう云った工具類がたくさんあった。


 この通路は元の第一竪坑に通じている。第一竪坑櫓は北海道の炭鉱に移設されて今はもうない。 上の写真とはまた別のものです。


右側のものは第一竪坑櫓の基礎です。 土で埋めてブロックで塞ぐ途中ですね。


 このコンクリートの固まりは第一竪坑櫓の基礎のもの。手前の金網の向こう側に第一の坑口がある。今は入れないが埋め戻しはせずに金網で塞いでいる。何でも上に立つと下から冷風が吹き上がってくるとか。


 第一竪坑の坑口。金網で塞いでます。フエンスでこれ以上ははいれません。なんでも上からのぞくと竪坑の崩落防止用の周囲の枠がキレイに見えます。


第一から第二を望む。。 周囲の町並みを望む。


 文字どうり足元から撮る。R写真は滑車部分のUP。これで地下270mまで上下する。


基礎の内側。 櫓の基礎の上からトロッコの切り替え部分を望む。


何気なく撮りましたが・・・。 関連施設。


 ワイヤーや鎖や滑車、ターンバックルなどがまだそのままあった。 グリースやオイル缶や塗料などがおいてあった。


上の修理施設の内部。木工作業場のようである。


ウインチの位置的にトロッコ作動用でしょうか?。  L写真とは別の敷地のはずれに転がってましたがやはりスクラップでしょうか。


 ここから第二竪坑やぐらに行く。


 第二竪坑やぐらの手前にあった案内板。かなり傷んではいるが・・・。


各種の仕様。やはりモールス?ですね。 巻上機は300馬力。巻上速度は毎分/270メ−トル。  


 万力(バイス)は長く使ってないようですね。ホコリだらけでした。ボール盤は古いタイプですね、今でも使ってますが。


 一升ビンがあるからと云うわけでもないでしょうが”火気厳禁”。 敷地のはずれから撮影。


 やはり読みづらいですね。  三池炭鉱・万田坑よ、さようなら。来てよかったです。壊されるんじゃなかろうかと思い急ぎ時間の都合をつけてきましたが本当に来た甲斐がありました。保存かどうかの確認がなかなかとれなかったから。機会があれば是非また来たいものですね。それまでのしばしの別れです。


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>続く<